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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14254
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして。28歳女です。よろしくお願いいたします。 最近インターネットのコラムで強迫性人格障害というものを知りました。自分にも当てはまることが多く不安になりました。以下の

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はじめまして。28歳女です。よろしくお願いいたします。

最近インターネットのコラムで強迫性人格障害というものを知りました。自分にも当てはまることが多く不安になりました。以下の項目に自分のことを書き足しました。

1. 細かいこと(細目・規則・一覧表・順序・構成)にとらわれて、活動の主要点を見失う。
→とにかくルールには従う。

2. 何か一つでも落ち度があると、それを理由にして計画の達成を丸ごと諦めてしまうような完全主義を示す。
→丸ごとあきらめることは少ないが、公文書でもないのに少しでも書き間違えると修正テープで直せばいいところを最初から書き直したりしてしまう。

3. 娯楽や友人関係を犠牲にしてまで、仕事と効率性の向上に過剰にのめり込む(経済的必要性だけでは説明できない仕事・生産性への没頭)。
→友人との約束があっても時間を遅らせてもらい休日出社してしまうこともしばしば。交代制勤務の為、上司からは残った仕事は連絡して休日出社はしないように言われているが、自分のせいで終わらなかったことで迷惑を掛けられない。社内で休日出社をする人はほとんどいない。終わらないと休んではいけないという雰囲気は一切ない。

4. 一つの道徳・倫理・価値観に凝り固まっていて融通が効かない。
→柔軟な考えが得意ではない。礼儀ができていない人は許せない。

5. 特に思い出があるわけでもないのに、使い古したもの、価値のないものを捨てられない。
→1年以上着ていない洋服が多くさらに捨てられない。部屋にも使わないものが多い。

6. 自分のやり方に従わない限り、人に仕事を任せたり一緒に仕事をすることができない。
→自分の理想通りの仕事を成し遂げたいため人に入り込まれたくない。任せたくない。逆に人の仕事を手伝うことには抵抗はない。

7. 金銭的に自分に対しても人に対してもケチである。将来の破局・困窮に対してお金は貯めておかねばならないと思っている。
→貯金自体は苦手だが、基本的にケチ。結婚しても収入があったほうがいいと思うので仕事は仕方なく続けると思う。

8. 頑固である。
→全員が違うと思っても自分が正しいと思うことは貫く。考えを変えることができない。

四六時中、仕事のことが頭 から離れず寝ていても仕事のことが夢に出てくることも多いです。
仕事で認められたいとは思っておらず、とにかくミスをして怒られ信用が下がってしまうことに不安を抱えています。定期評価では毎回いい評価をいただいています。大きな失敗をして怒られたことは今の会社5年間で一度もありません。ただ他人が怒られているのを見て不安に感じているのだと思います。
特に最近は通勤時に仕事に対する不安からストレスを感じるようになりましたが、下痢や腹痛、頭痛などの健康面に支障が出るほどではなく深刻ではないと思います。ただやりきれない感じのイライラが毎日あるのは少しイヤです。

仕事に関してはこだわりすぎてしまうのか、効率が悪いのか時間内に終わらないことが周りに比べて多いです。

文書では難しいと思いますが、強迫性人格障害の可能性があるのでしょうか?
社会人ならこのような人は少なくないようにも感じます。
仮に強迫性人格障害の可能性がある場合受診は必要なのでしょうか?
治療方法、通院間隔、治療費などこの場では判断が難しいのは承知ですが回答よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
コラムの項目自体、DSMと呼ばれる「精神疾患の分類と診断の手引」の引き写しのようですから、これらの項目を満たすのであれば強迫性人格障害の診断が付く可能性は高いでしょう。
ご質問の書きっぷりからも、強迫的な方だな、という印象は受けます。

ただ、疾患としての強迫性障害とは異なり、強迫性人格障害は性格の偏りを類型化したものの一つですから、治療しなければならないとか、治療すれば治るというものではありません。基本、性格なので治りません。

この性格傾向のために「生きにくく」なり、うつ病を発症すればそれを治療します。
医療機関によっては強迫性障害の治療に使うSSRI(選択的セロトニン再取り込阻害薬)と呼ばれる薬物による治療を行うかもしれませんが、強迫性人格障害に効くというエビデンス(証拠)はありません。

ご本人のご希望が強ければ認知行動療法という精神療法を行うことがありますが、これの効果も定かではありません。何回セッションを受ければどれくらい良くなると定量化できるものでもありません。

仮に通院するとしたら、薬物療法の場合も精神療法の場合も2~4週間に1回程度で、1回につき2~3千円程度、開業している心理士のセッションを受けるとしたら1回45分1万円くらいが相場ではないでしょうか。

あまりこういったことを気にせず、あるがままに生きていくのが最高の治療であったりするので、これ以上食い下がらずに、回答を承諾していただくのが性格的病理を深めない最善の行動だと思います。

もし追加で質問がある場合は、それがあなたの性格的偏りを悪化させるかもしれないことを覚悟の上で、3行以内でお願いします。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14254
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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