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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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妹(57歳)の、アルコール依存症及びうつ病に関してご相談いたします。妹は既婚で、子供はいません。当初は仕事もすること

解決済みの質問:

妹(57歳)の、アルコール依存症及びうつ病に関してご相談いたします。妹は既婚で、子供はいません。当初は仕事もすることも考えていたようですが、義弟の両親の意向もあり、特に仕事もせずに家事に努めていたようです。
義弟(60歳)は、大学の教授で、当初三重に勤務していましたが、勤務先が東京に変わり、義弟の母が入院していたため(15年ほど前)、ほとんど一人で看病し、看病疲れもあり、介護士に依頼して義弟の勤務地の東京に移りました。(もともとは妹も東京出身で、現在も母が近くに住んでおります。)また、義弟の両親からは結婚にあまり賛成されていなかったようで、相当ストレスを感じながら結婚生活、看病を続けていたようです。
いつ頃からアルコール依存症になったかは定かではないのですが、少なくとも東京に移った10数年前から依存症であったようです。また、うつ病も発症し、食事も満足に取れない状況が続き、足立病院での入院、治療をしておりましたが、「アルコール依存症は本人の自覚の問題」との話を伺うだ けで、現在も具合が悪くなると(現在も立ち上がるのがやっとの状態で、時々転倒して骨折をすることもあります。)足立病院で点滴などの栄養補給をするような日々が10年近く続いています。
また、義弟からは、離婚問題も浮上しており、母が実家に帰ってちゃんと食事をとったほうが良いとアドバイスをしていますが、妹は固くなに拒否して義弟のマンションに居続けています。義弟は、数年前に離婚話をしてから、妹の断酒を期待して我慢していたようですが、最近自身がほかのアパートに移るという話もでており、このまま、妹を一人放置するのは危険かと考えております。
長文になり、恐縮ですが、上記のような状況で入院、治療(強制的に)できる病院、施設等ございましたらアドバイスをお願いいたします。
私自身(59歳)も海外駐在のため、そばで世話をすることができず、母(82歳)や妻(56歳)にもあまり負担をかけずに妹の面倒をみることができないかと案じています。
最近、うつ病もアルコール依存症も「脳の病気」という話も聞きます。共通する問題であればその解決していただける病院の紹介などよろしくお願いいたします。
重ねてよろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

まず第一に、JustAnswerでは病院紹介は行っていません。
医療カテゴリの専門家が日本全国の病院の内情を把握できているわけでもありませんし、当事者様を実際に診察しているわけでもありません。医師と相談者様の相性の問題もあります。
そういう状況で、こうしたサイトを通じた病院紹介は、病院側、相談者側の両方からクレームを受ける可能性があります(実際、そういったトラブルは、他の専門家が手がけた事案も含めてこれまでにも何回か起きています)。
このような事情がございますので、JustAnswerでは個別の病院の「紹介」については原則的には控えさせていただいています。

また、アルコール依存症に関しては、その足立病院の主治医の、「アルコール依存症は本人の自覚の問題」という見解が基本的には真理です。
ご本人の治療意欲と、ご家族の理解と協力が治療には不可欠です。
ご家族は関与できない、しかし本人を強制的に入院させておきたい、というのでは、引き受けてくれる病院は無いでしょう。人権問題になってしまいます。
妹様の身体的安全は、一義的にはご家族が負うべき責任です。
たしかにうつ病もアルコール依存症も「脳の病気」ですが、それは錠剤を何錠か飲めば治る病気であることを意味しませんし、法律的にはご家族の関与が優先されます。

依存症のご相談は大体がこのような回答をすることになり、相談者様から「それが出来ないから困っているのだ!」という、お叱りに近い返信で膨大なやり取りが帳消しになってしまうことがこのサイトではしばしばございます(「承諾」をいただけない限りはこのサイトの専門家は、それまでにどれだけの時間を割き、情報を提供してもタダ働きになります)。

率直に申し上げて、このサイトの専門家は営利目的で日常診療の合間を縫って回答を作成しているのであり、初めから承諾が得られない=報酬が得られないご相談に回答することはありません。

もしもご相談を継続されるのであれば、インターネット相談の枠組みの中で完結し、現実性があり、それでご納得いただき、「承諾」していただけるようなご質問をお示しいただければと愚考する次第です。

ご高配のほど、何卒よろしくお願いいたします。
質問者: 返答済み 5 年 前.

やはり、このような質問にはどの相談者の方も同じような悩みがあることが理解できました。先生の申された内容での質問をいたし ます。先日NHKの番組「ここまで来たうつ病治療 最新の脳科学」で放映された治療方法「経頭蓋磁気刺激TMS」を日本で試験的にも行われている大学病院はありますでしょうか?また、うつ病か躁うつ病かで治療方法などが異なることも放映され、妹が、本来どちらの病気なのか?、現在の足立病院で診断された症状が正しいのか?について光トポグラフィーでの診断の有効性は如何でしょうか?セカンドオピニオンとして、光トポグラフィー診断もどうかと考えております。素人考えで、何とか良い治療方法や、断酒方法(本人の意思を持続させる方法)を探しているところです。よろしくアドバイスのほどお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

【NHK特集 ここまで来た!うつ病治療】

この番組ですね。
こちらのサイトでも、臨床の場でも、放映後たくさんのご質問・ご相談を受けました。

TMSを日本で行っている医療機関を以下にお示しします。

磁気刺激療法を行っている医療機関

神奈川県立精神医療センター 芹香(きんこう)病院
http://www.kinkou.org/rTMS.html

千葉大学医学部附属病院 精神神経科
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/21_seishin.html

杏林大学医学部付属病院 精神神経科
http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/clinic/others01/staff_detail42-338.shtml

金沢医科大学病院
http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hospital/21st/nerve/post-5.html

※NHK特集の放映後、問い合わせが殺到し、芹香病院は治験終了、千葉医大はホームページからの磁気刺激治療の記載を削除しています。


光トポグラフィー(NIRS)については、機器を製作している日立や島津の開発者と話をしたことがありますが、本来的にはこの検査法の用途はうつ病と躁うつ病、統合失調症の鑑別です。
うつ病の検出率は約70%ということですから、それなりの信頼性はあると考えてよいでしょう。
ただし「本来どちらの病気なのか?」という疑問に答える検査ではありません。「うつ病であり、かつアルコール依存症」という病態はありえるからです。光トポグラフィーでうつ病のパターンが検出されても、アルコール依存症が否定されるわけではないのです。
参考までに、NIRSを日本で行っている医療機関を以下にお示しします。

【NIRSによる診断が受けられる医療機関】

【東京】国立精神・神経医療研究センター
〒187-8551東京都小平市小川東町4-1-1

【東京】東京大学医学部附属病院
〒113-8655東京都文京区本郷7丁目3−1
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/depts/kokoro/index.html

【東京】東京都立松沢病院
〒156-0057東京都世田谷区上北沢2丁目1−1

【千葉】学校法人日本医科大学千葉北総病院
〒270-1694千葉県印西市鎌苅1715

【群馬】群馬大学医学部附属病院
〒371-0034群馬県前橋市昭和町3丁目39−15
http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/?p=561

【福島】福島県立医科大学附属病院
〒960-1295福島県 福島市光が丘1

【新潟】医療法人楽山会三島病院
〒940-2302長岡市藤川1713-8

【栃木】自治医科大学附属病院
〒329-0498下野市薬師寺3311-1

【大阪】近畿大学医学部附属病院
〒589-8511大阪府大阪狭山市大野東377-2

【京都】国立病院機構舞鶴医療センター
〒625-8502舞鶴市字行永2410

【島根】島根大学医学部附属病院
〒693-0021島根県出雲市塩冶町89−1

【鳥取】鳥取大学医学部附属病院
〒683-0826鳥取県米子市西町36-1

【山口】山口大学医学部附属病院
〒755-8505宇部市南小串1-1-1


断酒に関しては、まずご本人を専門施設への受診に繋げることと、断酒会のような患者の自助グループへの参加がもっとも効果的とされています。
病院に通院していれば治る病気ではないということです。

以上、ご参考になれば幸いです。
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