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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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妻が精神科専門病院に2回目の入院をしています。最初は東日本大震災の直後でしたが、今回は約半年後の9月20日でした。妻

解決済みの質問:

妻が精神科専門病院に2回目の入院をしています。最初は東日本大震災の直後でしたが、今回は約半年後の9月20日でした。妻の性格は几帳面、真面目、思い込みが激しく今年40歳です。11年前に母を亡くし、亡くなった翌年に私と結婚して、どちらの実家からも離れた土地の一軒家に住んでいます。8歳の息子が一人います 。
大震災のときと症状は似ていますが、どうしようもない不安にかられるようで、不眠が続き身体の不調を訴えたかと思うと意味不明の発言や行動が症状として出てきます。具体的には、頭痛、動悸、過呼吸、手のひらの発汗などです。大震災のときはもっとひどく、ジャンプしたり、腕を振り回したり、倒立状態から頭だけでブリッジしようとしたり、大声で奇声を発するなどがありました。ソラナックスやリスパダール、睡眠導入剤等を処方してもらい不安時や不眠時に飲むようにしていたようですが、再発したような感じです。今回は激しい動きこそないものの、意味不明の発言が多く、常に喋っているような状態で次第に興奮してきて過呼吸に陥るといった感じです。常に何か頭の中で考えているらしく、よくないことを次々に連想してしまうと訴えていました。泣きながら話す内容で多いのは、亡くなった母親のこと、長年お世話になっていた整体師のこと、育児のことです。普段は一切聞いたことがなかった暴言を吐いたのは前回のときには無く、今回が初めてでした。その他わかっている症状としては、音やテレビの光などに敏感ということです。前回の入院の時の診断は解離性障害または一過性??障害と言われました。退院のときにめったに再発しないから大丈夫ですよと言われましたが、今回また似たようになってしまったので不安です。慢性化してしまうことがあるんでしょうか。完治させることは可能なんでしょうか。
回答のほどよろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
ここで奥様ご本人を診察せずに病名を書くことが適切かどうかは判断が難しいところです。
しかし回答のためには必要なので、見解をお求めならばそれも含めて述べさせていただくことになりますが、よろしいでしょうか?
質問者: 返答済み 5 年 前.

現在、父親のいる山梨県に入院しており主治医もいますが、夫の私自身の見聞を広める意味でもセカンドオピニオンとして聞いておきたいです。

どうぞよろしくお願いします。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
承知しました。
ただいま日直中ですが、こらから患者様が来ることになりましたので、対処後に回答いたします。

ちなみに、奥様のお母様の死因を、差し支えなければ教えていただけますでしょうか。
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質問者: 返答済み 5 年 前.

やはりそこが重要ですよね。

義父は私に隠しておりましたが、義弟と妻からそれとなく伝わってきて、問い質したところ自殺したということがわかっています。義父は私には脳溢血で亡くなったと当初言っていました。知られたくなかったんでしょうね。

しかし、それも11年も前の時点でのことです。

さらに詳しく説明しますと、義母は双子で、もう一人のほうも自殺で亡くなっています。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
お待たせしました。
結論から申し上げると、奥様の診断は統合失調症(昔でいう精神分裂病)か、その類縁疾患である可能性が高いと考えます。

ご記載のあった支離滅裂な会話と行動は統合失調症の一類型で典型的に見られるものですし、刺激への敏感性も、妄想も幻聴らしき症状も揃っています。

解離性障害も初回のエピソードのみを見ればありうる診断かもしれませんが(解離性障害が「めったに再発しない」というのは正しくないと思いますが)、今回、統合失調症の診断基準を満たすエピソードが再発したことを考えると、診断としては統合失調症がもっとも無理がないように思います。

短期精神病性障害という見方もできるでしょうが、症状の持続期間の長短だけの違いですし、半年の間に反復して強い症状が現れていますから、今後は、調子が悪い時だけ治療、というわけにはいかないでしょう。
統合失調症と診断されればこれは慢性疾患ですので生涯に渡る服薬が必要となります。
短期精神病性障害と診断するにしても、他の一過性の精神疾患の病名が付くにしても、このタイプの患者さんは不調時の行動が読めませんし、希死念慮を口にしていることや自殺の家族歴があることを考えると、やはり一定量の抗精神病薬の服用は続けられるべきでしょう。

統合失調症の好発年齢は20代なので、奥様の場合は典型的ではありませんが、恐らくもっと早い時期に潜在発症していて(「几帳面、真面目、思い込みが激し」いという性格は症状が関与していた可能性があります)、3月11日の震災によるストレスで顕在発症した、という経過を考えます。

以上が私の見解ですが、最初にも申し上げた通り、奥様ご本人を診察していない一精神科医の、多分に推測を交えたものであることをお含みおき下さり、基本的には実際に奥様を診られている主治医の診断や治療方針を優先して下さい(ただし、まだ伝えられていないのであれば、奥様のお母様の自死の件は主治医に伝えた方がいいでしょう)。
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