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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14356
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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以前難しい質問をさせて頂いた者です。最近、モラルハラスメントの本を読み、自分がその被害にあたることを認識させられまし

解決済みの質問:

以前難しい質問をさせて頂いた者です。最近、モラルハラスメントの本を読み、自分がその被害にあたることを認識させられました。精神的秒力を受ける度、セネストパチーの憎悪がみられます。専門のDr.は「大事な何かを守るため、脳が神経に散らしたとも考えられる。神経がそのダメージを引き受けてくれたとも言える」と説明を受けました。私もそう思うのです。大事な何か、それは、アイデンティティー、つまり自我同一性、人格の統一性、自分の人格、尊厳を守る、「自分らしさ」を必死で脳が守った結果だと考えています。しかし、その立証は非常に、 いいえ、殆ど無理ですよね。
長々と電話でこちらの人格攻撃を受けたり、その一言がトドメとなってグサッとくる感覚があった時(目の前が真っ白になるほど)、言葉による暴力はその人の精神を破壊する犯罪だと本に書かれていました。大事な何か・・・先生はどうお考えですか? 前にもかきましたが、別人のような声が出てきて、受けたダメージが今度はこちらから出てきて、暴力的な言葉になって出て来ます。悪意があろうが無かろうが、言葉の暴力は、殴るけるより恐ろしいことです。モラルハラスメント、セネストパチー、大事な何かの関連性に先生のお考えをお聞かせいただければ幸いです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
今回も難問ですね。

少し時間を下さい。

質問者: 返答済み 5 年 前.

しんどかったらいいですから。

 

単に先生のお考えでいいですから。もしよろしければ・・・

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
凝り性なので(笑)

しばしお待ちを。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
すいません。お待たせした割には大した情報は拾ってこれませんでした。

今回のお題のモラルハラスメントについては、PTSDとの関連でちらほらと日本語でも文献や書籍が出てきているようです。
PTSDにおける心的外傷は「危うく死ぬまたは重症を負うような出来事」として定義されますが、深刻なモラルハラスメント被害者ではPTSDに匹敵・類似する脳の機能的・形態的変化が起こるとされています。

もっとも確立している所見は海馬の萎縮です。
主にストレスホルモンといわれるコルチゾールの影響といわれていますが、なぜか脳のこの部分だけが障害され、MRIで撮って解析にかけるとわかるくらい萎縮するのです。
萎縮の意義はよくわかっていませんが、海馬の主な機能が記憶の保持であることから、PTSDで見られるフラッシュバックはこの障害と関係した症状なのではないかと考えられています。

また、ストレスによって各種神経伝達物質の分泌が過剰になり、この影響で神経細胞同士の必要なシナプス結合が形成されなかったり、逆に余計なシナプスが形成されることがネズミレベルではわかっています。

こうした事実を鑑みると、相談者様に専門医が仰ったという「大事な何かを守るため、脳が神経に散らしたとも考えられる。神経がそのダメージを引き受けてくれたとも言える」という意見は、ストレスが神経系に及ぼす影響のロマンチックな比喩のように思われます。
実際のところは、大事な何かを守るために脳がストレスを神経細胞に散らしたのではなく、ストレスで神経のネットワークが混乱したために結果としてストレスが文脈を失って脳全体に散らばったと考えるべきかと私は思います。
同じことなのかもしれませんが。

「大事な何か」が脅かされるモラルハラスメントが、受けるストレスの総和という点でPTSDに酷似する病態ではないか、という仮説は大いに魅力的なのですが、PTSDでセネストパチーは起こらないので、そこのところがうまく理屈がつきませんでした。
解離はPTSDでも起こるのですが。

といったところで、まとまらない話になってしまい申し訳ありません。
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