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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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28

解決済みの質問:

布施といいます。宜しくお願いいたします。
28歳の娘のことで困っております。宜しくご教授のほどお願いいたします。
娘は口唇列で生まれ、その後多少の知的障害があるといわれました。(障害の程度はC)中学は特殊学級

、高校は養護学校と進み、 その後25歳まで会社勤め(7年間)をしていましたが、突然退職しました。そ

の後3年ほど家にいます。動物が好きで色々飼いましたが、かわいがっているインコが死んでしまい、そ

の後部屋にこもりがちになっています。(現在 金魚、猫)
というのも、次なるインコを飼おうとするので”1ヶ月くらいはだめ”といったのがきっかけだと思いま

す。そして段々と家族(両親と3人、兄は独り立ち)のことを受け入れなくなり、今では部屋に閉じこも

り、外から声をかけると暴言をはいたり、CD音をさらに大きくしたりして反発します。又、大きなCD音を

出しながら、自分の空想を言葉にして語ったりしています。又、沈み込むというよりは笑いが多いようで

す。家族がまともに近寄れず、困り果てておりますので、こういう場合どう対処したらいいかと悩んでい

ます。友達が尋ねてきても、すぐにはドアを開けようとはしません。病院にも連れて行かれず困っていま

すので、意見をききたくメールを致しました。宜しくお願いいたします。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
こんばんは。
猫山と申します。精神科医です。

お嬢様の現在の状態は、知的障害者の心因反応として知られるものだと考えられます。
色々な症状が出現しえますが、お嬢様の場合は、「突発的状況に直面して、あまりにも強い感情体験のために、精神機能全体の統制が失われ、一過性に原始的な生物学的反応を示し、極度の興奮や錯乱」を呈する原始反応が当てはまるでしょう。

一般に、知的障害を持つ方は心因反応を起こしやすいと教えられています。
これは、障害のために問題解決能力が低く、種々のライフイベントの際に混乱を起こし、精神病状態を呈しやすいからであると考えられています。
お嬢様の場合は、ペットロスが今回のエピソードの直接の引き金ということになるでしょう。

経験的にはその症状はしばしば非常に激しく、薬物療法による一定期間の鎮静を必要とします。

「病院にも連れて行かれず」ということですが、これまでお嬢様は精神科にかかられてことはおありでしょうか?
もしくは今回の件で地域の精神保健センターで相談はされましたでしょうか。
質問者: 返答済み 6 年 前.
布施です。
回答有難うございました。このところ私自身も精神的焦りを感じておりましたが、
おかげさまで少し落ち着いてきました。
子供は10月2日に友達とウサギを買ってきて多少落ち着いたようです。
それまでは回りに迷惑するほどの音量でCDを鳴らしつずけていたのですが、
それが和らいだようです。が夜になり自分の部屋で物を壊すような激しい音を1時間位つずけていました
それも、何か口走りながら、笑いながらです。
子供は精神科にはかかった事はありません。
地域の精神保健センターを探してみます。

又、小生の見解ですが、夫婦中はよくありません。というよりは妻はすぐに”かっと”
なる性格で、それを避けるために、会話を中断するか、その場を立ち去るかの繰り返しだったと思います

。妻も大変な思いをしたとは思いますが、娘と母親は愛称が悪く、母娘を引き離すことを何度も考えまし

たが、現実それは不可能でした。妻は真面目なんですが、
ネット上で調べて見ると”メランコリー親和型”にぴったり当てはまる性格です。
もはや一刻の猶予も許されない様な気がします。
宜しくお願いいたします。
専門家:  猫山司 返答済み 6 年 前.
ご返信ありがとうございます。
のっぴきならない状況になりつつあることは理解いたしました。

となると、少しきわどい手段を使わざるをえないかもしれません。
お嬢様の場合、精神科の治療に繋げる必要があります。今回のようなことが今後も起きないとも限らないので、定期的受診ができるようになることが望ましいでしょう。

知的障害があっても、患者様を説得して、同意していただいて治療するというのが現在の精神科医療の流れですが、状態によってはそれが難しい患者様がおられるのも厳然とした事実です。
そうした場合の次善の策としてしばしば用いられるのが「水液」です。

これは鎮静作用がある抗精神病薬の液剤で、ある程度の味や匂いはありますが、飲み物や食べ物に混ぜることで患者様にそれとは知られずに飲ませることができる剤形です。

非告知投与と呼ばれる方法で、理想的なやり方ではありませんが、それを行わなければならない状況があるのも確かです。

お嬢様の場合、ご両親が家族相談の形で精神科病院を受診して抗精神病薬の水液を処方してもらい、食べ物や飲み物に混入して少しずつお嬢様に投与し、落ち着いたところで病院に連れて行くのがよいと思います。

ただ問題は、お嬢様に精神科の受診歴がないことです。
受診歴が1度でもあれば、形の上では精神科主治医がいることになり、その医師はお嬢様を診察したことがあるわけなので、法的にも医学的にも処方をしやすいのですが、まったく診たことが無いお嬢様に非告知投与用の薬を処方するのをためらう精神科医は少なくないと思います。

これは、ご両親が足を使ってこの方針を呑んでくれる精神科医を探す他はありません。
もしくは、前述の精神保健センターがこの橋渡しをしてくれることもあります。精神保健福祉センターでは精神保健福祉相談を行っており、医師、保健師、精神保健福祉士などが対応してくれ、時に往診もしてくれます。お嬢様の状態を確認した上で非告知投与をやむなしと判断すれば病院を紹介してくれることもあるのですが、これは実際のところかなりの地域差があります。

今後のこと考えても、色々な手段を試し、何が使えて何が使えないのかを知っておくのも重要かと存じますので、各方面に当たられてみることをお勧めします。

以上、少しでもご参考になれば幸いです。
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