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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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過去1年半ほど次のような症状で悩んでおります ① 軽い吐き気を感じて、朝食があまり食べられない   昼食はそ

解決済みの質問:

過去1年半ほど次のような症状で悩んでおります

① 軽い吐き気を感じて、朝食があまり食べられない
  昼食はその日の状況で食欲がわかないときがある
  夕食は食べられることが多い

② 寝付くが、2時から3時ごろに目が覚めてそのまま眠れなくなる

③ 微熱、頻脈ぎみ(80~95ぐらい)

④ 耳鳴り、額の奥あたりにじわっと感じる頭痛

⑤ 何にも楽しみを感じない

⑥ 1年半笑っていない

⑦ 将来に対する漠然とした不安感がある
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

ご記載を拝読するかぎり、「気の持ちよう」として扱ってよい範疇は越えているように考えます。
ただ、これだけだと一般内科や雑に診察をする心療内科にかかった場合、「自律神経失調症」で済まされてしまう可能性が大でしょう、

少し周辺情報を下さい。

1) 眠れていますか?
2) 差し支えなければ相談者様の性別と年齢を教えていただけますか?
3) 家事や家事の能率は以前と変わっていませんか?
4) 趣味や、ご友人との会話などは楽しめますか?
5) この問題について相談できる相手はいますか?
6) 休日はどのようにお過ごしですか?

以上、確認させていただければ幸いです。
質問者: 返答済み 5 年 前.

1) 眠れていますか?

 

 十分に眠れていないと感じています。実質睡眠時間は4時間前後です。


2) 差し支えなければ相談者様の性別と年齢を教えていただけますか?

 55歳 男性です

 

3) 家事や家事の能率は以前と変わっていませんか?

 今までできていたことが、時間がかかるようになったり、十分にできなくなったと感じています

 

4) 趣味や、ご友人との会話などは楽しめますか?

 

 いろいろ趣味はあったのですが、コミックを読む以外できなくなりました


5) この問題について相談できる相手はいますか?

 おりません

 

6) 休日はどのようにお過ごしですか?

 ほとんど、外出せず、読書してすごしています

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

早速のご返信ありがとうございました。

 

精神科疾患の場合、客観的指標(血液検査で診断がつくとか、MRIをとると特定の所見があるとか)がございませんので、抑うつ症状を呈する身体疾患(例えば甲状腺機能低下症や、相談者様のお歳であれば男性更年期障害など)を除外する必要はありますが、追加情報を読み合わせるかぎりでは典型的なうつ病と考えていいように思います。

 

抵抗がおありでなければ心療内科/精神科を受診されて、診察と治療を受けられることをお勧めします。その際には、最初のご質問事項だけでなく、私が追加質問した事項についても説明されるとよいと思います。

このページをプリントアウトして持参すると時間の節約になるかもしれません。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

現在、精神科領域でもっとも一般的に用いられているDSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)における大うつ病性障害(うつ病)の診断基準を以下にお示ししておきます(これによって診断を付けるものではありませんので、あくまで参考まで、です)。

次の1)~9)のうち、基本症状である1)と2)の少なくとも一つを満たすことを必須として、他のよくある症状と併せて合計5つ以上の症状に当てはまり、これらの症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっていること、且つ1)~9)の症状がA~Dを満たす場合に、大うつ病性障害と診断されます。
1) 抑うつ気分:気分の落ち込みを感じる。
2) 興味、喜びの著しい減退:全ての活動に対して興味や喜びを感じない。
3) 体重減少か増加、または食欲減退か増加:この1ヶ月で5%以上の体重の減少か増加がある。
4) 不眠 または睡眠過多:不眠または過眠(10時間以上)がある。
5) 精神運動静止または焦燥:何をするにも億劫で辛く感じ、仕事をするのに時間がかかるようになった。または焦燥感でイライラしたりする。
6) 易疲労感または気力の減退:やる気が出ない、すぐに疲れてしまう。
7) 無価値感または罪責感:自分を無価値な存在と感じて自信がなかったり、過度に自分を責めることが多い。
8) 思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった。
9) 自殺念慮等:生きるのが辛く、死について考えることがよくある。
A. 混合性エピソード(躁うつ)ではない。
B. 著しい苦痛を感じる、または社会的・職業的な機能障害がある(非常につらい、または日常生活に支障がある)
C. アルコールや薬物による作用や身体疾患によるものではない。
D. 死別反応ではない

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