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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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解決済みの質問:

高3の娘が中学時代にいじめにあいたくなくて、グループの友達に合わせて頑張ってきたものの、疲れてしまい、仲間はずれにされるなどしてき たものの、親には一切話さずいつも気の利く優しく良い子を演じて隠してきたことも苦しくなったらしいのですが、高校受験の頃から鬱状態で、周りの視線も気になり顔も硬直し、だんだん友達と話せなくなりました。それでも受験に成功するために頑張り、念願かなった高校に入学、すぐに対人恐怖、学校恐怖になりながらもチアダンス部にも入り、通院しながらジェイゾロフト服用で何とか頑張っていましたが、医者も変え、統合失調症と診断され、薬を色々試しましたが副作用が出てしまいどんどんおかしくなり、習い事のバレエの発表会前に我慢の限界でひどい頭痛と日々の不眠とで、発表会も学校もDr.ストップがかかり自宅療養となりました。いつになっても過去のフラッシュバックで被害妄想、対人恐怖、不安、イライラが続き、薬嫌いになり、また病院を変え、デパゲンとレキソタン、リボトリールからジプレキサ、セロクエル、エビリファイ内用液6㎎と症状に合わせ変えていきましたが直ぐ副作用が出てしまい、とうとう足がむずむずして、体もじっとしていられなくなり、意欲は出てきたものの興奮状態で夜も眠れず2週間でエビリファイを辞め、ドクマチ-ル50㎎とデパゲンを朝晩、夜レンドルミン服用に変わりましたが、足のむずむずは夜になるにつれひどくなり、家の中をずっと歩き通しで寝たくても辛くて眠れず、朝方になりようやく寝付く状態です。
通院して3年近くになりますが、高校も通信制に変え、もうすぐ卒業ですが、本人も将来に不安を抱き、何度も死にたいと言うこともありました。今は、一人で家にいると不安になるし、一人で出かけることも視線が気になりできず、私も仕事に行くこともできず付きっ切りです。薬は少量でも敏感に反応してしまい、薬探しで今に至り、何とか今の辛さから解放させてあげたいです。何かいいアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.

こんにちは。猫山と申します。
現在は一般病院で「普通の」精神科医をやっていますが、大学病院在籍時は児童・思春期症例を診察するグループで臨床と研究に従事していました。

 

お嬢様の年代の患者様は、思春期特有の心性と人格の未成熟のために成人とは異なる症状の現れ方をすることがあるため、診断から難渋することがしばしばあります。

 

ここでは、統合失調症という診断が正しいという前提で見解を述べさせていただきます。

 

1) 統合失調症の治療は、まず薬物療法で症状をコントロールし、しかる後にリハビリテーションとして社会活動に参加し、社会復帰を目指す、という順番で行われます。従って、現時点のお嬢様を外に連れ出し、刺激に晒すのは得策とは言えないでしょう(後述しますが、現在のお嬢様は薬を飲んでいないも同然の状態だとご理解下さい)。

 

2) 「むずむずとじっとしていられない」のは、既に主治医から説明があったかとは存じますが、アカシジアという抗精神病薬の副作用です。これは、ある種のお薬を併用することでコントロールできることがあります。

 

3) 従ってまずは、有効で、副作用が許容できる抗精神病薬を中心とした処方をみつけて十分量使用し、妄想や情緒不安定といった症状をコントロールすることが先決です。

 

以上が回答ということになりますが、以下何点か確認させていただきたい事項がございます。

 

①現在の処方は統合失調症の治療に何ら効果を発揮しません。主剤と目されるドグマチールは50mgでは抗精神病作用を有しませんし、そもそも脳に届いてすらいないでしょう。デパケンは気分の安定作用を期待しての処方だと考えますが、これは有効血中濃度には達しているでしょうか?

 

②アカシジアにはアキネトンやアーテン、インデラルといった副作用止めが有効な場合がありますが、そうした副作用対策は行われてきたでしょうか?

 

③ジプレキサとセロクエルは、どれくらいの量まで使われたのでしょう? それぞれどのような副作用のために使用が中止されたのでしょうか。

 

④ドグマチールの副作用としてアカシジアが出現するとは考えにくいのですが、エビリファイはいつごろまで服用されていたのでしょうか。

 

この4点につき、確認させていただきますと幸いです。

質問者: 返答済み 6 年 前.

回答ありがとうございます。

①デパゲンR錠200を朝晩1錠ずつ

②エビリファイの時にむずむずがひどかったので、アキネトン1㎎を頓服や夜1回で処方されました。

③ジプレキサは2.5㎎1錠夕食後で、食欲が出すぎ、夜中も食べたくなる状態。

 セロクエルは25㎎を夕食後1回から不安が強いので朝晩2回にしましたが、寝てばかりで、セロクエルとエビリファイを併用し、エビリファイの方が脳が落ち着く感じがすると言うことでセロクエルは中止。

④エビリファイは2週間9月3日まで服用後、ドグマチールへ変更しました。

 

専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.

ご返信ありがとうございます。

 

①デパケン(バルプロ酸)は血中濃度検査はされていないようですね。経験的には1日400mgでは有効血中濃度に達していないであろうと思われます。

 

②アキネトンにはアキネトンなりの副作用がありますのが(口の渇きや便秘など)、アカシジアがかなりお苦しいようですので、3mgまでは試してみてもよいのではないかと思います。

 

③ジプレキサの過食も、セロクエルの鎮静も、しばしば見られる副作用です。どちらも有効用量に達する前に副作用のために中止したということですね。

 

④エビリファイは身体から抜けづらい薬なので、まだ影響が残っているかもしれませんね。

 

エビリファイまでは、今時の、教科書通りの正しい処方が試されていたように思います。

しかしいきなりドグマチール50mgという、およそ効果が期待できない治療にたどりついてしまっているのが疑問です。

 

ドグマチールの用法・用量を以下に引用します。

胃・十二指腸潰瘍:1日150mgを3回に分割経口服用する。
うつ病・うつ状態:1日150~300mgを分割経口服用する。1日600mgまで増量することができる。
統合失調症:1日300~600mgを分割経口服用する。1日1200mgまで増量することができる。

統合失調症に対する効果を期待するなら最低300mgは必要ですが、1ヶ月以上50mgのままなわけですよね?

 

いちど、他の精神科/心療内科でセカンドオピニオンを希望されてみてはいかがでしょうか。

現在の主治医の治療方針は、「実戦に弱いお座敷剣法」という印象を受けます。

ガイドライン通りに治療を進めて意想外に副作用が出るので対応しきれなくなっているのではないでしょうか。

無暗に多剤併用をしないという点で好感はもてますが、教科書通りに治療が進まない患者さんへの対応力がないのかもしれません。

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