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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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高校のあたりからコミュニケーションがうまくとれなくなり、高3で不登校引きこもりになりました。自宅カウンセラーの助けで

解決済みの質問:

高校のあたりからコミュニケーションがうまくとれなくなり、高3で不登校引きこもりになりました。自宅カウン セラーの助けで、高校卒業認定試験に通り、自宅浪人で大学の二部に合格しました。どうにか通い出したものの友人らしき人と遊ぶこともなく、教職課程を学ぶうち、人前で話せない、チックが出ると言いながら何とかこの春卒業に漕ぎつけたのです。自分は教員には向いていないと悩み、就職活動していたのですが、幻聴や妄想がひどくなり、ある時、頭の中の声が「死ね、死ね」と強くなり、鍵もかけずに自転車で飛び出した息子は、警察に飛び込んだのです。そこで、幻聴だからとなだめられ、母の私に引き取りの電話がかかってきて、これはただならない病気なんだと思いました。嫌がる息子を近くの心療内科まで何とか行かせ、今は症状を抑える薬ジプレキサを服用しています。医師は統合失調症らしいと言うものの、就職活動のストレスが和らげば良くなるというお考えのようですが、本当にそれで治るものなのでしょうか。セカンドオピニオンやカウンセリングが必要ではないのでしょうか。父親は中学生の時に他界し、家族は母親と姉、妹の女ばかりです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

 

ご記載からすると、ご子息の診断が統合失調症である可能性は高く、発症も、最近ではなく、引きこもりが始まった高校生時とみなすべきかと考えます。

 

統合失調症は、幻覚や妄想(陽性症状と括られます)だけでなく、無為自閉、感情の平板化といった「陰性症状」を呈する病気で、ご子息はこの陰性症状が先行して潜在発症し、そこに就職活動のストレスが加わって顕在発症したものと思われます。

 

まず、ご認識いただきたいのは、統合失調症とは、「お薬を飲まなくても良くなる」という意味で「治る」ことはない病気だと言うことです。規則的な服薬を継続することで症状がコントロールされる状態にもっていくことはできますが(「寛解」といいます)、この場合も、お薬を止めれば遅かれ早かれ再発します。

また、慢性進行性疾患ですので、次第に社会性は落ちていきます。これにはかなりの個人差がありますが、ストレスに対して脆弱になるのは確かです。

 

従って、ご子息の診断が統合失調症であって、主治医が「就職活動のストレスが和らげば良くなる」といっており、かつその「良くなる」が「治る」ことを意味しているのであれば、その説明は間違っています。

 

現在の主治医に、統合失調症についての説明と、治療方針の説明(薬を止めるつもりなのか否か)を求めらるか、他院でセカンドオピニオンを求められるべきでしょう。

私の持論としては、ご子息は入院施設がある精神科病院に通われていた方がよろしいかと存じます。女所帯では万が一不測の事態が生じた場合に対応が難しくなるので、早目に入院できる環境で治療を行われるべきでしょう。

 

統合失調症に対する主な治療は薬物療法であって、カウンセリングは、少なくとも現時点での必要度は低いと考えます。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

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