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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14294
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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急を要する特異なケースで相談させていただきます。

解決済みの質問:

急を要する特異なケースで相談させていただきます。
29歳欧州在住ピアニストです。相談内容は整形外科、手の外科の対象だと思います。
現地医師に受診すべきですが、わけあって急を要する大事な相談なのでこのサイトを利用させていただきます。
以前からあった強迫性障害と心気症が悪化し、前回七月にリサイタルで失敗して以来、右手を一切動かせなくなりました。指に負担がかかるのが怖く、ギブスで固めたように右手を同じ態勢にしたまま一日を過ごし、七月三日以来一度たりとも右手を使用していませんし、多少の曲げ伸ばしすらしていません。本当に全く一ミリたりとも動かさずにきました。その結果先週から勇気を出してピアノに触れたのですが、案の定動きは悪く、指はふやけ、角質でボロボロ、黒ずんでいます。
さてここからが質問なのですが、精神科の医師の判断で明日帰国して重度になってしまった神経症の入院治療を勧められています。私も現在の精神状態では自力で回復は難しく、入院しかないと思います。しかし、ここで外科的な大きな問題があります。神経症の入院治療の場合三か月またピアノが弾けないということが判明しました。以前実際に指をケガを負いギブスで固定した際も担当医から「痛くてもリハビリを続けなさい。今動かさないとこのまま骨、腱、周囲組織が委縮したまま固まってしまう」と言われたことがありますが、実際今手を動かし始めたのにリハビリを怠るとリハビリに柔軟に適応しうる時期を逃しこのままの可動性で固まる、不可逆の機能低下をもたらすということにならないでしょうか。もちろん入院しても右手は使うでしょうがピアノは弾けないのでピアノに使う繊細な部分は不使用のまま数か月たってしまいます。
やはり今右手をこのままにし、リハビリを捨て精神のほうの治療を優先し、三か月後から再び右手のピアノのリハビリを再開しても、右手はその頃にはリハビリで回復可能な時期を過ぎこのままピアノに支障がでる後遺症が残るのでしょうか?
詳細を書きますと
七月三日から七月23日まで右手をギブスで固定したように一切の動作を禁じていました。
23日からピアノは再開しましたが、ピアノ以外での使用は出来ないまま九月11日まで経過し、
九月十一日から再び完全に右手の使用をやめピアノも中止、
一昨日からピアノは多少弾いてますが、それ以外での使用は一切していません。
投稿: 9 ヶ月 前.
カテゴリ: 医療
質問者: 返答済み 9 ヶ月 前.
39131;行機のフライト予約の関係から早急な回答を希望します。神経症治療のため日本に明朝飛ぶか、
指のリハビリを優先するかの判断を迫られております。あいにく現地では土日の外来はなく困っています。
専門家:  猫山司 返答済み 9 ヶ月 前.

【情報リクエスト】

おはようございます。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

ご記載を拝読してもよくわからないのですが、相談者様は「相談内容は整形外科、手の外科の対象」と仰っています。

①7月3日以降右手を動かさない(動かせない)のは、整形外科的な問題なのですか? 強迫性障害、心気症としてはどのような症状がおありなのでしょうか?

②日本で入院治療を行う医療機関は既に決まっているのでしょうか。

③「七月三日から七月23日まで右手をギブスで固定したように一切の動作を禁じていました」とのことですが、これによるピアノの技量低下は無かったのでしょうか。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 9 ヶ月 前.
12399;じめまして。ご返答ありがとうございます。
仰る通り精神疾患から発生した問題であり、フランスの医師もOCD、心気症のひとつの表れとしての結果がこの右手です。症状は主に疾病恐怖と全てを論理で構築して完全に理と知で自分の問題を網羅しつくさないといけないというところから始まり、不潔恐怖、確認儀式、要するにOCDの総合商社状態です。
西洋的アプローチはほとんど全て試しました。薬物療法、認知行動療法、行動療法、精神分析、暗示・・・それら全てが奏功しませんでしたので、この度東洋的アプローチとして主治医にJ大での森田療法を勧められました。森田療法は一昨年一度京都で体験し唯一奏効が見られたのでこの度もそれでいこうと主治医が判断しました。
もちろん技量低下は著しかったですが23日から8月半ばまで集中的にピアノを弾くことでかなり回復しました。そこで回復してしまったので、案外技量を戻すのは大変ではないとどこかで緩んだ瞬間また9月11日から2週間全く使えず今に至りまた技量低下した状態です。
専門家:  猫山司 返答済み 9 ヶ月 前.

ご返信ありがとうございます。

④ピアニストなのでピアノを第一に考えるのは理解できます。ただ、その他の生活全般において、OCDによる社会機能の低下は起きていない、通常の日常生活を送れることができていると理解してよろしいでしょうか。

⑤上記とも関連しますが、「指のリハビリを優先する」=日本での治療をキャンセルするという選択は現実的に可能なのですか? 現在の病状で、指のリハビリ(ピアノを弾くことでしょうか?)を行うことは可能ですか?

⑥絶対臥床から森田療法に入るならば、指だけではなく全身の体力低下は、初期には避けられないと思います。ただ、現在右の手指に怪我をされているわけではないので、右手の寡動がよほど極端でなければ、「骨、腱、周囲組織が委縮したまま固まってしまう」ことはないと思います。「三か月後から再び右手のピアノのリハビリを再開しても、右手はその頃にはリハビリで回復可能な時期を過ぎこのままピアノに支障がでる後遺症が残るのでしょうか?」とのご質問ですが、「後遺症」とは、何らかの疾患・傷害の症状が固定することです。繰り替えしになりますが、OCDの症状として右手を動かさない(動かせないのではなく)のであれば、後遺症が残ることはないでしょう。ピアニストとして必要な繊細な指の動きを3ヶ月間行えないために、筋肉・神経系がうまく連動しなくなるようになってしまうだけです。ピアノに関しては素人なので逆にお訊きしたいのですが、3ヶ月ピアノに触らないと、その間に失われてしまった繊細な動きを取り戻すことは不可能、困難なのでしょうか?

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。

質問者: 返答済み 9 ヶ月 前.
36820;信ありがとうございます。
①社会生活全般の低下が著しく外来、自力では難しいと主治医が判断しました。ただし2年前に一度同じようにOCDが悪化した際京都の森田療法専門施設に短期入院し著しく回復した経験がありますので、どうやれば這い上がれるのか感覚と理屈は覚えているはずなのであくまで判断は私に一任されました。
②現在予約中の医療施設の予約キャンセル延期はまだ可能です。(予約日明後日、フライトがあと8時間後ですのでリミットはあと数時間ですが)
③実は昨晩整形の先生と連絡がついたのですが、整形の先生いわく「日常生活に使う分の機能という観点では入院後でも大丈夫だが、ピアニストの繊細な動きは別で、それはピアノを使ったリハビリを今すぐ開始しないとピアニストレベルの機能の拘縮による不可逆的低下はある。関節うんぬんではなく筋肉、腱、骨格、周囲組織、神経の連動、それら総合的な意味での低下であり、ピアノ持ち込み不可であれば入院前にリハビリをして回復を待ってから入院すべき」との意見を頂きました。その整形の先生がどのような方なのか初めてでしたので存じませんが話の筋は非常に通っていました。右手の寡動がよほど極端に制限していましたし、今朝考えた結果不可逆的変化があるのであればピアニストとしてリハビリを優先すべきだと思います。現在社会生活全般が成立しない状況ですが、そのようなことは言っていられませんね。ただどれ位リハビリ期間が必要で誰がもうリハビリは必要ない「100%」戻ったと判断するのでしょうか。それが自分自身の場合、今度は「まだ100ではないかもしれない、80なのかもしれない、今リハビリをやめれば20を失ってしまう」と今度はこっちが強迫観念になるでしょう。実は2年前からOCDに苦しんでおり今回のように不自然に右手を使わないのは初めてですが、2年前からOCDの悪化の度にピアノどころではなくなりピアノを弾いていない時期もありました。もちろんそれはただピアノを休んでいただけであり日常生活では右手は普通に使用していましたので今回のような著しい機能低下はありませんでしたが(そんなこと言っていたらバカンスや仕事の都合でしばらく休んだ人が皆不可逆的機能低下をおこしてしまいますが)、半年前OCDの著しい回復があり現役時代のように練習を再開できるようになり復帰の途中でしたので正直どのレベルが右手の機能の「100」なのか思い出せないのです。また、整形の先生の言うように「ピアノの繊細な機能はピアノでしかリハビリできない」のであれば、その繊細な部分は既に2年前から再開中断を繰り返している時点で不可逆の後退があったということに」理論上なりませんか(再開中断といっても右手は日常生活では使っています)。けれどもそれでは数か月、あるいは私の師のように兵役で2年都合でピアノから遠ざかったピアニストたちは皆不可逆的機能低下を起こしているということになりますが・・・
専門家:  猫山司 返答済み 9 ヶ月 前.

ご返信ありがとうございます。

> ただどれ位リハビリ期間が必要で誰がもうリハビリは必要ない「100%」戻ったと判断するのでしょうか。

⇒そもそも、相談者様は、右手に怪我をされているわけではわいわけですから、整形外科における、理学療法士や運動療法士が行うリハビリテーションの対象にはなりがたいと思います。強迫症状による寡動の影響に関してはリハビリテーションが、(お願いすれば)行われるかもしれませんが……。

ただ、その場合も、リハビリテーションとは患者様が思われている「100%」を目標として行うわけではありません。あくまで、「日常生活に支障がなくなること」が目標となります。相談された整形外科の先生が「ピアノの繊細な機能はピアノでしかリハビリできない」と仰ったのはそういう意味も含んでのことでしょう。

可動範囲や筋力が「100%」には戻らないままリハビリテーション終了になることもありますし、相談者様のようにピアニストという特殊な職種に会わせたリハビリテーションプログラムを持っている病院は日本には無いと思います。

従いまして、ここまでのご記載を拝読する限りは、「ピアニストとしてリハビリを優先すべき」でしょう。

「入院前にリハビリをして回復を待ってから入院すべき」という意見に私も賛成です。

あくまで、ピアニストとしての相談者様を最優先して考えた場合、という前提付きですが。

> 私の師のように兵役で2年都合でピアノから遠ざかったピアニストたちは皆不可逆的機能低下を起こしているということになりますが・・・

⇒ピアノを弾いていなくとも、相談者様のように強迫症状のために「ギブスで固めたように右手を同じ態勢にしたまま一日を過ご」すような極端なことをしなければ、変化は不可逆的にはならないということではないでしょうか。相談者様はOCDによる寡動が起こりうるため、健常者とは異なる想定をしなければならないと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 9 ヶ月 前.
19969;寧なご返信ありがとうございます。
一つ記載し忘れていましたがそもそもこの心気症の原因は15年前の右手4指の骨折です。先生が仰る「ケガが全くない」状態ではありません。
そのケガ以来慢性的に苦しんでいる。或いはそう思い込んでいるのが全ての発端でした。
以上を加味しても、日本でのピアニスト専門のリハビリ治療施設が無いのでしたら、日本に戻らずフランスでリハビリしたほうがよいと思いますか?
日本にも音楽家専門外来は2件知っていますがそれら長期リハビリ施設があるわけでもなく、またかえってそのドクターに延々と私の仮説と不安が消えるまで再診を繰り返してしまう可能性があります。先生は精神科のご専門ですからそのへんはよくご存じと思います。
専門家:  猫山司 返答済み 9 ヶ月 前.

追加情報ありがとうございます。

それを考慮に入れても、ここまでいただいた情報に基づく限りにおいては、フランスでのリハビリテーションを優先すべきだと考えます。

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