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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 精神科
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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現在個人開業の精神科に適応障害とパニック障害の為に通院中です。 そこの先生と合わないような感じもした為、他にカウン

質問者の質問

現在個人開業の精神科に適応障害とパニック障害の為に通院中です。
そこの先生と合わないような感じもした為、他にカウンセリングもしてもらえるよ うな病院にも一度行ったら?という知人の勧めもあり、大学病院の精神科に行ったところ、労災保険指定医だったようで、あなたの場合勤務状況からの発病だから労災を申請してみたらと言われました。
ただ、自分では意見書は書けないから、他で書いてもらわなければいけないとの事でしたが、以前通院していた病院で何とお願いすれば良いのでしょうか?
以前通院した医師は、まだ治らないね。あなたは治るのが遅いねと言っており、そう言われる事にも傷つき会いたくもなくなっている現状で、きちんと意見書を書いてもらえるのかも心配になってきました。
色々不安になって、医師にすら何ときりだして良いかわかりません。教えてください。宜しくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 精神科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.
おはようございます。

小さな独立国家の専制君主である個人開業医と、現場を知らないが知識は豊富な大学病院の勤務医のセカンドオピニオンの間に挟まれて困惑されているご様子、お気の毒に思います。

まず、労災認定されるかどうかは申請してみなければわかりません。精神疾患が労災認定される認定率は25%くらいです(労務安全情報センター:精神障害に係る労災申請とその認定率について~)。

その前提で、相談者様がとることができるアクションについて以下に説明させていただきます。
現在の状態では本来よりも視野が狭くなってしまっているかもしれませんが、複数の選択肢がありますので、肩の力を抜いてお読み流しいただき、相談者様にとって現実味があるオプションを選ばれるのがよいと思います。

まず、いきなり現主治医のもとに行き、意見書(診断書)の作成を依頼するのはあまり得策ではありません。
精神疾患の労災認定は厚生労働省が近年力を入れている分野ですが、精神科医にはあまりその方面の知識が無い人が多く、実際に何を書けばよいのかがわからないので、その主治医も困惑するかもしれませんし、なぜか逆ギレする人もいたりします。
ただ、(恐らくは職場環境への?)適応障害と診断しているわけですから、誘導の仕方によっては目があります。

労災認定を申請するのは相談者様ですので、まず相談者様がその手続きについて全体像を把握すべきでしょう。
医師の診断書は申請に必要な書類の1つに過ぎません。

手続きを知るための方法としては、
社会保険労務士(社労士)事務所に相談
②職場の産業医に相談
③所轄の「労働基準監督署」で相談
の3つがあります(もっとあるかもしれませんが、現実的なのはこれくらいでしょう)。

まず①ですが、相談料ははかかりますが、相談者様の心理的負担はいちばん低くて済む方法だと思います。
必要な手続きをすべて教えてもらえますし、必要書類を揃えているところもあります。
ここで医師の診断書の必要記載項目についても尋ねるか、ひな形のようなものを作ってもらい、それを現主治医のところに持って行って診断書の作成をお願いする、という段取りです。
「社労士に労災の可能性が高いと言われました」と、(実際に言われたのならば、ですが)伝えるべきでもあるでしょう。
大学病院にも行ってみたんですが……とは言わない方がいいと思います。
社労士事務所についても相性がありますが、最近は「まずメールで無料相談」を受け付けているところも多いので、そういった事務所に、まずメールで意見を聞いてみるのがいいかもしれません。

②の産業医に相談、は労働者の権利ですし、無料なので本来は一番のお勧めです。ただ、多くの職場で、人事部を通さなければならなかったり、職場の規模によっては非常勤で月に数回しかコンタクトの機会がなかったり、産業医ごとにモチベーションが違ったり、「産業医から会社に情報が漏れるのでは」と不安に思われる方がいたりするので、優先順位としては2番目にしました。
まともな産業医ならば手続きや、主治医が診断書に記載すべき事項に関して教えてもらえますので、後は①と同じ流れになります。

労災を認定するのは
労働基準監督署なので、③もかなり本来的なアクションです。労災申請をするなら、遅かれ早かれ労働基準監督署との接触はとることになりますので、最初から言っておくのも良策だと思います。
ただ、やはりお役所ということで敷居が高く感じられたり、お役人なので個性的な人がいたりして
社労士に相談するよりも心理的負担は高いと考え、優先順位を下げました。
相談後の流れはやはり①と同じです。

①から③で共通するのは、要するに主治医に「これとこれをこういう流れでかいてもらえませんか?」と頼めるようになることです。
それが出来れば相談者様にとっても主治医にとっても心理的な負担が少なくて済むのではないでしょうか。

それでも診断書を書かない、書けない、と言われたら、迷わず転院すべきです。
もっとも、労災申請の件が無くても転院は考えるべきかもしれません。診断書ひとつ作成依頼するのにも勇気が要るような主治医ではこれから先が思いやられますし、実際これまで良くなっていないわけですから。

最後に、若干確度が低い情報ですが、労災申請を前提に転院するなら「○○労災病院」という病院名の医療機関を転院先に選ぶのがいいかもしれません。
多くの場合、医療関係者や事務員が労災申請の手続きに慣れています。

拙いアドバイスですが、少しでもお役に立てば幸いです。

最後に、ご参考まで。
厚生労働省:精神障害等の労災補償について

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