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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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始めまして。私は、内科のクリニックで看護師として、H21年9月から今の職場に勤務しています。(43歳女性) 医師、

解決済みの質問:

始めまして。私は、内科のクリニックで看護師として、H21年9月から今の職場に勤務しています。(43歳女性)
医師、看護師、事務、の3人で働いています。

今回は、事務のIさん(34歳女性)の事でご相談させていただきます 。
Iさんは、クリニック開院当初から勤務されています。私は1ヶ月遅れての入職でした。
医師は、平成22年4月からクリニックの院長として、勤務されています。

最初2ヶ月は、私の事を褒め、とても親切にしてくださいましたが、ある日突然、人が変わったような態度になりました。思いあたることは無かったのですが、私に対して怒っているようでした。

しかし、数時間経つと、機嫌が良く、何事も無かったかのように普通になります。
気分屋なのかな?と軽く考えていました。

そんなある日、「忙しくて、だめになりそう。精神科に行ったほうがいいのかと思うことがある」と相談されたのですが、その時は勧めることができませんでした。

戸惑いを隠せないまま働いていましたが、だんだん、エスカレートし、怒りを物にぶつける(目の前の引き戸やカーテンを勢いよく閉める 電話の子機を渡す時、私が触れた子機に触るのがいやだったらしく、2本の指で電話を受け取る 一瞬、電気を全部消す(窓のない職場なのですが) 私が部屋に入っていくと出て行く、会話がいやなのか、何でも置手紙で用事をすませるなど、子供じみた態度や行動をとるようになりました。(先生の見えないところや、いない所でする事が多いです。)

上司から注意してもらい、最近はそういう行動も少なくなってきてはいます。でも、感情の起伏が激しく、待つ事ができず、患者様に影響してしまう事もあり困っています。

院長に対しても態度が悪く、トラブルになり、院長自ら法人の本部長に直訴し、話し合った結果、「法人としての見解は、彼女は、軽度のパーソナリティー障害である事は認めるが、仕事ができないほどではなく、治療が必要なほどでない。従って、解雇できないし、移動もさせられず、精神科への受診を勧める事もできない」とのことでした。
1年待ってこの結論でした。

彼女が診察を受けたわけではなく、この見解をしたのは、開院から半年ほど、クリニックの院長をしていた、心療内科の先生です。。
その先生に対しては、彼女は普通に接していましたが、彼女の気分の移り変わりは目の当たりにしているはずです。
今でもその先生は週に1度、クリニックに内科の診察をしに来ていますが、その日の彼女は別人のように普通にしています。

でも、今の院長も私も、仕事を一緒にやっていくには、治療が必要なように感じています。
感情の起伏が激しく、待てない、意見が違うとドアを勢いよく閉める、会話をするのが嫌なようで、置手紙なのですが、私がメモに気づかない事もあり、事故につながりかねません。
一緒に働くのが、怖いです。

そこで、長く一緒に働いている私が、精神科や心療内科への受診を勧めることになってしまいました。

1年前、私は、彼女と正面から向き合い、話をしようとしたのですが、Iさんは、「心を割って話をする事もできないし、仲良くはやっていけない。日常のたわいも無い会話がストレスだ」と言われました。
その1ヶ月前には「仲良くやっていきましょう」と言われたのですが・・・・

彼女に嫌われている私ですが、最初に相談を受けたときに受診を勧められなかった責任を感じ、逃げるわけにもいかないと思うのです。どのように彼女に勧めたらよいのでしょう?

私が考えているのは、パーソナリティー障害の事は言わず、「最近、お昼も食べずに眠っていて、心配しています。具合が悪そうだから、カウンセリングや心療内科を受診してみたら?」と言ってみようと思うのですが。

もう一つ、質問させてください。
パーソナリティー障害は、自殺が多いと聞きます。遺伝ではなく、世代で受け継がれるとも聞いています。
彼女の叔母に当たる方が2人、自殺をされているそうですが、受診を勧めることで、自殺につながったりはしないでしょうか?
現に、去年の12月に、患者のご遺体を前にして、「近い将来お会いする事になると思います。その時はよろしくお願いします」と声をかけていました。心配です。
長いメールで申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

誠に失礼ながら、そして残念なことに、相談者様や貴クリニックのその他のスタッフの方々は、パーソナリティ障害に関して重大な誤解をされています。
精神科/心療内科を受診すればパーソナリティ障害が治る、という誤解です。

ご記載を拝読するに、くだんのI様は境界性パーソナリティ障害の診断基準を満たす可能性が高いでしょう。
しかしパーソナリティ障害とは、「病的なほどに偏った性格」といったほどの意味で、狭義の病気ではありません。性格の6割は遺伝によって決まると言われていますから、パーソナリティ障害にも家族性があります。

医学的介入がいくばくかなりとも有効なのは、I様ご自身がご自分の性格に苦しみ、自ら受診をし、治療を希望した場合のみです。
周囲が説得して受診させても、お互いの関係を悪化させるだけの結果に終わるでしょう。
自殺のリスクがあるかどうかまでは判じかねますが、当てつけにリストカットくらいはするかもしれません。

相談者様はI様に好かれても嫌われてもいません。
人格障害者の対人距離のとり方は常に「全か無」「敵か味方か」なので、I様は相談者様が大好きと大嫌いの間を行ったりきたりしているはずです。
「見捨てられ不安」が強いので、相談者様がI様の意に沿わないことを言った途端に、相談者様は「敵」と見做され、猛攻撃を受けます。
逆に、I様が気に入るような言動をとる人には徹底して擦り寄った言動を見せるでしょう。
そうやって、人格障害者は周囲の人々を「操作」するのです。

相談者様が責任を感じられる必要は毛先ほどもありません。
相談者様がI様に精神科/心療内科受診を勧めることに毛先ほどのメリットもなく、リスクだけは間違いなくあります。

よって、I様を精神科/心療内科に受診させるという作戦そのものに意味がないのです。率直に申し上げて、治療意欲の無い人格障害者を押し付けられた精神科/心療内科側は不快感すら感じるでしょうし、治療のしようがないですから、そのまま何もせずにリリースするでしょう。その意味でも受診させる意味はありません。

人格障害者に対する最善の接し方はできるだけ接しないようにすることです。
事ほど左様に、人格障害者というのは扱い難い人々なのです。

相談者様たちがとれる方策は、I様がクリニックにもたらした損害を証拠とともに細かく記録に残して、法人にもういちど解雇を進言することでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。
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