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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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双極性障害で20年治療しています。今回は、鬱がひどくて希死念慮が薄れません。毎日、死にたい気持ちと戦っています。薬物

解決済みの質問:

双極性障害で20年治療しています。今回は、鬱がひどくて希死念慮が薄れません。毎日、死にたい気持ちと戦っています。薬物療法も行っていますが、すぐに結果が出るものではないので、とても辛いです。発想の転換はありますか?リーマス、テグレトール、アモキサンを内服しています。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

リーマスとテグレトールそれぞれの血中濃度を教えていただけますか?

最近数年は躁状態やうつ状態をどれくらいの頻度で呈されているのでしょう?

取り急ぎ以上2点、確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

血中濃度は、しばらく測っていないのでわかりません。すいません。

前回のひどい鬱状態は7~8年前でした。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

現在の相談者様はうつ状態にあるのだと理解しますが、単なるうつ病に比べて「心の病気」よりも「脳の病気」としての要素が強い躁うつ病のうつ状態の場合、発想の転換よりも先に薬物療法の最適化が治療上重要な位置を占めます。

そのスタートは、気分安定薬を十分量使用することであり、それで もうつ状態が続くようなら期間限定で抗うつ薬が使用され、さらに「心構え」に相当する精神療法が適応となります。
気分安定薬の血中濃度は年齢や体調によって変化しますので、年に1~2回は測定がなされなくてはなりません。

心構え以前に、その土台たる薬物療法の調整を主治医に求めるべきと考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 5 年 前.

リーマスの血中濃度は、1年に一回測定しています。確か前回は、0.42ぐらいであったと思います。今回、鬱がひどくなったため、ジプレキサやサイバルタも試しましたが、だめでした。そこで、今回アモキサンが処方されました。とにかく、死にたい気分から逃れたいのです。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
双極性障害の場合、まず気分安定薬を十分量使用するのが治療の前提になります。
リーマスなら有効血中濃度は0.6~1.2 mEq/L 必要で(測定機関によっては0.4~1.0)、相談者様の場合は、まずリーマスがその濃度に達していないか、達していてもぎりぎり、ということになります。
テグレトールも当然、有効血中濃度に達していなければなりません。中途半端な量の気分安定薬2種類の併用に意味はないでしょう。

双極性障害でうつ状態になった場合、まず気分安定剤を有効血中濃度の範囲内で増量します。

気分安定薬の血中濃度が不十分な状態での抗うつ薬の使用は百害あって一利なしです。
特にアモキサンを含む三環系抗うつ薬は、双極性障害においては躁転、急速交代化、混合状態の惹起といった病態の難治化を引き起こしやすいことが知られています。

基本の治療から見直されるべきですし、そのためには転院も検討されるべきかもしれません。

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