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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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こんにちは。38歳千葉在住の女性です。昨年の7月に異動になり、これまで経験のない分野、上司も部下も外国人(日本人も数

解決済みの質問:

こんにちは。38歳千葉在住の女性です。昨年の7月に異動になり、これまで経験のない分野、上司も部下も外国人(日本人も数名居 ます)という環境になりました。それまではカスタマーサービスで6年半、係長としてチームをまとめていましたが、いきなり現在のチームの部長になりました。前任者がいたわけでもないので、特に引き継ぎもなく、手探りの状態で進めているような状態ですが外資系企業のため、数字だけは求められます。経験がないことから自信を持つことがなかなか出来ず、プレゼンでも人前で話すことは異常に緊張し首筋から汗をかきますし、ミーティングの場でも積極的に発言できません。毎日仕事の夢をみて熟睡できませんし、髪の毛も大量に抜け、胸のあたりが常にもやもやしている状態で、休日も外に出たくなくなりました。とてもこのポジションでやっていく自信もく、また毎日このような精神状態で生活するのももったいないと思い、会社を辞めることも考えています。誰に相談してももうちょっとがんばれと励まされますが、これ以上頑張っていく気持ちがありません。お医者さんに通った方がいいでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

この状況で頑張れと言われるのはお辛いですね。
医療機関にはかかられた方がいい状態であるように思います。

常に不安感・緊張感が強く、仕事が無い「休日も外に出たくな」いとのことですから、精神科の疾患であればうつ病かその近縁疾患の診断が付く可能性が大です。
昇進による責任の増加がうつ病発症のリスクファクターであることもよく知られています。

ただ、いくつかの身体疾患、たとえば甲状腺ホルモン低下症などでもうつ病類似の精神症状が出ますし、脱毛も起こります。女性ホルモンが崩れるような状態でも同じようなことが起こります。
万全を期すならばまず内科を受診され、身体疾患が背後に隠れていないかを調べてもらい、そこで問題が無かった場合は心療内科/精神科を受診されるべきでしょう。

もっとも、前後関係からして精神科疾患である可能性が高いですから、不眠や不安・緊張がお辛いのであれば、初めから心療内科を受診されてもよろしいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
追補

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における大うつ病性障害(うつ病)の診断基準を以下にお示ししておきます。

本来、うつ病の診断はこのようなチェックリストに当てはめて考えるべきものではありませんが、このようなネット相談では使い勝手がいいので。あくまでご参考まで、ですが。

次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはまり、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること、且つ1)~9)の症状がA~Dを満たす場合に、大うつ病性障害と診断されます。
1) 抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。
2) 興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。
3) 体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。
4) 不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。
5) 精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。
6) 易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。
7) 無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。
8) 思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。
9) 自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。
A. 混合性エピソード(躁うつ)ではない。
B. 著しい苦痛を感じる、または社会的・職業的な機能障害がある(非常につらい、または日常生活に支障がある)
C. アルコールや薬物による作用や身体疾患によるものではない。
D. 死別反応ではない(愛する人を失った後、症状が2ヶ月以内ならば離別反応と考えられます)
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