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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14262
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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主人がうつ病を診断されてから7年ほどになります。心療内科で投薬治療をしてきたのですが、かわらないです。昨年二週間、今

解決済みの質問:

主人がうつ病を診断されてから7年ほどになります。心療内科で投薬治療をしてきたのですが、かわらないです。昨年 二週間、今現在二ヶ月目ですが、休職しています。
ほんとに鬱なのか疑問に思っています。苦手な仕事を任されできなくて二週間休職、人間関係が作れず休職、で退職したいと、言うからです。自分で苦手を克服しようとか人間関係を築こうという姿勢や努力は一切しず、周囲が教えてくれないから、とか自分は嫌われてるから受け入れられないんだ、だから、退職したいと・・・。そして、鬱だからこうなんだという。子供も10歳と5歳の2人います。どう、子供に今の状況を説明していいかわかりません。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

ご家族にストレスがかかるタイプのうつ病のようですね。

見解を述べさせていただく前に、以下につきご確認させていただけないでしょうか。

1) ご主人はおいくつですか?

2) 発症当時はどのような症状だったのでしょうか? 今と同じですか? それとももっと「うつ病らしかった」でしょうか。

3) 発症に先立って何かきっかけになるような出来事があったのでしょうか。

4) まだ仕事に行かれていた頃、ご主人は会社が休みの日はどのように過ごされていましたか? また、平日はどんな様子だったでしょうか。

5) 休職中の現在、ご主人は散歩以外に外出はされますか? どのように過ごされているでしょう?

6) 現在、ご主人は食欲はありますか? 夜は眠れているようですか?

7) 現在、ご主人は趣味を楽しんだり、お友達とあったりする機会がありますか?

8) 現在のご主人の心療内科からの処方内容を教えていただけますか(薬の名前と1日服用量)?

お疲れのところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
なお、以降の回答は明日朝以降となりますのでご了承ください。
質問者: 返答済み 5 年 前.

1.40歳です。

2.発症当時は、笑わなく何もする気が起きず、一切出かけることはできませんでした。今よ

うつっぽかったと思います。

3.仕事で失敗をして退職することになり、そこで発症し、再就職が決まる頃主人の父が自殺したという経緯があります。

4.休日は、自分が行きたいと思ったり、したいと思うことはやっていましたが、私が言うと家族サービスをするという感じです。平日は、愚痴っぽく、夕食後1~2時間くらい寝てそれからお風呂に入り薬飲んで寝るという感じでした。

5.朝子供にいってらっしゃいを言い、出かけられる準備をして、本屋やショッピングしたり、職安に行き始めました。

6.食欲はあります。3食、食べ過ぎなくらいで、最近太ってきました。休職前は、夜だけたくさん食べて、朝昼は食べたくないといい、痩せていっていました。睡眠は、朝方起きることがあるみたいです。大いびきをかいて寝ています。

7.趣味と言えるものがないんです。友達もいない感じです。昔の友達にメールでもしたらと言ったんですが、うんと言ったきりしていません。する気が起きないそうです。

8.レスリン錠25mg 1錠  ミンザイン錠0.25mg 1錠   一日一回 寝る前

 ラニクタール錠25mg 2錠 一日一回 朝食後

 ランドセン錠0.5mg 2錠 パキシル錠10mg 2錠 スルピリド錠50mg 2錠     

        一日二回 朝、夕食後

 リフレックス錠15mg 2錠 一日一回 夕食後

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。
追加情報ありがとうございました。

半ば予想していましたが、ご主人のうつ病は非定型うつ病と呼ばれるものだと思われます。
非定型うつ病とは、現在臨床・研究でもっとも広く用いられている「精神障害の診断と統計の手引き(DSM)」では「大うつ病性障害、非定型の特徴と伴うもの」と分類されます。
最近、テレビなどで話題になる「新型うつ病」という概念とほぼ重なるようにも思われますが、これはまだ精神医学上の疾患単位として認められたものではないので、私はあまり使わないことにしています。

非定型うつ病の特徴は、
1) 典型的なうつ病(定型うつ病)では変動はありながらも1日中気持ちが塞いでいるのに対して、楽しいことや自分の好きなことをしている限りは気分が明るくなります。これを「気分の反応性」と呼びます。

2) 典型的なうつ病(定型うつ病)では食欲低下・不眠が見られるのに対し、むしろ過食と過眠が認められます

3) 他者からの拒絶に敏感で、しばしば人間関係上のトラブルを起こします。定型うつ病が自責的になるのに対し、非定型うつ病では他罰的になると言われることもあります。

非定型うつ病は、そもそもが1950年代に、「従来の抗うつ薬が効かないが、モノアミンキシダーゼ阻害薬というタイプの薬(現在日本にはありません)が効くうつ病の一群」として報告されたのが始まりです。

以後、非定型うつ病が定型うつ病と同じ病気なのかどうかは論争の的でしたが、現在に至るまでその結論は出ていません(新型うつ病に関する最近の議論は、古くて新しい問題なわけです)。

ただ、臨床的にはやはり定型うつ病と同じ治療では効果が上がらない印象はあります。
薬物療法にも工夫が必要であり、また、精神療法や環境調整が必要となる事例が大半です。

できるだけ休学・休職はさせない方がよいですし、過眠・過食を強制するために規則正しい生活を心がけることが重要です。定型うつ病では「励ましてはいけない」「頑張らせてはいけない」とよく言われますが、非定型うつ病の患者様に対しては叱咤激励が必要な場合が少なくありません。

精神療法としては認知療法が有用ですし、環境調整としては、仕事をされている方なら移動や転職が回復のきっかけとなることもあります。

非定型うつ病の忘れてはならないもう一つの特徴が、負荷をかけられると衝動的に自殺行為に走ることがあることで、この点に対しては一定の注意が必要です。

敢えて誤解を恐れずに私見を申し上げるならば、治療が必要な「病気」であることは間違いないのだが、アメとムチを使って生活指導をしながら、結局は本人が好む方向に環境調整を図ることになることが多いという点で、釈然としない感触が残る疾患です。
ご家族や職場の方々にとってはストレスフルな人物になりうるでしょう。

一緒に暮らされるご家族のストレスは特に大きく、時にご家族に精神医学的なケアが必要となる場合もあります。うんざりしながらも、「うつ病」だからと、腫物を触るように患者様に接することを強いられる(感情と行動の不一致)からですが、これはご家族にとっても患者様ご本人にとってもいいことではありません。

上述したように、ご家族が患者様を叱咤激励してあげることも必要です。

一点気になるのは、ご主人のお父様が自殺で亡くなられていることです。
理由はさておいて、自殺傾向は遺伝性があることが知られています。
こうしたリスクもありますから、できれば家族相談の形で相談者様がご主人の主治医から病状説明や治療方針を聞き(ご主人と同席する形でもかまいません。いずれにせよ、主治医に時間をとってもらえるよう予め電話で確認をしておくのがよいでしょう)、それと連動する形でご家族の対応を決められるべきでしょう。
気分安定薬を織り交ぜた処方、治療に認知療法を取り入れていることなどから、ご主人の病状に対する見解は私をそう変わらないのではないかと考えます。

お子様たちに対する説明は、これは本当に難しいですね。普通のうつ病でも説明は簡単ではありませんが、非定型となるとお子様目線では病気には見えないでしょうから。
上のお子さんくらいの年齢になるとかなりのことがわかる年頃でもありますから、精神的な病気で、療養が必要な状態である、程度の説明はされておいた方がいいかと存じます。

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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