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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14254
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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解決済みの質問:

47歳女性です。8月はじめに子宮筋腫による全摘出手術をしました。その後大変経過もよく、普通の生活もOKが出ました。
9月のはじめ頃からPMSかと思われる症状が出て、酷い落ち込み、自殺願望、イライラ、わけも無く泣くなどの精神状態が続いたかと思うと、今度はやたらハイテンションになり、自信過剰、性欲亢進、寝なくても平気、やたら活動的などの真逆な状態が出て、行きずりで性行為をして、反動でまた鬱状態で落ち込み、疲れていくら寝ても眠い、悲しいイライラする、などの躁鬱状態を交互に繰り返しています。
掛かりつけの心療内科では主治医に「そううつの症状に限りなく近いけど、ホルモンバランスのくずれもあるかもしれないから、まず婦人科でホルモン治療をするかどうかみてもらえ」と言われました。
手術を受けた婦人科では「卵巣は両方残っているし、ホルモンの関係とは考えにくい。生 理が無いので、排卵はあっても、PMSの症状がそこまで酷く出るとは考えられないので、精神科的治療をした方が良い。更年期の症状とも考えにくい。早急に相談をしなさい。」というような事を言われました。一応血液検査待ちです。
元々うつ病の診断を受けてから、うつ病、強迫性障害、解離性障害など診断を受け、抗うつ剤を飲んでいた時から、反動でやたらそう状態になり、買い物依存をする、やたら活動的、出会い系サイトで異性を探しまくるなどの行動に出て、それを抑えるメジャートランキライザーを処方され、の繰り返しで、とうとう抗うつ剤を飲むのを止めました。かえってうつが少なく調子が良くて気分が良い日が一年位続いたのですが、手術をきっかけになのか、いきなりハイとうつの繰り返し状態です。安定剤(レキソタン)など効きません。
因みに子宮喪失のショックは殆どありません。むしろ邪魔な筋腫がなくなり、人生謳歌するぞ位の勢いです。
性交痛や濡れにくいなどの症状はなく、術後間もないのでほんの出血があるくらいです。
多少気分が良い、やや尊大くらいならまだしも、また抗うつ剤でハイテンションになり、とんでもない行動をするのもいやです。その後の鬱状態の疲れや希死念慮が辛いです。
躁うつ病の可能性が高いのでしょうか。その場合どのような治療をして欲しいと主治医に訴えるべきでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
躁うつ病で、しかも急速交代化しています。
うつになったら抗うつ薬、躁になったらメジャートランキライザーという対症療法ではなく、気分安定剤を主剤とした治療に切り替える必要があります。

さしあたり、現在の処方内容と、精神科の受診前後の経過を簡単に教えていただくことはできないでしょうか?

こちらもご参考まで。
双極性障害(躁うつ病)の診断と治療 ―典型的な治療失敗例(疑)を通じて―
質問者: 返答済み 5 年 前.

先生、ご回答ありがとうございます。

 

受診きっかけは職場や友人関係のストレスで、パニック発作を起こして受診したのがきっかけで約8年前くらいになります。最初はパニック障害かな?と思っていましたが、主治医の診断はストレスによる中等性うつ病、最初はコンスタンと軽い安定剤(名前忘れました)。

あまり変化が無いのでトレドミンとメイラックスなど色々な安定剤を試して、安定剤は結局レキソタンに落ち着きました。

それからトレドミンで躁転したのをきっかけにパキシルに変更、イライラや軽い幻聴などがあったので、時々パキシルからレモナミン(メジャー)に切り替えて処方されたりしました。

気分が落ち着いて来たということで、パキシルを減らしデプロメールに変更。時々そう転しそうな時はレモナミンという処方のようです。酷い不眠の時にはベゲタミンが出ました。

眠剤はマイスリーとサイレースです。

その間うつ病、強迫性障害、解離性障害など病状が次々変化して、病名が増えましたが、躁うつ病という考えは私にも主治医にも無かったように思います。

いかにも躁病というような、周囲を混乱させる派手すぎる行動ではなく、抗うつ剤が効きすぎたかな?程度のちょっとやんちゃな行動でした。買い物依存も歯止めがかかる程度です。鬱の状態が酷かったので、元気になったんだ位に思っていました。

今はデプロメールは逆にハイになりすぎたりイライラするので止めています。飲まなくても鬱になりにくくなったと思っていました。(主治医も私も)

現在のようなハイと鬱の繰り返しで泣きついたところ、ホルモン検査をしてもらって、とりあえずレキソタンを飲みなさいと言われました。

もう10年近く掛かっている心療内科なので、今更別のところに最初から経過を話してというのがためらわれます。

レイプの記憶からのフラッシュバックで一時男性を受け付けなくなっていたので、今回殆ど行きずりでセックスをしてしまったことや、やたら自信過剰になったりという行動に主治医も驚いていました。

「どう考えてもPMSというより自分でもまるで躁うつ病としか思えない」と訴えたところ、「話を聞いていると、どうもそのように思えるけど、まず術後の卵巣のホルモン検査をしてもらわないと判断できない」と言われ、婦人科の主治医に話したところ、「まず今現在卵巣ホルモンの異常は考えられない。(躁うつ病の)精神科的治療をしてもらったほうが良い」と言われたのが今日です。

今処方というより手元にあるのは、レキソタン、サイレース、マイスリー、ユーロジン、デプロメールと逆流性食道炎の薬です。デプロメールは躁転が怖いので一切飲んでいません。

 

以上、過去のお薬手帳を元になんとか記憶を辿って書いてみました。

うつ病という選択肢しかなかったのが今まで不思議ですが、主治医にどう説明して治療を切り替えてもらえばいいのか悩んでいます。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
薬ではなく、主治医を切り替えるべきかもしれませんね。
長くなりそうなので後ほど詳しく回答いたします。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14254
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
猫山司をはじめその他名の精神科カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 5 年 前.
よろしくお願い致します。
質問者: 返答済み 5 年 前.

詳しい回答をよろしくお願いします。

質問者: 返答済み 5 年 前.
再投稿:回答が不完全.
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
お待たせしたようでもうしわけありません。

経過を詳細にうかがえばうかがうほど、典型的な双極性障害のように思われます。
「自信過剰、性欲亢進、寝なくても平気、やたら活動的」なのは典型的な(教科書に書いてるような)躁状態で、ここに至ってもまだ「そううつの症状に限りなく近い」状態とまでしか考えないのはどうかと思います。婦人科の先生がおっしゃる通り、卵巣は残っているわけですからそんなに大きくホルモンバランスが崩れるわけはありませんし。

経過を順に追いますが、初診の段階でうつ病の診断がついたのは問題なさそうです。うつ病にパニック発作を伴うことはよくあることですし、他にうつ病の診断基準を満たしていたのであれば診断はうつ病になります。

おかしいのは次の「トレドミンで躁転したのをきっかけにパキシルに変更」したところからです。うつ病の患者さんを抗うつ薬で治療していると、稀に躁類似の状態を呈する方がおられます。だからといってすぐに双極性障害に診断が変更されることはありませんが、その可能性は疑って抗うつ薬は一時中止するでしょう。再開に当たっても弱めの抗うつ薬で様子を見るのがセオリーですが、より高力価のパキシルに変えているのは不思議です。

後に抗うつ薬がデプロメールに変更されていますが、双極性障害の方に抗うつ薬を、敢えて使うならこのあたりかな、と思います。ただし、後に詳しく述べますが、気分安定医薬無しで抗うつ薬を用いるのはほぼ禁じ手です。

このあたりから、主治医も相談者様は躁病相を呈する方であるという認識はあったのだと思います。「そう転しそうな時はレモナミン」という絆創膏のような処方はそのことを示唆しています。

ここが、診断と治療が切り替えられるポイントであったと考えます。
なぜならば、うつになったら抗うつ薬、躁になったらメジャー、というその場しのぎの処方は、中長期的に見て双極性障害の患者様を難治化させ、遅発性の副作用を引き起こすリスクが極めて高いからです。
双極性障害の患者様に抗うつ薬を投与し続けると、急速交代化が起こることが知られています。急速交代型の定義は「躁とうつを合わせて年に4回以上病相が認められること」で、こうなってしまうと治療に難渋しやすくなることが知られています。
レモナミンのような古いタイプのメジャーは、過鎮静やパーキンソン症状を引き起こし、ホルモンバランスも崩します。

「いかにも躁病というような、周囲を混乱させる派手すぎる行動ではなく」とのことですが、双極性障害にはⅠ型とⅡ型があり、単純に言えば、うつ病+躁状態がⅠ型で、うつ病+軽躁状態がⅡ型です。周囲に迷惑を及ぼさない程度の躁状態が軽躁状態ですので、相談者様はⅡ型の双極性障害ということになろうかと考えます(Ⅰ型でもⅡ型でも治療内容な同じです)。ただ、直近のエピソードを拝見するとⅠ型に当てはまりそうですが。
うつ病と躁うつ病とでは治療がまったく異なります。
この段階で、リーマスやデパケンのような気分安定薬(精神安定剤とは異なるカテゴリーで、躁うつの波を抑制する薬物です)を十分な用量用いて、それでもうつ病相が現れたら短期間抗うつ薬を使用、躁病相が現れたら短期間メジャーを使用、という治療方針に変更されているべきでした。

子宮全摘というのは女性にとって大きな喪失体験になりますから、今回のうつ⇒躁⇒うつ……病相の出現は、そのストレスが引き金になった可能性が高いでしょう。
しかし双極性障害としての治療がちゃんと行われていれば、ここまで影響が大きくならなかったのではないかと考えます。

今回のエピソードに関して、ホルモンバランスを測定するのは悪くない判断ですが、ホルモンバランスが崩れる可能性がある手術を受ける以前から躁うつ両病相があったわけですから、並行して精神科での治療を変更する好機であったと思うのですが。

現在、相談者様がデプロメールを服用されていないのは英断です。
しかし気分安定薬が処方されていない現状では、いつまたうつ病相が起こるかわかりません。

私としては相談者様の主治医に双極性障害の診断・治療を行う実力があるようには思われませんので転院をお勧めしますが、それがはばかられるということならば、今回のエピソードで自分が躁状態になってしまったことに恐怖を覚えるので、何としても躁うつ病としての治療を行ってほしい、と訴えるべきでしょう。

それでもどうしようもなかったらまたご相談ください。
ご快癒を祈念しております。
質問者: 返答済み 5 年 前.

詳しいご回答ありがとうございました。

サイトの扱い方がわからなくて、

とりあえずあちこちいじっていたら、

悪い評価をしてしまったような感じです。

失礼致しました。

 

とても良く納得できました。

私の主治医は躁鬱の治療もしておられるし、

もう一度だけきちんと話して双極性障害としての治療を頼んでみようと思います。

このページをコピーして持って行きます。

本当にありがとうございました。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
少しでもお役に立てたのであれば幸いです。
1日でも早いご快癒を祈念しております。

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  • ネットを通じて、質問、悩みを相談することは、私自身勇気のいることでした。でも、実際に相談してみたら、気持ちがすごく楽になったので、100パーセントではないけれど、友人がなにかなやんでたりしたら、ここを利用してみるのも、一つの選択だと薦めたいです。 東京都 小林
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