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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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海外駐在になり、夫が元気ありません。もともとストレスに弱い人間です。 レストランでもオーダー以外はほぼ無言。必

解決済みの質問:

海外駐在になり、夫が元気あり ません。もともとストレスに弱い人間です。

レストランでもオーダー以外はほぼ無言。必要最低限しか話さず、子供たちにも
「俺は疲れたから早く食べ終えろ。」と言って、その場でウトウトし始めます。
普段は家族に事務的な話しかせず、子供をかわいがるとか、優しく話しかけるとかはないです。
何かにつけて「早くしろ!」
事前に授業参観だから、と言っておくと仕事でなければ行くのですが…。
もう少し子供たちに知恵を授けるような父親らしい態度を求めるのですが逆切れされます。

数年前に夫に不倫をされて、夫婦間は何回も大ゲンカし崩壊しています。
別居も試みましたが、距離は離れていく一方で改善はありませんでした。
仕事は遅くまでしているのか、女と遊んでいるのかは分かりかねますが、
「会社の仲間と食べて飲んできた」と毎晩0時過ぎです。
疲れやすく、何か話してもイライラしています。
持病は高血圧で降圧剤を服用しています。体もだるいと言っています。
そのくせ自分の身だしなみは気にするたちで、体裁をきにします。
落ち着かない様子でいつも周りをちらちらと見回しています。

家族には愛情があるのか?分かりませんが、会話はとても少ないです。
愛のない家庭をおくるより、いっそ離婚してしまいたいと思う日々です。
私もつらい日々から適応障害の薬を処方されています。

夫は自己愛性人格障害とかモラハラとか、そういった類の症状なのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

ご記載を拝読する限りはご主人が自己愛性人格障害の診断基準を満たすようには思われません。

モラルハラスメントは病気ではありませんし、それに相当する行為がご記載中にあるようにも思いません。

少なくともご主人が医学の対象となる方だという印象は受けません。
ご記載はすべてご家庭におけるご主人の言動に関するものですので、これだけから、ご主人の精神病理をはんずることは困難ですが、家庭内不適応のような状態である可能性はあろうかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。

******************************************
現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における自己愛性パーソナリティ障害の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

【自己愛性パーソナリティ障害】
誇大性(空想または行動における)、賞賛されたいという欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人期早期に始まり、種々の状況で明らかになる。
以下のうち5つ(またはそれ以上)で示される。

1. 自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績やオ能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)。
2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3. 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達に(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。
4. 過剰な賞賛を求める。
5. 特権意識つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
7. 共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
9. 尊大で傲慢な行勤 または態度。
質問者: 返答済み 5 年 前.

家庭内不適応とは具体的にはどのような事柄でしょうか?

自己愛のことは私も調べましたし、条件も揃っていると思います。

①プライドが高く、昇進できなかったことを執拗に問い詰め神経質になる。

②俺に恥をかかせるな、と家族に怒り始める

③レストランの席やホテルの部屋にや態度の悪いスタッフに不満を持ちすぎ、

クレーマーとなり、不当な扱いに怒りだす。

④空気を読まずに自分本位で家族や周りの感情をくみ取らない。

⑤「俺って~だからすごい。」と本気で思っていて、それが叶わないと

イライラしだす。

⑥威圧感があり協調性がなく、迎合することがない。

モラハラかな?と思うところは。。。

①無視する・返事しない・暴言を吐く・舌打ちして私の思考を抑制する

②金遣いは荒いが、家族のそれには厳しい

③自分の非を認めず、相手のせいにする

④他人の非を見つけては優越感に浸る

⑤自分の感情に敏感で押し付ける。他の感情には鈍感。

こんな夫が嫌で、一緒にいると私自身がとても息苦しく、

子供の情操にもよくないのでは?と本当に悩んでいます。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
家庭内不適応とは、単にご家族とうまくいっていないという意味です。

最初のご記載には含まれていなかったエピソードが盛り込まれていますが、これならばたしかに自己愛性人格障害の診断基準を満たすかもしれません(確定診断には専門医の受診が必要ですが)。

自己愛性人格障害の診断基準に当てはまる、という前提で回答しますが、こういった方に対する最善の 接し方はできるだけ接しないようにすることです。

どうしても接するしかない場合は、以下の原則を頭に置いておかれるべきです。 「パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」という本からの抜粋ですが。

・相手の嫌な側面のことは一旦問題にせず、賞賛してあげる。そうやって認めてもらい、その上で相手 の偉大さを傷つけないように助言してあげると耳を貸すだろう。
・自己愛性パーソナリティの人を動かすには義務や道理を説くより、不安や嫉妬心、功名心を刺激す る。
・自己愛性パーソナリティの人は基本的に小心で、嫉妬深く、負けん気が強いので、さりげなく行動し なかった場合に生じる、不利益な事態に触れたり、競争心をつつくだけで、有効な動機付けとなる。

要するに、ムチは無効なので、ひたすらアメを使い続けるという方法になります。

事ほど左様に、人格障害者というのは扱い難い人々なのです。

たしかに、ご主人がこのような方だったならば、相談者様の精神衛生にも、お子様の情操教育にもよろしくはないでしょうね。
質問者: 返答済み 5 年 前.

回答有難うございます。

何度も質問をしてスミマセン。

具体的に不安や嫉妬心・功名心を刺激するとは?

行動しなかった場合に生じる不利益な事態に触れたり、競争心をつつくとは?

また、もし自己愛だった場合、

完治が難しいと言われています。本当に良くなることはないのでしょうか?

またそういった人間と一緒にいた家族に何か症状(鬱・適応障害・PTSD)が

出てしまわないでしょうか?私だけでなく、幼い小学生の子供にも。。。

例えば、現在だけでなく将来的に子供にも遺伝してしまうとか。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
> 具体的に不安や嫉妬心・功名心を刺激するとは?

> 行動しなかった場合に生じる不利益な事態に触れたり、競争心をつつくとは?

子供を褒めて行動させる時のような感じです。

「○○さんのご主人はもっと協力的だった」といっておいて「でもあなたの発言には他の奥さん方も感心していたわ」

とか、

「小さなことでクレームをつけているとせっかくの男っぷりが下がるわよ」「あちらの紳士が見ているわよ」

みたいなイメージですね。

 

> また、もし自己愛だった場合、

> 完治が難しいと言われています。本当に良くなることはないのでしょうか?

病気ではなく性格なので治りません。

 

> またそういった人間と一緒にいた家族に何か症状(鬱・適応障害・PTSD)が

> 出てしまわないでしょうか?私だけでなく、幼い小学生の子供にも。。。

ありえます。

 

従来、PTSDは「危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる」疾患であるとされ、児童虐待があっても、それが言葉の暴力によるものであった場合や、直接的に生命に危険が及ぶものではなかった場合、それをもってPTSDを発症するとは考えらえていませんでした。
つまり、モラルハラスメントやパワーハラスメント、DVやセクハラ程度ではPTSDは発症しないと考えられていたのです。これは、PTSDの研究が本格化したのが、ベトナム戦争従軍者の心のケアから始まっていることと無縁ではないでしょう。

しかし近年、長期の対人関係の外傷に起因する「複雑性PTSD」という概念が提唱されるようになり、認知されつつあります。
これには、「感情調整の障害、解離症状、身体愁訴、無力感、恥、絶望、希望のなさ、永久に傷を受けたという感じ、自己破壊的および衝動的行動、これまで持ち 続けてきた信念の喪失、敵意、社会的引きこもり、常に脅迫され続けているという感じ、他者との関係の障害、その人の以前の人格状態からの変化」といった症状が含まれるとされます。

> 例えば、現在だけでなく将来的に子供にも遺伝してしまうとか。
自己愛性人格障害に関する遺伝研究は私の知る限り行われていませんが、性格は6割が遺伝とされていますので、お子様に自己愛性人格障害が遺伝する可能性はあると思います。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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