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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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こんばんは。 私は家族以外の誰といても疲れてしまいます。 現在大学生ですが、大学生どうしの飲み会などでは彼らを軽

解決済みの質問:

こんばんは。
私は家族以外の誰といても疲れてしまいます。
現在大学生ですが、大学生どうしの飲み会などでは彼らを軽蔑してしまいます 。
遠距離恋愛中の彼氏でさえ、急に来られてもうれしくありません。
急な誘いなどは基本的にとても不快に感じます。
所属している部活も、ちゃらちゃらした大学生を見ているのに限界を感じたのでそろそろ退部しようと思っています。
一人でいるときが一番安心し、初対面の人より少し顔見知りの人との対話がとても苦痛に感じるのですが、これは社会不安障害なのでしょうか?
みんなで力を合わせて勉強していかなければならない科に入学しているのに、友達との勉強でさえ苦痛に感じてしまうのです。
人の長所にも気づけるほうだと思っているのですが、それ以上に短所が目につきます。
人とのかかわりを避けられない仕事に就くので、このままではいけないと思っています。病院に行ったほうがよいでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

身近なご家族か、逆に見ず知らずの人との関係はあまりわずらわしく感じず、会社の同僚や学校の同級生くらいの距離の人間とのやり取りにもっとも不安を感じる、というのが社会不安障害(社交不安障害)や、古典的には対人恐怖と呼ばれてきた病気の特徴のひとつでもあるので、相談者様が社交不安障害の診断基準の一部を満たす可能性はあります。

しかしながら、相談者様の場合、社会的場面において生じる感情が、「軽蔑」、「うれしく」ない、「不快」であって、不安ではありませんので、これは社交不安障害を支持する所見ではありません。
社交不安障害とは、敢えて単純化して申し上げれば、極度のあがり症であり、社会的場面の中で必要以上の不安感を感じてそのような状況を避けがちになる病気です。
ご記載からは、そういったニュアンスが感じ取れません。

どちらかというと、苛々が前面に現れ、本来楽しめていたことが楽しめないという点で、社交不安紹介よりはうつ病である可能性が高いように思われます。

少し補足情報をいただけないでしょうか。

■現在お困りの症状(「軽蔑」、「うれしく」ない、「不快」)は、いつから始まったものでしょう?

■これは、相談者様の本来の性格からはかけ離れた感情の表れ方なのでしょうか。つまり、元々は人付き合いで不快感を覚えるようなことはなかったのでしょうか。

■過去に服用していたルボックスとパキシルは、それぞれ1日量はどれだけで、どの程度の期間服用されたでしょうか。

■夜は眠れていますか?

■食欲はありますか? 美味しく食べられていますでしょうか。

■休日はどのように過ごされていますか?

■この問題について相談できる相手はいますか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山先生

 

お返事ありがとうございます。

ご質問にお答えします。

 

>■現在お困りの症状(「軽蔑」、「うれしく」ない、「不快」)は、いつから始まったものでしょう?

過食をともなった落ち込み状態が現れたのが17歳くらいのときで、それ以後はそのような状態が顕著です。17歳のときはダイエットの反動による過食症のほうが先行していて、それに伴って人に会いたくなりました。それ以前は急な誘いを不快に感じることはなかったように思います。ただ、幼いころからすごく人見知りで、知り合いに合わないように隠れるといった行動があったように思います。

 

>■これは、相談者様の本来の性格からはかけ離れた感情の表れ方なのでしょうか。つまり、元々は人付き合いで不快感を覚えるようなことはなかったのでしょうか。

物心がついたころからの記憶をたどってみると、人付き合いで不快感を覚えることは常にありました。

 

>■過去に服用していたルボックスとパキシルは、それぞれ1日量はどれだけで、どの程度の期間服用されたでしょうか。

ルボックスは朝と夕に50mgずつ。3年くらい

パキシルは寝る前に30mg半年くらい、その後10mg半年くらい

通っていた精神科の先生とお話ししていても、私の症状は軽く感じられたのだと思います。

私ははきはきと話すようで、わりと活動的な生活を送っているので、あまり病的には見られないと思います。

 

>■夜は眠れていますか?
よく現実的な夢を見、疲れますが、睡眠自体はきちんととれています。(6~8時間)

 

>■食欲はありますか? 美味しく食べられていますでしょうか。

 

食欲はあります。ストレスを感じたときには特にたくさん食べます。過食傾向にあります。高校生のときの過食ほどではありません。体重に対する異常なこだわりなどはありません。

 

>■休日はどのように過ごされていますか?

これについては、一人で過ごすことが多いです。自分の部屋で読書をしたり、自習をしたり、買いものに出かけたり。平日他人といることですごくストレスを感じているので、誰にも会いたくないと思います。なので、遠距離恋愛中の彼氏がこのような休日に会いに来てくれると言っても素直に喜べません。しかし、前々から決まっていたイベントや約束に対しては覚悟ができているので出かけていきます。

 

>■この問題について相談できる相手はいますか?

いるとしたら姉くらいでしょうか。友人や彼氏には相談できませんし、両親には心配をかけたくないです。姉は高校生の時からの私の状態を知っているので、大体のことは素直に相談することができます。私は現在大学近くに一人暮らしで、姉は遠く離れた県に嫁いだので、電話や手紙で連絡をたまにとっています。

 

初対面の人よりもちょっとした知り合いと会うときに苦痛を感じると記しましたが、まず緊張が走ります。うまくコミュニケーションできないんじゃないかという思いが先行し、そのような不安定な心の状態が続くことで苦痛を感じ、できるだけ早くこの場を乗り切りたい、何か理由をつけて立ち去りたい、と常に思っています。

 

やはりうつ傾向にあるのでしょうか。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。
少し長くなりそうですので、本日の夕方以降の回答とさせて下さい。
※このメールには返信せずにそのままお待ちいただけますと幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

お待たせしました。

 

まず、仰るようにうつ傾向ではあるかもしれませんが、それは人と交流しなければならないにも関わらずそれが出来ずにいるご自分への葛藤から生じる二次的なものであって、ご記載を拝読するかぎりは、うつ病の診断基準は満たさないのではないかと考えます。

 

社交不安障害ですが、幼少時から他人との関わりを回避する傾向があることと、他人との交わりで「不安」ではなく「苦痛」を感じられることとから、やはり典型的ではない印象を受けます。

 

となりますと、残る可能性は、先天的なパーソナリティの問題、つまりパーソナリティ障害を疑います。

 

ただ、パーソナリティ障害となると、狭義の病気とはまた意味合いが違ってきますし、このようなサイトを介したやりとりで想定される診断名を挙げることには、私としても若干の抵抗を覚えます。

 

仮に私の予想が当たっていて、相談者様の抱えられている問題の根がパーソナリティ障害だとしても、お薬で治るものでもありませんし、逆に、進行して悪化していくようなものでもありません。

 

ご希望があれば続けて私見を述べさせていただきますが、いかがいたしましょうか。

質問者: 返答済み 5 年 前.

猫山先生

 

ご回答ありがとうございます。

追加料金がかからないのであればお聞かせいただきたいです。

学生でお金がないので、自分でもパーソナリティ障害について調べてみたいと思います。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
料金は承諾されるまでかかりません。
恐れ入りますが、このまましばしお待ち下さい。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
お待たせしました。

相談者様に当てはまりそうなパーソナリティ障害として、シゾイドパーソナリティ障害が考えられます。

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)におけるシゾイドパーソナリティ障害の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

******************************************
【シゾイドパーソナリティ障害】
以下の基準のうち、少なくとも4つ以上を満たすことで診断される。

1. 家族を含めて、親密な関係をもちたいとは思わない。あるいはそれを楽しく感じない
2. 一貫して孤立した行動を好む
3. 他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても少ししかない
4. 喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない
5. 第一度親族以外には、親しい友人、信頼できる友人がいない
6. 賞賛にも批判に対しても無関心にみえる
7. 情緒的な冷たさ、超然とした態度あるいは平板な感情
******************************************
やはり人付き合いを避けるパーソナリティ障害に回避性パーソナリティ障害がありますが、こちらは恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れて人付き合いを回避する性格傾向なので、相談者様の場合とは異なると思われます。

文章だけでパーソナリティ障害を診断するのはある種の危険性を孕んでいますが、これまで、うつ病や社交不安障害としての治療が行われ、奏効していなかったようなので、可能性として一考される余地はあろうかと存じます。
的外れかもしれませんがご参考まで。

なお、一般向けの書籍としては、
「境界性パーソナリティ障害」(幻冬舎新書、岡田尊司)
をお勧めします。新書なので、798円と価格的にもお手頃です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344981227

この本で、シゾイドパーソナリティ障害について述べている第9章をまとめたブログ記事をみつけましたので、以下にリンクを張っておきます。
http://blog.goo.ne.jp/tukujiisan/e/c78a6a103b157c0a1a85bcdc9299b45a

以上、ご参考になれば幸いです。
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