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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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初めて相談します。中学2年生の男子です。今年の2月から登校拒否になりました。家庭内では、いつもと変わらずに過ごしてい

解決済みの質問:

初めて相談します。中学2年生の男子です。今年の2月から登校拒否になりました。家庭内では、いつもと変わらずに過ごしています。友達が遊びに来ても普通に遊んでいます。自分が行きたいと思ったところには、行きます。学校に行くとなると、表情から違ってきて、行こうとしません。もう、自分の人生は、終わった、学校の全てが嫌になったと言います。新型うつのテレビ放送を見ました症状が似ています。どうでしょうか?また新型うつなら、治療方法は?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんにちは。猫山と申します。
大学病院在籍時は児童・思春期症例を診察するグループで臨床と研究に従事していました。

少し補足情報を下さい。

①担任の先生とは相談されているとのことですが、いじめ等、不登校の原因となるようなエピソードがないことは確認されているのでしょうか?

②県の電話相談ではどのような見解だったでしょうか?

③ご子息が通われている中学校にはスクールカウンセラーはいますか?

④ご子息ご自身は、「
自分の人生は、終わった、学校の全てが嫌になった」以上の、不登校に至った詳しい理由は言わないのでしょうか。

⑤ご子息に持病や常用薬があれば教えて下さい。

⑥ご子息は夜は眠れていますか? 朝起きられるでしょうか。不登校になって生活リズムは崩れていませんか?

⑦ご子息に食欲はありますか? 美味しく食べられていますでしょうか。

⑧日中はどのように過ごされているのでしょうか。

⑨確認ですが、ご質問は、1) ご子息が新型うつ病を患われている可能性はあるか? 2) 新型うつ病だとした場合、その治療法はいかなるものか? の2つと理解してよろしいですね?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

学校でのいじめは、ないとおもいます。中学2年になり担任も変わり、クラスかえもありました。特に思い当たる事は、ありません。中学と小学の違いについていけなかった、勉強についていけなかった、みたいです。今学期から臨床心理士やカウンセラーの方が学校にくるみたいですが、まだお会いできていません。以前は、行きたいんだけど…みたいないい方でしたが、最 近は、一生行かない、なぜ?と聞いても行きたくない、家がいいと言います。小、中と色んな事に本人なりに頑張ってきたんだとおもいますが、あまりいい結果では、なかったり、いい思い出がなかったみたいです。特に薬も飲んでいませんし、病院受診もしていません。食欲は、あり、体重も増えています。夜は、だんだん遅く休むようになり、ときどきは、夜目がさめるようです。昼ごろ起きて朝定時に一応起しに行きますが、怒って起きようとしません。日中は、TV、ゲーム、漫画本で一日終わります。ときどき夜買い物に行ったり、夕方犬の散歩に行ったりします。子供のどの様に接したらいいのか、どうしたらいいのか、病院受診やカウンセラーも行きたがりません。‘誰か助けて”教えてください。どうしたらいいのでしょうか?

 

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

改めてお聞きしますが、このサイトで今回ご相談・ご質問されたいのはどういったことなのでしょうか。

最初の情報リクエストで確認させていただいたように、当初のご質問は「1) ご子息が新型うつ病を患われている可能性はあるか? 2) 新型うつ病だとした場合、その治療法はいかなるものか?」というものだと理解しておりましたし、そのつもりで私も回答に着手しました。

「子供のどの様に接したらいいのか、どうしたらいいのか、病院受診やカウンセラーも行きたがりません。‘誰か助けて”教えてください。どうしたらいいのでしょうか?」という後から出てきたご質問は、最初の相談文のご質問と随分と方向性も重みも異なるように思われます。
こうしたご質問であれば、答えようのない部分もありますから、私も回答しようとは思わなかったかもしれません。

ご記載からは、精神科疾患の可能性、そこまでいかなくても、ご子息が精神医学的・心理学的な援助が必要な状態にある可能性は思い浮かべられますが、確定診断と治療のためには当事者様に実際に医療機関を受診していただき、診断に基づいてお薬を服用していただいたり、カウンセリングを受けていただいたりする必要があります。

結局、今のままのご質問ですと、「ご子息を何とかして精神科受診させてください」という結びで終わる回答になるでしょう。
しかし「それが出来ないから困っているのだ!」という、お叱りに近い返信で膨大なやり取りが帳消しになってしまうことがこのサイトではしばしばございます(「承諾」をいただけない限りはこのサイトの専門家は、それまでにどれだけの時間を割き、情報を提供してもタダ働きになります)。

率直に申し上げて、このサイトの専門家は営利目的で日常診療の合間を縫って回答を作成しているのであり、初めから承諾が得られない=報酬が得られないご相談に専門家が回答することはありません。

もしもご相談を継続されるのであれば、インターネット相談の枠組みの中で完結し、それでご納得いただき、「承諾」していただけるようなご質問をお示しいただければと愚考する次第です。

「病院受診やカウンセラーも行きたがりません」と申されましても、ここはご家族が説得していただかなければならない部分であり、それを解決する魔法の鍵のような方法を授けて差し上げることはできません。

私の現時点の回答は、「ご子息は、うつ病を含む何らかの精神疾患を患われている可能性があります。病気とまではいかなくても、カウンセリング等の援助は必要でしょう。思春期外来をもった然るべき精神科受診させてください。

以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
http://child-adolesc.jp/nintei/ninnteii.html」ということになります。

これでよろしかったでしょうか。私としても無い袖は振れません。
ご高配のほど、何卒よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 5 年 前.

半信半疑で、メールし、色々質問を聞かれ、すがる気持ちでした。すいませんが、最初の質問どうり、新型うつの事を少し教えてください。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
了解しました。

最近、テレビなどで話題になる「新型うつ病」(この前のNHKスペシャルの出来はあまり良いものではないと思いましたが)は、非定型うつ病とも呼ばれ、現在臨床・研究でもっとも広く用いられている「精神障害の診断と統計の手引き(DSM)」では「大うつ病性障害、非定型の特徴と伴うもの」と分類されます。

非定型うつ病(新型うつ病)の特徴は、
1) 典型的なうつ病(定型うつ病)では変動はありながらも1日中気持ちが塞いでいるのに対して、楽しいことや自分の好きなことをしている限りは気分が明るくなります。これを「気分の反応性」と呼びます。

2) 典型的なうつ病(定型うつ病)では食欲低下・不眠が見られるのに対し、むしろ過食と過眠が認められます。

3) 他者からの拒絶に敏感で、しばしば人間関係上のトラブルを起こします。定型うつ病が自責的になるのに対し、非定型うつ病では他罰的になると言われることもあります。

少なくともご記載を拝読する限りにおいては、ご子息は、これらの特徴を満たしているようには思われます。

非定型うつ病は、そもそもが1950年代に、「従来の抗うつ薬が効かないが、モノアミンキシダーゼ阻害薬というタイプの薬(現在日本にはありません)が効くうつ病の一群」として報告されたのが始まりです。

以後、非定型うつ病が定型うつ病と同じ病気なのかどうかは論争の的でしたが、現在に至るまでその結論は出ていません(新型うつ病に関する最近の議論は、古くて新しい問題なわけです)。

ただ、臨床的にはやはり定型うつ病と同じ治療では効果が上がらない印象はあります。
薬物療法にも工夫が必要であり、また、精神療法や環境調整が必要となる事例が大半です。

できるだけ休学・休職はさせない方がよいですし、過眠・過食を矯正するために規則正しい生活を心がけることが重要です。定型うつ病では「励ましてはいけない」「頑張らせてはいけない」とよく言われますが、非定型うつ病の患者様に対しては叱咤激励が必要な場合が少なくありません。

精神療法としては認知療法が有用ですし、環境調整としては、仕事をされている方なら移動や転職が回復のきっかけとなることもあります。

非定型うつ病の忘れてはならないもう一つの特徴が、負荷をかけられると衝動的に自殺行為に走ることがあることで、この点に対しては一定の注意が必要です。

敢えて誤解を恐れずに私見を申し上げるならば、治療が必要な「病気」であることは間違いないのだが、アメとムチを使って生活指導をしながら、結局は本人が好む方向に環境調整を図ることになることが多いという点で、釈然としない感触が残る疾患です。

一緒に暮らされるご家族のストレスは特に大きく、時にご家族に精神医学的なケアが必要となる場合もあります。うんざりしながらも、「うつ病」だからと、腫物を触るように患者様に接することを強いられる(感情と行動の不一致)からですが、これはご家族にとっても患者様ご本人にとってもいいことではありません。

上述したように、ご家族が患者様を叱咤激励してあげることも必要です。
思春期外来をもった然るべき精神科受診させてください。

以下のサイトから検索できる児童青年精神医学会の専門医がいる施設を受診されることをお勧めいたします。

【児童青年精神科専門の医療施設一覧】
http://child-adolesc.jp/nintei/ninnteii.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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