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dr-yamamoto
dr-yamamoto, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 388
経験:  国立大学病院や総合病院の勤務経験あり
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2年前、たこつぼ型心筋症で母が78歳で亡くなりました。死亡率も高くない病気と聞いていたので入院して2週間で亡くなったのは

解決済みの質問:

2年前、たこつぼ型心筋症で母が78歳で亡くなりました。死亡率も高くない病気と聞いていたので入院して2週間で亡くなったのはショックでした。担当医も納得いかないらしく、解剖の依頼があり、心臓と肺の解剖を承知しました。一ヶ月ほどで結果報告していただけるはずでしたが、その後2年半たっても結果を報告してもらっていません。
この度病院が主催する物故者法要に母が含まれていたので、「それより、解剖結果を知りたい」と怒って言うと、ようやく担当医の話を聞けることになりましたが、この2年間で不信感が募ってしまいました…。母の病歴を記しますと、亡くなる18年前に脳梗塞。小さくはありませんでしたが奇跡的に著しい後遺症なし。亡くなる3か月前に小脳出血。リハビリを経て2か月で退院。自宅で平和に暮らしているときに心筋症になりました。これまで心臓の異常を指摘されたことはありませんが、脳出血の時にとった心電図などでは異常はなかったのかな?と思います。さらに毎月病院に通っているのに18年まえの脳梗塞後、亡くなる3か月前の脳出血まで一度もCTも心電図も取っていないというのも、「それが普通なのかな?」と思います。小脳出血は小さいものを何度か繰り返した跡があったそうです。リハビリ病院以外はすべて同じ病院です。人間脳がダメになれば死にますが、心臓がダメになっても死ぬのです。脳梗塞が起こるということは血管に問題があり、それは心臓にも影響があるはずです。総合病院なのにどうして18年間高血圧と高脂血症を薬でコントロールする以外のことをしてくれなかったのでしょう?心筋症にならなければ、脳出血の後遺症はありましたが今も母は生きていてくれたはずです。何とか防げなかったものかと今も悔しいです。本当にたこつぼ型心筋症だったのか?死亡率5%以下なのにどうして亡くなったのか?対応は適切だったのか?今度担当医に話を聞くとき、どのようなことを確認すべきでしょうか?よろしくお願いいたします。
投稿: 25 日 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  dr-yamamoto 返答済み 25 日 前.

質問ありがとうございます。

解剖の結果を2年間もご家族に報告しないというのは、おっしゃるとおり誠意のある対応ではありませんね。

御怒りはごもっともだと思います。

今回、病院から解剖結果が2年間も連絡されなかったというのは、病院側の落ち度であり、質問者様が病院に対して不信感を持つのはもっともなことと思います。

そのことで、これまでの診療が適切だったのかどうか、疑問に思い始めたということだと思うのですが、解剖結果の連絡がなかったのは病院の事務手続き上の落ち度ですが、診療経過という医療行為の正当性とはまた別のものとして考えられてください。

>脳出血の時にとった心電図などでは異常はなかったのかな?と思います

→たこつぼ心筋症は、心筋梗塞と違い、血管が閉塞しておこるわけではないので、事前に撮影された心電図では異常がないことのほうが多いです。

>さらに毎月病院に通っているのに18年まえの脳梗塞後、亡くなる3か月前の脳出血まで一度もCTも心電図も取っていないというのも、「それが普通なのかな?」と思います。

→脳外科に通院されていた場合、心電図を一度もとらないのは普通です。

頭部CTをフォローで撮るかどうかは、主治医の判断によると思いますが、特に症状の訴えや普段と変わった様子がなければ画像検査を行うことがなかったとしても変ではありません。

>脳梗塞が起こるということは血管に問題があり、それは心臓にも影響があるはずです。総合病院なのにどうして18年間高血圧と高脂血症を薬でコントロールする以外のことをしてくれなかったのでしょう?

→たこつぼ心筋症は、心筋梗塞のように血管が詰まって起こるものではありませんので、動脈硬化は関係ありません。

下記サイトで病気の説明については参考にされてください。

https://www.kinshukai.or.jp/kinshukai/hanwakinen/departments/vascular/shinryo/takotsubo.html

また、高血圧と高脂血症を薬でコントロールするというのは、血管が詰まるリスクを減らす治療はされていたわけで、治療内容としては適切だと考えられます。

また、総合病院なのに、とおっしゃっていますが、総合病院だからこそ、各専門領域に特化した医師が各診療科ごとの診察を行っていますので、脳梗塞の後にずっと脳外科に通院されていたのであれば、脳外科の医師が心臓の検査を行うということはありません。

脳外科の医師は脳しか診ないのです。

このあたりはもしかしたら一般の方と認識に差があるのかもしれませんね。一般の方は、脳外科にかかっていても総合病院だから全身の事について毎回診ていてくれるはずと思っているのかもしれませんが、各診療科のことしか診ておりません。

そのため、開業医さんの一般内科など全身のことを全て管理してくれるかかりつけ医を持ちましょう、と色々PRはされているのですが、大病院にかかりたいという人が多いのが実情です。

以上のことより、脳梗塞のフォローの経緯については、特段のおかしい点はないかと思います。

>今度担当医に話を聞くとき、どのようなことを確認すべきでしょうか?よろしくお願いいたします。

→今回の一番の究明点は死因だと思いますので、直接の死因、それがタコツボ心筋症の合併症なのか、たこつぼ心筋症を起こす原因となった何らかの身体疾患があったのか、だと思います。

たこつぼ心筋症の合併症で、致死性不整脈や、心臓の中に血栓ができて不整脈でそれが脳に飛んで脳梗塞になって死亡したり、心破裂などで亡くなることはあります。

その他、たこつぼの原因としてストレスがありますが、急性の何らかの病気が起きていてそれが原因でたこつぼになり、さらにその急性のなんらかの病気が原因で亡くなったという可能性は考えられます。

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質問者: 返答済み 25 日 前.
dr-yamamoto 先生 丁寧でわかりやすい回答有難うございました。解剖の結果報告をしてくれないことと、診療の正当性は別のこと…ごもっともです。
母はもともと健脚でしたが、亡くなる数年前からふらつきがあり転びやすくなっていて、今考えると小脳出血が繰り返されていたからだと思います。脳神経内科の主治医にふらつき、転びやすいことは申告しておりましたが、脳との関連は疑ってくださらなかったようです。総合病院は担当の課以外は診ていただけないということは勉強になりました。でも18年前の脳梗塞で日赤に運ばれて以来、母も私も日赤の主治医がかかりつけ医と思っていたのです。たこつぼ型心筋症は心電図に異常が見られないことの方が多いとのことでしたが、もし3か月前の入院時にとった心電図で異常があったとして(あったかどうかは分かりませんが…)、それを家族や本人に伝えないまま、リハビリ病院に転院を促し、リハビリ病院にもつたえていない場合はどうでしょうか?リハビリは土日も祝日もなくかなりハードですが、それがストレスになったのではないかという気もしています。たこつぼ心筋症発症時は退院して自宅で幸せに3週間暮らしていたのですが…。母はたこつぼ型心筋症発症後、心臓の働きをサポートする器械をつけたことで重度の感染症になり、さらに多臓器不全になって亡くなりました。これはたこつぼ型心筋症の合併症ということですよね。話を聞きに行っても結局これ以上のことはわからないのでしょう。
専門家:  dr-yamamoto 返答済み 24 日 前.

>たこつぼ型心筋症は心電図に異常が見られないことの方が多いとのことでしたが、もし3か月前の入院時にとった心電図で異常があったとして

→「事前に撮影された心電図では異常がないことのほうが多いです。」という当方の回答について誤解があるようです。たこつぼ型心筋症を発症しているときは、たこつぼ型心筋症に特有の心電図変化がありますが、発症する以前に撮られた心電図には前兆のような変化があるわけではなく、普通の心電図にしかなりません。

ですので、たこつぼ型心筋症を発症していなかった3か月前の心電図を見て、今後たこつぼ型心筋症が起こることを予測する、予測してリハビリをやめるなどの対処をとることは不可能です。

>母はたこつぼ型心筋症発症後、心臓の働きをサポートする器械をつけたことで重度の感染症になり、さらに多臓器不全になって亡くなりました。

→重度の感染症とは、恐らく敗血症といって、全身の血液を感染原因の細菌や毒素がめぐっている状態だと思います。こうなると、DICという血液を固めたりとかしたりする物質の暴走がおこったり、お母様のような多臓器不全の状態になったりして、非常に救命が困難な状態に陥ることがあります。血管の中に異物(心臓をサポートする機械)が入るとどうしても血液の流れがその部分で淀んで感染が起こりやすくなります。

ただ、その機会をつけなければならないほどに心機能が弱っておられたのであれば、つけなければ心機能低下により亡くなるっておられたかもしれません。

解剖の結果、多臓器不全の詳細、実際にどの臓器がどの程度の障害を受けて、どの臓器の機能不全が原因で亡くなられた、ということがより詳しく説明があるかもしれません。

それをきいたところで、質問者さまの無念が晴れるわけではないと思いますが、その際に、病院の方から、解剖結果について音沙汰がなかった事などについて、誠意ある言葉がけがあることを、同じ医療者として、そのようにしてもらいたいと期待します。

質問者: 返答済み 24 日 前.
dr-yamamoto 先生
ご返信有難うございました。先生にお話聞いていただいて、丁寧に説明していただいて、とても納得できました。「恨みが晴れた」と言っていいかも知れません。担当医との面会時にも冷静にお話を聞くことが出来そうです。まったく無知、そして無礼な質問に対して真摯にお答えくださり、感謝したします。なんだか、母もうかばれるような気がします。本当にありがとうございました。

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