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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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はじめまして。 現在うつ病と戦いながら投薬治療で6年が経過しようとしています。 昨年、今までほとんど仕事のない状態から3人分の仕事を受け持つようになり、それを克服しようと 死

解決済みの質問:

はじめまして。
現在うつ病と戦いながら投薬治療で6年が経過しようとしています。
昨年、今までほとんど仕事のない状態から3人分の仕事を受け持つようになり、それを克服しようと
死に物狂いで頑張って、気がつくとうつの状態が消え、以前にも増して精力的に活動ができるように
なりました。
ところが、GW明けからまたうつの状態が突然襲ってきて、だんだん会社に通うことができなくなって
しまいました。
色々調べているうちに「双極性障害」という言葉にたどりつき、調べてみたところ、この半年間の
状況がまさに軽躁状態だったことに気がつきました。
「自分でも不思議なくらい気分が爽快。元気で、やる気がある。バリバリ仕事ができる。」「夜あまり
眠らなくても平気。」「自信を持って話すことができる。他人からの忠告が受け入れられず、自分の意見が
良いと思える。」「いろいろなアイデアが次々浮かぶ。」「お金の使い方が多くなる。」という、双極性障害の
躁 転の症状がすべてあてはまります。
主治医にすぐに紹介しましたが、現在の療法でリーマスを処方しており、躁の抑止効果もあるので
経過観察したい、とのことで、いろいろ調べてもその通りであることは確認できました。
しかし会社にいけないのは大変困ったことであり、会社に行くための要因を考えると、現在ストレッサーに
なっている要因jを取り除くべきかと思います。
具体的には軽躁の時に、自分で決めてしまったことをひとつづつ取り除くことかと思っています。
1.軽躁状態の時に決めてしまった難易度の高い資格試験受験の断念(これが今回の直接のトリガーになっているような気がします。」
2.現在関わっていて実質主導権を持ってしまった会社のプロジェクトメンバーからの脱退。(かなりかき回してしまった気がします。)
3.リーダー・メンバーへの病気の開示。(リーダーは病気を知っていますが、メンバーは知りません。)
以上がこの3日間考えて自分なりにストレッサーを取り除こうと考えたことです。また認知療法や対人関係
療法もこの休みの間にアマゾンで取り寄せて勉強しました。現在の診療内科の先生は投薬専門なのですが
特に不満もないためそれはそれとして続け、こういった心理療法を自分で試していきたいと考えております。
自分なりに考えてこのような方向性を出してみましたが、この方向性で問題がないかご教示いただければ
幸いです。どうか宜しくお願いいたします。
(なおEAPの先生との相談では、軽躁症状は人によって差があるため、自身の判断ではなかなかしにくいと
いうアドバイスをいただいています。)

※現在の処方薬は以下のとおりです。
ロヒプノール錠2・・・2mg:1錠、リフレックス錠・・・15mg:0.5錠、
デプロメール錠50・・・50mg:2錠(以上夜1回)、リーマス錠200・・・200mg:1錠、
(朝、昼、晩各1回)、サインバルタカプセル・・・20mg:1錠(朝1回)
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

結論から申し上げれば、相談者様が考えられている「方向性」は根本的に間違っていると考えます。
双極性障害は単極性のうつ病と比べて「脳の病気」としての要素が強く、薬物療法の重要性が相対的に高くなります。

双極性障害(躁うつ病)の患者様の7割がうつ状態で発症し、それは普通のうつ病と臨床上区別がつか ないため大多数の患者様は当初はうつ病と診断されます。 しかし経過中に躁状態が現れると躁うつ病に診断が切り替わり、治療方針も変わります。

躁うつ病とうつ病は全く異なる病気であることが分かっており、病像が似ていても、躁うつ病の患者様 のうつ状態に抗うつ薬を投与しても効果がありませんし、むしろ躁転や急速交代化、難治化といった、 病状の複雑化を招きます。

躁うつ病の治療は薬物療法が中心で、気分安定薬と呼ばれる、気分の幅を一定に収めるお薬が用いられ ます。薬剤名としては、リーマス、デパケン、テグレトール、ラミクタールなどが気分安定薬にあたり ます。 これらのお薬は躁うつ病の躁状態にもうつ状態にも有効で、継続的な服薬を続けることで病相予防効果 もあります。

相談者様は、百害あって一利無しの抗うつ薬、それも力価が高いものを2剤も服用されています。これを服用していても相談者様のうつ状態は良くなりませんし、却って難治化・複雑化が進むでしょう。

また、主治医はリーマスを服用しているから大丈夫と仰ったとのことですが、リーマス(炭酸リチウム)の血中濃度は測定されていますでしょうか。
このお薬には有効血中濃度があり、その濃度に達していなければ効果が得られないため、血中濃度を測定しながら用量を調整しなければなりません。通常、有効血中濃度を得るために必要なリーマスの1日量は800mgいj以上であり、200mgしか服用されて いない相談者様は気分安定薬を服用していないも同然です。

本来の病気の治療薬を服用しておらず、悪化させるお薬だけを服用している現在の相談者様が、今後改善への経過を辿る可能性は低いと言わざるを得ないでしょう。

まずは適切な薬物療法を受けられ、足場を固められた上で心理療法を試みるのが正しい順番だと言えます。

なお、この休みの間の相談者様の活動度を拝読しますに、とてもうつ状態にある方の行動とは思われません。現在も軽躁状態、もしくは躁うつ混合状態にある可能性はないでしょうか。

方向性の1.-3.についても、本来的には病状が安定されてから決められるべきでしょう。病状が不安定な時に下した決断はのちのち後悔の種になることが少なくありません。

以上、ご参考になれば幸いです。


質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山様

早速のご回答を頂きどうもありがとうございました。

非常にわかり易いご回答、方向性の間違いについてもよくわかりました。

本日午後主治医に再診にいく予定ですが、いただいた内容をセカンドオピニオンとして

開示させていただくことは問題ありませんでしょうか?

また、本日で会社を休んで3日目になりますが、出社は病名と方向性が決まってからに

したほうがよろしいでしょうか。(有給があるため、今週いっぱいは休暇可能です。)

よろしくお願いいたします。

服部 賢治

質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山様

早速のご回答を頂きどうもありがとうございました。

非常にわかり易いご回答、方向性の間違いについてもよくわかりました。

本日午後主治医に再診にいく予定ですが、いただいた内容をセカンドオピニオンとして

開示させていただくことは問題ありませんでしょうか?

また、本日で会社を休んで3日目になりますが、出社は病名と方向性が決まってからに

したほうがよろしいでしょうか。(有給があるため、今週いっぱいは休暇可能です。)

よろしくお願いいたします。

服部 賢治

質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山様

早速のご回答を頂きどうもありがとうございました。

非常にわかり易いご回答、方向性の間違いについてもよくわかりました。

本日午後主治医に再診にいく予定ですが、いただいた内容をセカンドオピニオンとして

開示させていただくことは問題ありませんでしょうか?

また、本日で会社を休んで3日目になりますが、出社は病名と方向性が決まってからに

したほうがよろしいでしょうか。(有給があるため、今週いっぱいは休暇可能です。)

よろしくお願いいたします。

服部 賢治

質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山様

早速のご回答を頂きどうもありがとうございました。

非常にわかり易いご回答、方向性の間違いについてもよくわかりました。

本日午後主治医に再診にいく予定ですが、いただいた内容をセカンドオピニオンとして

開示させていただくことは問題ありませんでしょうか?

また、本日で会社を休んで3日目になりますが、出社は病名と方向性が決まってからに

したほうがよろしいでしょうか。(有給があるため、今週いっぱいは休暇可能です。)

よろしくお願いいたします。

服部 賢治

質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山様

早速のご回答を頂きどうもありがとうございました。

非常にわかり易いご回答、方向性の間違いについてもよくわかりました。

本日午後主治医に再診にいく予定ですが、いただいた内容をセカンドオピニオンとして

開示させていただくことは問題ありませんでしょうか?

また、本日で会社を休んで3日目になりますが、出社は病名と方向性が決まってからに

したほうがよろしいでしょうか。(有給があるため、今週いっぱいは休暇可能です。)

よろしくお願いいたします。

服部 賢治

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信ありがとうございます。

 

このやりとりを開示していただくことについては特に問題はありません。

日本うつ病学会が患者様向け、医師向けの治療ガイドラインを開示していますから、これらを持参されてもいいかもしれません(こちらの方が権威があるので)。

 

【日本うつ病学会:双極性障害(躁うつ病)とつきあうために】
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/

 

【日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅰ.双極性障害 2012】

http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/120331.pdf

 

出社は、出来る状態ならされてもいいとは思いますが、ご自分でも気付かずに軽躁状態になっている場合は新たなトラブルの元になりえますので、主治医とよく相談されるのがよいでしょう。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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