JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14344
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

弟五十八歳がアルコ-ル依存症で困っております。離婚して一人暮らし仕事はしていましたが熱中症からアルコ-ルが原因で客先から

質問者の質問

弟五十八歳がアルコ-ル依存症で困っております。離婚して一人暮らし仕事はしていましたが熱中症からアルコ-ルが原因で客先から使用禁止となり盆に出張先から帰ってきて精密検査をし異常がなく反省しておったのですが盆休み後出勤するよう電話したんですがどうも休み中目が覚めると飲んでばかりで電話でも一度出勤してきたのですが休日日に出勤したり話をしても
三歳程度の子供と話しているようでこちらの話を理解していないみたいでただ自分を捨てろとか叫び家にも渡つてまた浴びるくらい飲んでばかり一時強制的に病院か施設に入りアルコ-ルが抜けた状態にしないと思うのですが
2~三年前から仕事の切れ間に一週間程度自宅待機にしておると何度言っても日中に飲んでいるみたいで出張行くときには、てがブル部震え出張先では仕事中には、飲酒しませんが帰ってきてから毎日ウイスキー1本ぐらいちょびちょび開けていたみたいで本人に問い詰めると飲んでませんと言い張るばかりで、このままいって貯蓄がなくなり借金だけ兄弟に回されても今までの本人のための尻ぬぐいもしなければなりませんし、本人以上にくるしい思いをしております。明日にでも保健所に相談してみょうと思います。何か良い知恵がありましたらご指導願います。今本人宅に85歳のお袋が行ってまして飲んで叫んで壁をたたいているみたいで日曜日で病院もやつてないので困り果てております。盛岡市在住62歳男
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

【情報リクエスト】

こんにちは。猫山と申します。精神科医 兼 神経内科医です。

①弟さんご自身には断酒の意志はあるのでしょうか?

②これまでに保健所に相談されたことはないのでしょうか? ないのであればそれはなぜですか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。

※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

質問者: 返答済み 1 年 前.
9312;専門医に行けと行っても行きません本日も飲むなとはいわないが17:00以降晩酌程度にしたらとはいうのですがそれ以上いいますともういいので自分をかまわないでくれと叫ぶだけです。アルコ-ルが抜けた状態ですと多少素直ですが
②保健所には相談したことがありません。仕事(出張)に行くとといえばある程度素直にいうことを聞いてくれまして今回みたいに客先に注意はありましたがペナルティがありまして反省はしていたのですが電話で体を気遣った言葉を掛け素直でしたが約束を守らず問い詰めると一週間休みの間毎日朝からのんでいたみたいです。
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.

ご返信ありがとうございます。

そういうことですと、結論といたしましては、短期的に弟さんのアルコールの問題が解決することはないでしょう。

アルコール依存症の治療の一般論を述べます。

恐らく、明日、保健所に行かれても同じ説明を受けるのではないかと思います。

アルコール依存症の治療のゴールは断酒になります。

「適量で済ませられるようになる」という治療ゴールは絶対に達成できないとお考え下さい。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-040.html

↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

まずこのことを患者様ご本人に理解していただき、治療意欲を持っていただくことが治療のスタートになります。
しかし、アルコール依存症の場合、一般的には、周囲は困っていたり心配したりするものの、患者様ご自身はご自分が病気であることを認めたがらないため、治療に導入できないことが少なくありません。

結局のところ、患者様ご自身がお困りにならなければなかなか治療には繋がりません。
肝機能障害や膵炎を起こして身体的につらくなる、仕事に支障が及ぶ、家族生活に支障が生じて離婚を迫られる、警察のお世話になる、といった切迫した状況になって初めて患者様は治療の必要性を感じ始めます。

治療を行う場合、外来治療も入院治療も行われますが、患者様の治療意欲が無い段階ではどちらにせよ長続きはしませんし、効果も現れません。
強制的に入院させても退院すれば再飲酒しますから、入院治療を受けられるとしても、これはご本人がそれを望んだ場合ということになります。

アルコール依存症の治療は、風邪をひいた時のように、一定期間病院に通えばよいとか、一定期間入院すればよいというものではありません。再飲酒のリスクは生涯続きますから、アルコール依存症の治療もまた生涯続きます。
必然的に、治療は、最終的にはどの患者様でも外来治療になります。
入院治療は初期の治療導入のための教育入院か、再飲酒時の治療立て直しのための入院となることがほとんどです。
教育入院は一般的に3ヶ月程度です。

また、アルコール依存症の治療は、失敗を繰り返すものだとあらかじめご理解ください。
一回の入院で断酒の意思を固め、その後は外来通院しながら生涯断酒を貫ける患者様は皆無です。
全ての患者様が、何度も再飲酒をし、外来通院を中断し、または再入院をして……といった過程を経て、ようやく断酒に行く着くという経過をたどるといっても過言ではありません。

従いまして、ご家族が治療導入からその後の定期的通院に至るまで、一貫して患者様を説得し、必要ならば病院に連れて行くことを繰り返さなければなりません。
それがアルコール依存症の治療の現実です。

受診される先は一般の精神科・心療内科ではなく、アルコール依存症治療の専門施設である必要があります。

【全国アルコール関連問題専門医療機関紹介】

http://www.kochi-al.org/url/hospital.html

専門外来に通い、断酒会で活動をして、年余をかけてアルコール依存症は、行きつ戻りつしながら、回復に近づいていきます。

本日その場で、たちどころに問題を解決する方法を、少なくとも私は存じません。

相談先としては、保健所よりも精神保健福祉センター(地域によっては同じ建物の中にあります)の家族相談がよいと思います。

口幅ったいことを申し上げるならば、切羽詰まってから公的機関に相談されるのではなく、もっと早期に手を打たれるべきであったかもしれません。

【全国の精神保健福祉センター一覧】

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

以上、ご参考になれば幸いです。

医療 についての関連する質問