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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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30代主婦です。私はパニック障害になって1年が過ぎましたが、時折くる苦しみと喉のつっかえ、息苦しさがあり、未だに地下

解決済みの質問:

30代主婦です。私はパニック障害になって1年が過ぎましたが、時折くる苦しみと喉のつっかえ、息苦しさがあり、未だに地下鉄、飛行機、電車など怖くて乗れません。
薬も飲んでますが、よかったり悪かったりと波があり、食事も喉が通らなかったりと差が激しいです。
昔から食事の量は多くないのですが、パニック障害になってから息苦しくなるのが怖いので、食事する事も怖いことがあります。
パニック障害になると、こういった症状も現れるのでしょうか?
また、タバコとお酒もやるので余計いけないのですか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
喉の詰まり感はパニック障害では多く聞かれる訴えですね。
「喉に空気の塊が詰まっているようだ」と訴えられる方が多いようで、精神科医の間ではこの症状を「空気玉」と呼んだりします。

ご質問にご記載がある症状はすべてパニック障害の症状として矛盾しません。
いわゆる広場恐怖も伴っているようです。
この場合の広場とは、広い場所、という意味ではなく、「何かが起きてもすぐには逃げ出せない場所」という程度の意味です。飛行機などは典型ですし、電車、バス、地下鉄、人ごみなどもこれに当てはまります。

ただ……
もちろん長期化される患者さんはおられますが、パニック障害は基本的に良性の疾患で、一般的には数か月も治療を受ければかなり改善する方がほとんどです。

1年間であまり良くなっていないのだとすれば転院も視野に入れるべきかもしれません。
これまで、どのような治療を受けてこられたのでしょうか?
質問者: 返答済み 5 年 前.
回答ありがとうございます。

これまではデパスを0.01mgの粉末を一日に
飲んでいます。

医師からは悪い時にはいつでも飲んで下さいと
言われています。
昨年よりは良くなっているのは確かですが
恐怖心は治りません。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
追加情報ありがとうございます。

転院をお勧めします。

デパスを、1mgでも0.5mgでもなく、0.01mgですか?
それは何も服用していないのも同然です。昨年より良くなっているのはプラセボ効果と自然経過によるものでしょう。

パニック障害の薬物療法の定石は、まずSSRIと呼ばれるカテゴリーの薬剤と安定剤(デパスも安定剤です。有効用量は0.5mg~ですが)を適切に用いて発作をコントロールすることと、ある程度発作が抑えられたら行動療法的アプローチを併用して患者様の努力で行動範囲を広げられるように指導することです(電車の乗り方の練習法について説明されたことはありますか?)。

パニック発作は長引けば長引くほど条件反射が生じてさらに起こりやすくなる性質があります。
なので早期にコントロールできた方が予後が良好になるわけです。

1年間の無治療期間はその意味で予後に悪影響を及ぼしえますが、まだ手遅れではありません。
是非転院し、適切な治療を開始してもらってください。
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質問者: 返答済み 5 年 前.
適切な回答頂きまして本当にありがとうございます!

飲んでないのと一緒と聞いて驚いています。。。

電車の乗り方は、誰かと一緒に乗って慣れて下さい
としか、言われてないです。。。

転院したいのですが、新規の予約ができなく
困ってるのもあり、今の病院に通い続けていました。

また新しい病院に電話してみます。

また機会ありましたらお願いします。
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
相性と腕の良い新主治医がみつかるといいですね。

ちなみに電車の乗り方の練習は、あくまで普段の発作が無くなってからですが、安定剤を飲んだ30分後に空いている時間帯に各駅停車に1駅分、誰かと一緒に乗る⇒同じ条件で2駅分乗る&rArr ;安定剤を飲んだ30分後に各駅停車に2駅分、1人で乗る⇒安定剤は飲まず、しかし持参して(水なしでも安定剤を飲めるようにしておくと便利です。できなければペットボトル持参)、発作の予兆があったら服用することにして各駅停車に2駅分、1人で乗る……というふうにステップアップしていくとよいですよ。
これを行動療法的アプローチといいます。大切なのは「成功し続けること」です。

電車に乗ってパニック発作が起こると、次に乗るときも「また発作が起きるのではないか?」と無意識に思ってしまうでしょう。
これを「予期不安」といいます。
予期不安はパニック発作の呼び水となり、発作を起こしやすくします。そのような状態で電車に乗れば、またパニック発作が起きてしまいます。
すると、「やはり電車に乗ると発作が起きるんだ」という確信が深まってしまい、その次に電車に乗る時の予期不安をより強いものにし、より発作が起こりやすくなります。
このようにして条件反射の悪循環が生じ、電車に乗るのが怖くなってしまうのです。

行動療法はこの循環を逆に回し、電車に乗っても発作が起きない経験を積むことで予期不安を小さくしていきます。

しかしまずはまずは薬物療法です。
少しでも早く症状が改善することを祈っております。

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