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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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実の妹は十数年前よりうつ病を発症しており、発症当初は自傷行為を行うので三鷹の専門病院に入院しいっときは拘束状態にあり

解決済みの質問:

実の妹は十数年前よりうつ病を発症しており、発症当初は自傷行為を行うので三鷹の専門病院に入院しいっときは拘束状態にありました。一年くらいの入院後デイケアなどに通いはしましたが、また人間関係が上手く築けず家に引きこもった状態で、家族が言葉に気を配りながら対応しています。人一倍気を遣い神経質なところもあり、思考能力は小学生低学年レベル一人での生活は困 難、(実年齢は45才です)故、両親と本人が同居しておりました。
昨年末母を亡くし、ここにきて生きるのが嫌で死ぬや高いビルを探しに行ってきた。明日にもそこから飛び降りるだのこれまでいろいろとおせわになりましたなどと留守番電話に残す始末です。折り返し説得を毎週末のように行なっており、
現在同居の実父も精神的に参ってきてます。私自身も昼間仕事の最中にそのような電話を受けるのはかなりのストレスです。今も電話があり、首を切ったら死ねる?など聞いてきますので説得をしているところです。
本人は、東邦医大大森の心療内科に通院はしていますが、眠れないと訴え薬を増やされ、また、最近の言動でまた三鷹の病院に入院だねや生きていてもつまらななどの繰り返しで困り果てています。
本人は、友人もいなく外に出ることもしないのでストレスは貯まる一方かと思いますが、何か対応策がないのかご教示をお願い致します。 (男性 50歳)
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

少し補足情報を下さい。

■「思考能力は小学生低学年レベル」というのは、相談者様の印象、もしくは比喩的表現でしょうか? それとも、知能・心理検査で実際にそのような結果が出ているのでしょうか。

■年齢からするとうつ病の発症当時、妹さんは30歳前後であったことになりますが、その時点ではどのような職業に就いてたのでしょうか? また発症以前は社会生活上、特に問題となるような言動は無い方だったのでしょうか。

■ご記載を拝読する限りはうつ病以外の精神科疾患、もしくは人格障害の合併などが疑われますが、そのような意見が主治医から聞かれることはございませんでしょうか。

■ご家族の精神的な負担となっている妹さんの言動については、主治医は把握しているのでしょうか。何かアドバイスはありますか?

■現在妹さんが服用されているお薬の名前と1日量を、もしお分かりであれば教えてください。

■お父様はおいくつでしょう。ご健康ですか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

回答いたします。

1.印象です。何か物を頼んでもわからない、例えば銀行口座切り替えや振込など説明しても理解できないなど

2.一旦、医療事務をしてましたが人間関係がうまくいかないとやめて家事手伝いをしていました。その自分に信用していた友達から電話で何か言われたらしく、それがトリガーなって刃物を持ち出したりし出しました。ちょうど、娘と前妻と実家を訪問していたときなので年数的には間違えているようです。平成2年〜3年ころだったかと思います。すると、22年前くらいになりますので彼女は23歳位になります。

3.特にはありませんでした。

4.本人は、よく眠れない程度の話はしているようですが、保護者同伴で通院していないので実態はよく理解しておりません。主治医は把握していないと思います。

5.調べておきます。

6.昭和11年生まれですので今年76歳になります。血圧が高め、胆石症、肥満体質です。

 

よろしくお願い致します。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信・追加情報ありがとうございます。

うつ病という診断そのものが間違いないという前提で回答いたしますが、たしかに難しいケースだと思います。
結論から申し上げると、長期入院やグループホームの利用を考えられるのが現実的な路線ではないかと考えます。

限られたご記載から判断いたしますに、妹さんにはもともと問題解決能力が十分ではないところがあり、ストレスやトラブルに際して、年齢相応の対処ができないようなところが少なからずあったのではないかと推測します。

それ故にうつ病を発症したのだとも言えますが、このような、人格障害とまではいかなくとも未熟な人格の方がうつ病を発症した場合、しばしば妹さんのような「崩れ」方をします。
うつ病の症状とご本人の性格的問題の境があいまいになり、医療者側も何を治療の対象とすべきかが判断しがたくなり、問題はこじれてしまいます。

また、二十代の前半、就職して以降は、本来は世間を知り、大人としての振る舞いや処世術を見につけていく時期ですが、妹さんの場合は病気がこじれた時期が続いたためにそれができておらず、未熟な人格のまま現在に至っているということになりますから、仮に病気としてのうつ病が完全に治ることがあったとしても、年齢相応の社会生活は送れず、些細なストレスでうつ病を再発するでしょう。

うつ病の完全回復もそもそも難しいでしょう。
薬物療法が中心になっているとはいえ、うつ病も病気である限り、患者様ご自身の自然治癒力で良くなっていく部分が大きいのですが、精神科疾患の場合は、人格の健全な部分がその自然治癒力を担いますから、健全な部分が少ない妹さんのうつ病回復の可能性はきわめて低いと考えます。

発症後2~3年ならばまだ手の打ちようもあったのかもしれませんが、発症後十数年(相談者様の追加情報によれば二十年超でしょうか)を経た現在、妹さんのうつ病が目覚しく回復し、意欲をもって社会技能の獲得に励む、という経過をこれからたどることは考えにくいでしょう。

現在通われている病院は東京でも精神科領域で優れた医療機関のひとつですが、大学病院は病気を診る病院であって、患者様の生活を見る機能に関してはあまり多くは期待できません。

お父様もご高齢ですし、かといって他のご家族もこの状態の妹さんと同居するという選択はし難いでしょうから、治療ゴールを明確にされ、行動に移されるべきでしょう。

治療ゴールという考え方は重要です。
例えば現在、妹さんは、何を、どうなることを目指して大学病院に通われているのでしょうか。

治療ゴールを、「うつ病を治すのではなく、現在の状態のままでもいいから単独で生活していただく」というところまで引き下げて、グループホームを持っているような病院を紹介してもらい、転院されて、そこで入院や入所を繰り返しながらもご家族が手を離せるような状態で生活していっていただくのが、妹さんにとってもご家族にとっても、現在考えうる現実的な選択肢なのではないかと愚考いたします。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.
猫山先生、
回答ありがとうございます。
治療ゴールは、確かに重要な点だと思慮いたします。
うつ病の完治は望めないと思っていますので、尚更一人になったときに生活ができるような状態ではありません。
となれば、障害年金のみでは生活できず、父親の年金と併せて月18万程度で二人で家賃八万のアパートの住んでいます。
経済的な問題なども踏まえ、グループホームのある病院に転院することを想定して今後の対策を具体的にどこに相談するのかなどをご教示願えればとおもいます。

宜しくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

まず第一義的には、転院の問題は、主治医にその意向を伝え、現在通われている東邦大学医療センター大森病院のケースワーカーと相談されるべきでしょう。
大学病院ですので、系列で、ニーズに合いそうな病院があれば紹介してもらえるはずです。

ただし、グループホームを持つ病院自体が少ないですし、入所基準も様々ですから、まずは紹介された病院に足を運んでさらにそこで相談、という形をとることになろうかと存じます。
最初からグループホーム入所ではなく、当初は、それを念頭に通院先を変えるということになります。

経済面では、将来的には世帯分離して生活保護を受けるなどの方法をとるといったようなやり方もありますので、これは転院先のケースワーカーと相談されるべき事項でしょう。

病院のケースワーカーが転院先をみつけられない場合は、地域の精神保健福祉センターで相談されるのがよいでしょう。
例えば東京ならば以下の東京都立精神保健福祉センターということになります。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shisetsu/c_tantou/index.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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