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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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鍼灸治療についての質問です。主人は自律神経失調症と診断されて、8年間投薬治療をうけています。一時期は大量

解決済みの質問:

鍼灸治療についての質問です。

主人は自律神経失調症と診断されて、8年間投薬治療をうけています。
一時期は大量に飲んでい た薬ですが、じょじょに減薬し、現在は寝る前に安定剤を2種類飲むだけになりました。

しかし、今年の2月に長年の投薬の副作用で、肝機能障害になり3週間入院する事になりました。
この入院がきっかけで、「薬は根本治療にならない。体質を改善しなければ。」と本人も強く思うようになり、針治療を試してみる事にしました。

まだ2回治療を受けただげなのですが、1度目は治療後に6日間ほどだるさで寝てばかりでしたが、これが「好転反応」というもので、きっと治療が効いているのだと喜んでいました。
しかし、先週2度目の治療を受け、家に帰ってきた時から呂律が回らずふらふらで、寝てばかりで6日目になりました。食欲も無く、この2日間はまともに食事をしていません。
心配なのは、今まではほとんどなかった(体調が悪い日が続くと気分の落ち込みはありましたが)うつ症状が出始め、漠然とした不安感に襲われるようで「死にたい」と口にする様になりました。
目がうつろでまともに歩けない程ふらふらしています。
昨日は辛さに耐えかねて、かかりつけの神経科を受診して新たに抗不安薬を処方されました。

鍼灸治療でこのような悪化はあるのでしょうか?

また、せっかく減薬してきたのですが薬を増やして鍼灸治療をするという選択肢もあるのでしょうか?

このまま鍼灸治療を続けたほうが良いのか悩んでいます。

まずは、施術を受けた鍼灸院に相談をとも思ったのですが、客観的な意見をお伺いしく、投稿しました。どうぞ宜しく御願い致します。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

 

相談者様のご質問は、鍼灸カテゴリの専門家にとって回答が非常に難しくなってしまう可能性があるものです。
私個人としても、西洋医学でなかなか良くならない症状に対する東洋医学的なアプローチを頭から否定する立場にはありませんが、硬いことを申し上げると、このような公開のネット相談サイト(利用規約5をご参照ください)では回答は慎重にならざるをえません。

これは法律の問題です。

「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」第7条によって、医業類似行為従事者がその施術の効果・効能を広告することは禁止されています。実際は堂々と看板に掲げている治療院も少なくありませんが、「お灸は肩凝りに効きます」と広告することは実は法律違反なのです(治療院内でそう説明することは問題ありません)。

従って、本サイトにおいて、鍼灸によって○○病が治る、ととられる内容の回答を鍼灸の専門家が行うと、違法となる可能性もあります。

【あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 第7条】
1. あん摩業、マツサージ業、指圧業、はり業若しくはきゆう業又はこれらの施術所に関しては、何人も、いかなる方法によるを問わず、左に掲げる事項以外の事項について、広告をしてはならない。

・施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
・第一条に規定する業務の種類
・施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
・施術日又は施術時間・その他厚生労働大臣が指定する事項

2. 前項第一号乃至第三号に掲げる事項について広告をする場合にも、その内容は、施術者の技能、施術方法又は経歴に関する事項にわたつてはならない。


また、疾患を診断し、治療するのは「医行為」と呼ばれ、医師法によって医師のみに許された行為です。
鍼灸は法的には「医業類似行為」であって「医行為」ではありません。鍼灸師に医行為は行えないのです。
相談者様のご質問に鍼灸カテゴリの専門家が「はい、鍼によって○○病の改善が期待できます」と答えてしまいますと、今度は医師法違反になってしまう可能性もあるわけです。

【医師法第四章17条:医師でなければ医業をなしてはならない】
医 業についての医師は、医師法により独占的立場を認められており、この禁止規定にふれると、同法31条の罰則[2年以下の懲役、又は2万円以下 の罰金]が適用されます。免許を持たないのが医者になりすます、いわゆる偽医者のケースなどは論外として良心的に医業類似行為を行う療術師、もしくは鍼 灸、指圧師にとって、この境界線を知ることは重要であります。
医師にしか認められていない行為とは何を指すか、これを通説によってまとめると次のようになります。
「医学上の専門知識を基盤とする経験と技術を用いて診断(病名を特定し、これを患者に伝える)し、処方、投薬、又は注射、外科的手術、放射線照射等による治療を行うこと。採血、採尿、生体組織の顕微鏡検査、電子機器による検査等の検査を行う行為」

【引用:総務大臣所管・日本予防医学行政審議会】
http://www.yoboushingikai.com/law/index.html


こういった種々の法的な縛りがございますので、このサイトで鍼灸の専門家が相談者様の今回のご質問に回答するのは難しいであろうと愚考いたします。

 

一方で、私の立場からは、自律神経失調症という診断、鍼灸の効果、現在の治療の妥当性について意見はございます。

 

精神科医の立場からの意見をお求めであれば回答いたしますし、あくまで鍼灸カテゴリの専門家からの意見を待ちたいということであれば私はオプトアウト致します。

 

お手数ですが、ご意向をお知らせいただけますと幸いです。

 

質問者: 返答済み 5 年 前.
丁寧なご返答ありがとうございました。

主治医と相談して方針を考えていこうと思います。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
了解いたしました。

ご主人のご快癒を祈念しております。
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