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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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52歳、主人の事でご相談させていただきます。 高校・大学で不登校でひきこもり状態になったり、社会人になっても失踪や

解決済みの質問:

52歳、主人の事でご相談させていただきます。
高校・大学で不登校でひきこもり状態になったり、社会人になっても失踪やひきこもりを繰り返し
結婚してからも鬱状態になりましたが、周りの方の達に助けられ回復し
ここ数年は意欲的に仕事へ取り組んでいましたが、今年に入ってから徐々になんとなく様子が変で
先月辺りから、休日になると起きてくるのが夕方もしくは夜。
その間一度もトイレに起きてきませんし食事も水分も取らずひたすら部屋で寝ています。
実際に寝ているのかどうかはわかりませんが、見るとお布団の中にいます。
家族が寝静まった頃起きてきて、遅くまでテレビを見ています。
正常な人間が、朝から夜中まで一度も尿意を感じないなどと言う事があるのでしょうか。
これまでの経緯から、こういった状態になる理由はだいたい同じで
自分が処理しなければいけない面倒な事や厄介な事が起こってくると
こういうひきこもり状態になります。
今はまだ、仕事の日は通常に起きて出かけますが、連休が続くとずっとこういう状態です。

私自身もこれから子供も巣立って二人きりの生活になると思うととてもストレスで
顔面麻痺がでてきたりしています。
正直、もう解放されたいって思います。

もう年齢的にも上に立って責任ある仕事を任せたいと周囲は言ってくれているのですが
こういう状態では無理でしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

 

ご主人は精神科や心療内科にかかられたことはおありでしょうか?

おありであれば、そこでの診断名を教えて下さい。

 

ご記載を拝読する限りは回避性パーソナリティ障害の診断が当てはまりそうに思えるのですが。

 

*****************************************

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)におけるの診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、精神科疾患の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。


【回避性パーソナリティ障害(Avoidant Personality Disorder)】

社会的制止や不適切感、自己に対する否定的評価に対して過敏性の広範な様式であり、成人期早期に始まり種々の状況で明らかになる。以下の7つの基準のうち、4つ以上があてはまる。
1. 人からの批判、否認もしくは拒絶に対する恐怖のために、重要な対人接触のある職業的活動を避ける。
2. 相手に好かれていることを確信できなければ、他人と関係を持ちたいと思わない。
3. 恥をかかされることや馬鹿にされることを極端に恐れて、親密な関係の中でも相手に遠慮してしまう。
4. 人が集まる社会的な状況で、人に批判されることや拒絶されることに心が捕らわれている。
5. 『自分は人と上手く付き合えない』という不適切感によって、新しい対人関係がつくれない。
6. 自分は社会的に不適切である、自分には長所がない、または他の人よりも自分が劣っていると思っている。
7. 恥をかくかもしれないという理由で、個人的な危険を冒すことや何か新しい活動を始めることに対して、異常なほど引っ込み思案である。

*****************************************

 

まずこの点につき、確認させていただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.
16年前に診断されたのは自律神経失調症です。
それ以前も同じ診断だったと聞きました。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

ご返信・追加情報ありがとうございます。

 

「自律神経失調症」という診断が出てきたら眉に唾をつけて考えられてみるべきでしょう。
実のところ、自律神経失調症はこの世に存在しない、もしくは日本にしか存在しない病気です。

日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」と自律神経失調症を暫定的に定義していますが、国際的な精神疾患の診断基準である「精神疾患の分類と診断マニュアル(DSM)」では、自律神経失調症に相当する疾患の記載はありません。

実際に、他科で「自律神経失調症」と診断された患者様を精神科医が診察すると、うつ病やパニック障害、適応障害などの診断が付くことがほとんどです。

結局、自律神経失調症は、「不定愁訴」を訴える患者様を診察した一般身体科医が、検査によって所見が得られず、診断を付けられなかった場合に、自分と患者様を納得させるために用いる「診断のごみ箱」的病名として用いられている傾向があります。

 

ご主人の場合は、考えられる診断名としては、可能性が高い順番に、回避性パーソナリティ障害、社交不安障害、適応障害、うつ病であろうと考えます。

 

まずはご主人に精神科/心療内科を受診していただいて、診断を確定されるべきでしょうし、必要と判断されれば治療を受けられるべきでしょう。

 

ただ、診断のいかんに関わらず、これまでの生活歴から考えると、ご主人に「上に立って責任ある仕事を任せ」ることは無理であろうと考えます。

これまでの人生で「自分が処理しなければいけない面倒な事や厄介な事」を回避し続けてきたわけですから、そもそもそういう能力を獲得されていないでしょうし、52歳という年齢を考えると、これから獲得するのも極めて困難でしょう。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 5 年 前.
日頃の行動を見ていますと、週末になると朝から部屋にこもりっきりで出てこないので
気分次第の「ひきこもり」のように感じ、自己中心的な性格というようにも感じるのです。
「ひきこもり」というのは、病気なのでしょうか?

ご回答いただきました「回避性パーソナリテイー障害」の原因というのは遺伝的なものが関係するのでしょうか?
また、薬による治療が主となるのでしょうか?

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。

「ひきこもり」という病気はありませんが、ひきこもっている方々の中に色々な精神科疾患をもたれている方がいる、ということです(ただし、ひきこもりの方々の半数には狭義の精神疾患は認められません)。
ご主人の場合は、これまでの経過から考えると、性格的な問題が大きい印象を受けます。

そしてパーソナリティー障害は、狭義の病気というよりは「著しい性格の偏り」のことですから、薬物療法で改善するものではありません。
基本的には治らないものだと理解されておいた方がよろしいかと存じます。
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専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
人格障害に遺伝性があることは確認されていません。

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