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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14342
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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夫は躁鬱病と診断され、リーマス、デパケン、リスパーダール、レボトミン、タスモリン、コンスタン、セディール

解決済みの質問:

夫は躁鬱病と診断され、リーマス、デパケン、リスパー ダール、レボトミン、タスモリン、コンスタン、セディール、ジェイゾロフト、ドクマチール・・・など服用しました。リーマスでは力が入らなくなり、デパケンでは肝機能が悪くなり、リスパダールやドクマチールでは起き上がれなくなりました。本人は色々飲んだ薬のせいで体が弱っていると思い込んでいます。気分安定剤を飲まなくなって1年経ちました。気分は安定しています。果たして、夫が思っているように薬の影響で体が弱くなるものなのでしょうか?確かに年齢(62歳)からするととても老けたように見えます。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。ご指名ありがとうございました。

まず結論から申し上げますと、これまでお飲みになられてきたお薬の影響で、不可逆的に「体が弱くなる」ことはないと思います。

ただ一方で、ご主人はお薬で副作用が出やすい方であるのは確かであるようです。
例えばリーマスによる脱力、デパケンによる肝機能障害は、どちらも(確率は低いながらも)起こりうる副作用ですが、両方が出る患者様はきわめて稀です。
以前いただいたご相談ではリスパダールやドクマチールでは起き上がれなくなっただけでなく発疹も出たということですから、薬力学的にお薬に弱い(=薬の作用が強く出やすい)だけでなく、免疫学的にもお薬に弱い(=薬でアレルギーが出やすい)という意味で、二重の意味で副作用が出やすい体質なのだと言えます。
脱力やふらつきはお薬の作用として強弱の差はあれど誰にでも出る副作用ですが、肝機能障害・発疹は、出る人にしか出ないアレルギー症状です。

いずれにせよ、このような副作用が出ると、その副作用が解消されるまでの間は寝たきりになったりするなど、短期間でも活動度は下がります。それが繰り返されると、体力は落ちていくでしょう。ただ、この体力低下は元に戻らないものではなく、活動度が元に戻れば次第に回復してくる類のものです。

もうひとつ考えなければならないのは病気そのものの影響です。
前回の回答でも述べたように躁うつ病は「脳の病気」としての要素が強い疾患であり、躁とうつを繰り返すことで脳に負担がかかることが知られています。
振幅が大きい気分の変動に晒されることで疲弊し、年齢よりも老けたように見える患者様が臨床上しばしば見受けられるのはたしかです。ただこれは10年、20年の単位で躁うつ病のコントロールが効かなかった患者様の場合で、ご主人の病歴は2年半とのことでしたから、この間に何回も躁とうつを繰り返したというのでもない限りは、こちらの側面はあまり気にされなくてもいいのかもしれません。

従って、「薬害」的な意味で、ご主人がこれまで服用されてきたお薬のために、取り返しのつかない身体的変化を被ったという可能性は考え難いと思われます。
体力低下があるとしたらそれは回復可能なものですし、「老けたように見え」る部分については病気の影響を考えられるべきでしょう。
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