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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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自分がアルコール依存性かどうかをチェックしたいのですが、どうすればいいですか?

質問者の質問

自分がアルコール依存性かどうかをチェックしたいのですが、どうすればいいですか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

「飲み過ぎでブラックアウト」しても、病的酩酊の可能性があるとは言えますが、必ずしもアルコール依存症とは言えません。アルコールに限らず「依存症」と呼ばれるためには、依存する対象が無くなった時(お酒の場合は断酒した時)の離脱症状(いわゆる禁断症状)が認められなければなりません。

アルコール依存症の質問票としては久里浜アルコール症センターが作成したKASTKurihama Alcoholism Screening Test)が有名です。

【アルコール依存症(重篤問題飲酒者)の自己診断】
http://www.m-junkanki.com/kennsinn/kennsinn_alcohl.html

また、現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)におけるアルコール依存症の診断基準は以下の通りです。
本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【アルコール依存症】

以下の3つ(またはそれ以上)が、12カ月の期間内のどこかで起こることによって示される。

(1) 耐 性
(a) 酪酎または希望の効果を得るために、著しく増大した量の飲酒が必要となる。
(b) 同じ量の飲酒により、著しく効果が減弱する。

(2) 離 脱
(a) 飲酒に特徴的な離脱症候群がある。
(b) 離脱症状を軽減したり回避したりするために、飲酒する。

(3) はじめに考えていたより大量に、またはより長い期間、飲酒することがよくある。
(4) 飲酒を中止、または減量しようとする持続的な欲求または努力の不成功のあること。
(5) 飲酒するために必要な活動、飲酒、または、酔いからの回復などに費やされる時間が長いこと。
(6) 飲酒のために重要な社会的、職業的または娯楽的活動を放棄、または減少させていること。
(7) 精神的または身体的問題が、飲酒によって持続的、または反復的に起こり、悪化しているらしいことを知っているにもかかわらず、それでも飲酒を続ける。

いずれかの基準を満たしていそうな場合はアルコール専門外来・病棟をもった精神科を受診されることをお勧めいたします(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)。
仮にアルコール依存症の基準を満たしていなくとも、「不安になってます」ということならばアルコール外来を受診されるべきでしょう。依存症でなくても、問題飲酒行動があるというだけでやはり取り返しのつかないことになりかねません。
いずれの場合も、治療法は、詰まるところ「断酒」です。「程よく適量を飲むことにする」という治療目標が守られるはずもないことは、相談者様にもご理解いただけるのではないかと愚考いたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。
Kurihama Alcoholism Screening Testの結果はいかがなものだったでしょうか。

結果いかんでは、勇気を出して受診をして下さいね。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
DSM-IV-TRの基準の方はいかがだったでしょうか。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
このチェックリストも有用です。

【アルコール依存度チェック:ヘルスチェック】
http://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/check/sake/index.html
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
その後、病院で診察してもらった結果、自分はアルコール依存症ではないと診断されました。

他方、自分の行動にDVがあるとか、家族に対して多大なる精神的ス トレスをもたらしているとずっと主張していた妻に対して、その場の医師が妻自身の精神面を診てもらった方がいいという指摘をもらいましたが(アルコール依存症専門なのでご自身の分野外と言いながらも)、この場合、どういう所に行けばいいのでしょうか?

また、夫婦間の「こじれ」を多少なりとも緩和させるためにも、カウンセリングを受けるように勧められましたがどのようなところの門戸をたたけばいいのか一向に見当がつきませんので、何かとっかかりとなるような情報をいただければ幸いです。

追加情報 (オプション):
性別: 男性
年齢: 男性

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アルコール専門の医療機関を受診されたとのこと、まずは正しい判断をされたと思います。
追加の上記ご質問が別スレッドで立てられていますが、こちらのスレッドにおける私の回答はお役に立たなかったでしょうか。

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