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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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足首から指先までの痛みに、苦労しています。昨年脊柱管狭窄症の手術をして、腰から太もも

質問者の質問

足首から指先までの痛みに、苦労しています。昨年脊柱管狭窄症の手術をして、腰から太もも
ふくらはぎまで痛みが残り、鎮痛剤を服用していましたが、効き目がなく、またふらつきが、
ひどくなったのでやめました。整形外科の先生は、画像上はもんだいないので、治療法は
分からないとのことで、通院はしていません。
試しに針治療院へ行きましたが、痛みはおさまりません。
何か良い方法がありますでしょうか?
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

【情報リクエスト】

こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

①現在痛みがある部位は、脊柱管狭窄症痛かった範囲には含まれていなかったと理解してよろしいでしょうか?

②整形外科では、神経ブロック注射は試みられましたか?

③持病や常用薬があれば教えて下さい。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 1 年 前.
33034;柱管狭窄症で痛かった当時から、指先のしびれ痛みは少しありました。手術後8か月ぐらいは、改善していましたが、昨年秋ごろよりまた痛みは、強くなりました。神経ブロック注射も試みましたが、効果はありませんでした。
現在、甲状腺低下症、糖尿病初期、逆流性食道炎の治療で、通院し薬は、飲んでいます。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

ご返信ありがとうございます。

①糖尿病でも合併症である神経障害によって四肢の末端に痛みや痺れが起こることがありますが、その可能性について糖尿病の主治医とはお話しされたことがあるでしょうか。

②脊柱管狭窄症の症状を自覚してどれくらいの期間が経ってから手術を受けられましたか?

以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

ご返信がありませんので、暫定的に回答させていただきます。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。
脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。

狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です
脊柱管狭窄症は、もちろん、初期には保存的治療(非手術的治療)が行われます。手術に踏み切る際のひとつの目安になる症状は、安静時にしびれや痛みが現れているかどうかです。

「持続した圧迫による不可逆性の神経障害のために起こる安静時のしびれは手術でも改善が得られにくい。手術を考慮するのであれば、安静時のしびれが出現する前 が適応であることを常に念頭におくべきである。久留米大学における調査では、手術を受ける患者の約95%が、安静時にも常に痛みやしびれを感じている重症 例で、約70%が歩行距離が100m以下という結果であった。高齢者が多いため、手術を望まない患者が多い現実が反映されているものと考えられる」(http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/ds-pharma/prorenal1113.pdf より引用)。

「手術では神経を圧迫しているものを取り除きますが、取り除くだけでは背骨のずれなどが余計にひどくなりますので、金属を使って背骨を固定しなければなりませ ん。除圧だけの手術よりも規模がやや大きくなります。手術の結果、8 割程度の症状はなくなり、たいていの方には満足、あるいはほぼ満足と答えていただけます。不満足と回答された方の問題は、手術の時期が遅すぎたために神経 が麻痺してしまったことによる遺残症状、あるいは他の病気が合併していることから腰の問題が解決しただけでは日常生活動作が改善しない方々です。 (中略)骨粗鬆症がひどくなると手術後にトラブルが生じる危険性があります。年齢が高くなりますと、内臓の予備能力が低くなりがちです。今回、お話しいた します病気は自然経過が大体判っている病気ですので、体力があまりなくならないうちに、また、症状が不可逆性にならないうちに手術を選択するグループが出現し始めました」(http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf より引用)。

相談者様の場合、手術が十分には早くなかったために、神経に不可逆的な変化が起こり、そのために手術をしても後遺症として痛み・痺れが残存している可能性が高いと思われます。

手術そのものは成功したのだと思われますから、整形外科に行ってもこれ以上の変化は望めない可能性が高いでしょう。
整形外科主治医に紹介状を作成してもらい、ペインクリニックを受診されることをお勧めいたします。
リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、そして神経ブロック注射が有効な場合がございます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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質問者: 返答済み 1 年 前.
12356;ろいろ有難うございました。薬も神経bロックも、結局痛みの軽減には至りませんでしたので、このまま付き合うしかないのだと思います。

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