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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14134
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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二世帯の義両親との関係に疲れ、現在実家に6か月の娘を連れて帰省しています。嫁いだ頃から何かと口を出してきましたが、妊

解決済みの質問:

二世帯の義両親との関係に疲れ、現在実家に6か月の娘を連れて帰省 しています。嫁いだ頃から何かと口を出してきましたが、妊娠・出産後は特に酷かったです。精神的にも情緒不安定なのにも関わらず・・・その頃から食べると気持ち悪くなり吐くようになりました。今では義両親の事を考えるだけで、吐き気も・・・手には吐きだこも出来て辛いです。身体は疲れているのか、すっきりはしないし、寝ていても寝ている気がしません。実家に帰省する数週間は家から出ることもできず、引きこもり状態・・・おまけに主人との喧嘩も絶えませんでした。一番酷かったのは、携帯電話で自分の頭を叩き、血が噴き出してしまった事です。自分でも何をしてるのかも分かりませんでした。今、どうして良いのか分かりません。主人の所に帰りたくもありません。でも育児は楽しくて毎日娘との時間を大切に過ごしています。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

結論から申し上げれば、心療内科を明日にでも受診されるべ きかと考えます。
仰るように産後はホルモンバランスの急激な変化や子育てのよう疲労のために情緒不安定になりやすい時期です。
しかしながら、6ヶ月という持続期間や、ご記載にある症状の重症度は、マタニティー・ブルーで説明がつく域を越えているように思われます。恐らくうつ病の診断が付く可能性は高いと思われます。

ご実家にみを寄せることができ、子育てを楽しめているというのは明るい材料ですが、いつまでもこのままというわけにはいかないでしょう。遠からず、ご主人や義理のご両親と何らかの話し合いを持ち、問題の解決を図らなければなりません。

それが可能な状態になっているために、相談者様が少なくとも本来の思考力や判断力を取り戻しておく必要はあるでしょう。
うつ病の治療には時間がかかります(目安としては3ヶ月程度でしょうか)。治療開始は早いに越したことはありません。
懸念としては、授乳の問題はあります。恐らく抗うつ薬や安定剤は処方されると思いますが、精神科のお薬は母乳移行性があるため、服用中は授乳は禁止となります。この点についてはあらかじめお含みおきの上で受診をしていただけますようお願いいたします。


現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における大うつ病性障害(うつ病)の診断 基準を以下にお示ししておきます。

本来、うつ病の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいの で。あくまでご参考まで、ですが。

次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはま り、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること、且つ1)~9)の症状がA~Dを満たす場合に、大うつ病性障害と 診断されます。
1) 抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。
2) 興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。
3) 体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。
4) 不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。
5) 精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。
6) 易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。
7) 無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。
8) 思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。
9) 自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。
A. 混合性エピソード(躁うつ)ではない。
B. 著しい苦痛を感じる、または社会的・職業的な機能障害がある(非常につらい、または日常生活に支障がある)
C. アルコールや薬物による作用や身体疾患によるものではない。
D. 死別反応ではない(愛する人を失った後、症状が2ヶ月以内ならば離別反応と考えられます)
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14134
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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  • 一人で外国に来ていて、病気になり知らない土地で病院にいきました。 結果として、その病院の先生の判断も的確なものでしたが、病院から帰って疑問が出てきてもすぐに相談することができず不安に思っていましたところ、当方の存在を知りました。私のような思いをされる方は、多いと思います。いざという時の心強い味方として知人にも知らせたいと思います。 長野県千曲市 後藤
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    慶応大学卒業。CIIS(カリフォルニア統合学大学院にて東西心理学修士号、臨床心理学博士号取得。サンフランシスコのオフィスにてカウンセリング、心理療法、コンサルテーションおよび心理アセスメントをおこなっている。
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    平成16年 滋賀医科大学医学部医学科卒業 千鳥橋病院初期研修医平成18年 滋賀医科大学精神科後期研修医平成20年 滋賀医科大学精神科助教平成22年 滋賀医科大学地域精神医療学講座特任助教平成23年 滋賀医科大学精神科外来医長(兼任)
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