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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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統合失調症10年目の40歳です。少し鬱の傾向もあります。 1日に、エビリファイ錠12mg、6mgを1錠づつ、デ

解決済みの質問:

統合失調 症10年目の40歳です。少し鬱の傾向もあります。

1日に、エビリファイ錠12mg、6mgを1錠づつ、デプロメール錠25を2錠、タスモリン錠1mgを2錠、
便秘薬としてマグラックス錠250mgを2錠、
睡眠薬としてベンザリン錠5を2錠、フルニトラゼパム錠2mg「アメル」を1錠、
下剤としてプルゼニド錠12mgを2錠、ピコスルファートナトリウム内用液0.75%を10滴~15滴。

以上を現在服用してまして、ここ5,6年で、少しづつ歩行障害が進んでしまい、今では30分以内の歩行でも、
脚の筋肉が突っ張って上手く歩くことが出来ず、息が上がって苦しんでおります。

担当医は、単なる運動不足として、自分の処方を正当化しています。
そのため、朝の散歩を毎日30分位していましたが、そうしたら疲れてしまい、1日中何もできなくなってしまい、
生活に不便を感じています。

専門家から見て、薬の飲み合わせの悪いところなどがあると思われますか?
病院を代えた方が良いのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
エビリファイは比較的新しいお薬ですが、相談者様がこれを服用し始めたのはいつからでしょうか?
また、前薬があったとおもいますが、その薬からエビリファイに変更になった理由はなんだったのでしょうか?
質問者: 返答済み 5 年 前.

平成19年の10月から、リスパダールからエビリファイに変更になりました。

その理由は、軽度の脚の痛みでした。歩けないというほどではなかったのです。

その当時は夜寝る前に、コントミンも飲んでいましたが、脚の痛みがなかなかとれずにいたため、平成22年の8月からそれを抜きました。

歩けないほど脚の痛みがひどくなったのは、去年の秋ごろからです。

今は全身がだるかったり、昼間でも眠気を感じるようになりました。

専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
やはり前薬で下肢の痛み(恐らくは筋緊張によるもの)が現れていたんですね。

私の見立てでは、相談者様が呈されている歩行障害は、下肢の遅発性ジストニアによるものと思われます。

リスパダール+コントミンを一定期間服用したことによって出現し、この副作用を起こす確率が低いエビリファイに変更してもやはり出現した、ということでしょう。

遅発性ジストニアは精神科医の間で認知度が低い抗精神病薬の副作用で、恐らく相談者様の主治医は、やはり抗精神病薬の副作用であるパーキンソン症状(パーキンソニズム)と混同しているものと推測します。

決定的な違いは、パーキンソニズムがその時服用している薬によって引き起こされる一時的な副作用で、抗パーキンソン薬(例えばタスモリン)の併用や、原因薬物の中止によって速やかに軽快するのに対し、遅発性ジストニアは、「抗精神病薬を飲み続けること」によって脳内に起こる二次的な変化が原因で起こるため、難治であることです。

患者様の体質によって生じる稀な副作用であり、治療法も確立していませんが、だからといって放っておいていいものでもありません。
参考までに、遅発性ジストニアを呈した患者さんに関する記事を以下に引用しておきます。
副作用報告・・遅発性ジストニア痙性斜頸

あまりアカデミックな記事ではありませんが、医師の対応も含め、相談者様とよく似た状況を呈しているのではないでしょうか。

残念ながら特効性のある治療は存在しない副作用です。
大学病院等の高度医療を行う施設への紹介等も考えられますが、まずは現主治医がこの作用を認め、紹介状を作成することが必要です。
主治医とよく話し合われるところから始めるべきでしょう。
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