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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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20代男性です。資格試験の勉強をしております。数日前に急に、食事の味がわかり辛い、匂いが感じにくい、暑さ寒さをあまり

解決済みの質問:

20代男 性です。資格試験の勉強をしております。数日前に急に、食事の味がわかり辛い、匂いが感じにくい、暑さ寒さをあまり感じない、特に今の季節は寒いと思うのですが、外に出ても寒いというより涼しく感じる、物事に対する意欲、好奇心がなくなるというような症状が出ました。本を読んでも内容を意識して読めず、文字をただ目で追うだけになってしまいます。 運動不足なのかと思い、ジムで5キロほど走りましたが、いつもならそれだけ走ればかなり疲れを感じるのですが、そのときは疲れや爽快感、火照りはほとんど感じず、汗も少なく、心臓がバクバクいって脚の動きが鈍くなってきたことによって疲れているんだとようやくわかりました。 実は夏頃、妙に不安になったり悲しくなったりしました。暑い季節なのに、体はそれ以上熱くなって汗も大量にかき、脳が火照るような感覚があり、体が震えてなかなか寝付けませんでした。そんな症状が半月程続いたのですが、その後は、徐々に体調も安定してきて、今度は非常に頭が冴えて、記憶力や頭の回転、意欲、やる気がものすごくわいて勉強が大変進みました。睡眠も4~5時間も寝れば十分でそれより短い日もありました。私としては体調がよくなったんだな、と思っていました。しかし、最近徐々に、その感覚も弱くなり、突然初めに書いた症状が出ました。今は、一応亜鉛のサプリメントを飲んで、エアロバイクを20分ほど漕いでいます。味や匂いの感覚は少し戻った感じはしますが、温度感覚や汗の量、頭の働きはまだ鈍いままです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

ご記載の症状を拝読する限り、双極性障害(躁うつ病)を患われている可能性が高いと思われます。

現在、そして夏ごろの状態はうつ状態、「今度は非常に頭が冴えて、記憶力や頭の回転、意欲、やる気がものすごくわいて勉強が大変進みました。睡眠も4~5時間も寝れば十分でそれより短い日もあ」った時期は軽躁状態であったと思われます。

心療内科/精神科の受診をお勧めします。
ただ、双極性障害の治療はうつ病よりも専門性が必要とされますので、受診される医療機関は規模が大きい病院である方がよいと考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。


現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における大うつ病性(うつ病)エピソードと、軽躁病エピソードの診断基準を以下にお示ししておきます。

【大うつ病性エピソード】
次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはまり、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること。
1) 抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。
2) 興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。
3) 体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。
4) 不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。
5) 精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。
6) 易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。
7) 無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。
8) 思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。
9) 自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。

【軽躁病エピソード】

以下の症状のうち3つ(またはそれ以上)が持続しており(気分が単にいらだたしい場合は4つ)、はっきりと認められる程度に存在している。
1) 自尊心の肥大、または誇大
2) 睡眠欲求の減少(例:3時間眠っただけでよく休めたと感じる)
3) 普段よりも多弁であるか、喋り続けようとする心迫
4) 観念奔逸、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験
5) 注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でないかまたは関係のない外的刺激によって他に転じる)
6) 目的志向性の活動(社会的、職業または学校内、性的のいずれか)の増加、または精神運動性の焦燥
7) まずい結果になる可能性が高い快楽的活動に熱中すること(例:制御のきかない買いあさり、性的無分別、またはばかげた商売への投資などに専念すること)
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質問者: 返答済み 5 年 前.
お返事ありがとうございます。

夏頃には、大うつ病エピソード1~9全てが 当てはまっていました。
食欲もなく、日光に当たるだけで辛かったです。

軽躁病と思われる時期には、軽躁病エピソード1、2、3、4、6が当てはまっていました。

今はうつ状態なのでしょうか?味覚は乏しいですが、食欲はあります。
私は決して寒さに強いわけではないのです。
温度感覚が鈍く、頭の働きが鈍いというのは辛いです。

ちなみに私は青森の弘前市というところに住んでおります。心療内科/精神科を受診したことがありません。おすすめの病院はありますか?

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ご返信ありがとうございます。

診断基準に関しては、参考程度のものだと理解されていてください。
実臨床では基準を満たしていなくてもうつ病や躁うつ病の診断を下すことはありますし、その逆もあります。
精神科領域の病気の場合は血液検査や画像診断のような客観的な指標が無いので、こうしたリスト式の診断基準が用いられますが、それはやはり完全なものではありません。
ただ、こうしたネット相談を行う上では使いやすいので提示させていただきました。

現在の状態は軽躁エピソード後の脳の疲弊状態かもしれませんね。
躁状態や軽躁状態の間はとてもエネルギッシュになりますが、それはエネルギーの前借りにすぎないので、エピソードが終わると、反動でどっと疲れが出ます。時にそのままうつ病相に移行してしまうこともございます。

ですので、心療内科/精神科の受診は早目にされておいた方がいいでしょう。

ただ、受診先となると悩みどころですね。
土地勘が無い場所の病院紹介のご希望をいただいた場合は、当該の学会の専門医リストから推薦することが多いのですが、青森県ではなかなかそういった病院がみつかりません(青森県の方から病院推薦のご希望をいただいたのは初めてではありません)。
北海道、関東、関西、九州ならば、いくつも候補が挙げられますが、青森となると、私が自信をもってお勧めできるのは弘前大学だけになります。
これは大学病院だからという短絡的な理由によるものではなく、うつ病・躁うつ病の分野で優れた臨床研究を多数発表している医局だからです。

ただ、大学病院の外来というのは平日の午前中しか開いていませんので、受診しやすい診療体制ではありません。
通いやすいクリニックを、まずは受診されてみるのがよいかもしれませんね。
この点、お役に立てず申し訳ありません。
質問者: 返答済み 5 年 前.
わかりました。通いやすい場所を見つけて、できるだけ早く受診しようと思います。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

また何かございましたらお気軽に指名でご相談ください。

ご快癒を祈念しております。

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