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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14381
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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医師から、セルシンを内服で2ミリ錠×2を一日3回。 ソラナックスを頓服で0.4ミリグラム最大で一日4回までという処方をされております。 似たような系統のお薬だと思うのですが、こ

解決済みの質問:

医師から、セルシンを内服で2ミリ錠×2を一日3回。
ソラナックスを頓服で0.4ミリグラム最大で一日4回までという処方をされております。
似たような系統のお薬だと思うのですが、この処方で大丈夫なのか不安です。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんばんは。猫山と申します。精神科医です。

全然駄目で、全く大丈夫ではありません。

セルシン(成分名:ジアゼパム)も、ソラナックス(アルプラゾラム)も、同じ系統のお薬です(ベンゾジアゼピン化合物)。

ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的(8週間以上)服用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

【向精神薬依存 8割、投薬治療中に発症 「医師の処方、不適切」】

日本では、残念なことに珍しくもありませんが、「薬漬け」の処方です。

2剤併用である上、用量も多いです。

例えば、相談者様が私の親族であったなら、その医師のもとで治療を受けることそのものを止めると思います。

これで回答になっておりますでしょうか?

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 2 年 前.

ご回答ありがとうございます。
減薬、をするとすれば、頓服のソラナックスと内服のセルシンのどちらから減らしていけばよろしいでしょうか?
確かに仕事前や、気がつくと軽いくいしばりがある時などは、これらの処方で確かに楽にはなるのです。
あとは、一辺倒に言われているような、自信がない・仕事をしたくないなどのうつ症状が自覚できます。
処方を変えていただく必要性がありますでしょうか?

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

①いつ頃からこの2剤を服用されているのでしょうか?

実際に診察ができませんのでこのような方法になってしまいますが、下記のサイトで質問に答え、最後に表示される点数を教えていただけないでしょうか?
https://www.cbtjp.net/qidsj/question/01/


以上、重ねて確認させていただけますと幸いです。
質問者: 返答済み 2 年 前.

御丁寧にありがとうございます。
点数は10点でした。ただ睡眠の方は、上記の薬の作用の助けもありますので、実際は多少悪い点になるかもしれません。

セルシンは、東日本大震災以降です。
ソラナックスは、まだ2カ月程度です。

重度うつ病ではないとのことでこの処方らしいのですが、
日差変動があったり、日によっては(仕事がない日)はまったく動きたくなくない日もあります。
なにより、どこから来るのかの焦燥感や不安感や自信のなさに困る時があります。
これらを告げたところ、現在の心療内科医は、この処方だとのことです。
実際、多少症状は改善します。
先生の御見解はいかがでしょうか?
返信お待ちしております。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

ご返信・追加情報ありがとうございます。

行っていただいたQIDSは、うつ病の診断や重症度評価のための質問票としては信頼性が高いもので、厚生労働省の研究でも使用されています。
インターネット相談では相談者様を直接診察できませんのでこのような方法をとらせていただきましたが、 QIDSにおける10点は、一般的にはうつ病の診断基準を満たす高く、可及的速やかな治療を要すると判断される結果です。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/02.pdf

服薬されていての10点ですか実際には11点以上(中等度)の重症度である可能性が大です。
ベンゾジアゼピンは、どこまで行っても対症療法ですから、相談者様が現在受けられている治療は、塞がらない傷口に絆創膏を貼り続けることに近いと考えます。


うつ病にも色々なタイプのものがあります。
脳の病気としての性格が強く、何のきっかけも無く、比較的急激に発症するうつ病もあります。
深刻なストレスがかかり、もしくは複数のストレスが重複・持続することで次第に進展していくタイプのうつ病もあります。

「管理職で、仕事上自分で自覚できる位多大なストレスがかかって」おられるとのことですから、相談者様は後者だと思われます。
ご記載のような状態ならば、気持ちが塞いでも当然でしょう。それがあるところで一線を越えてしまったのだと思われます。

相談者様のようなタイプの患者様の場合、抗うつ薬を中心とした薬物療法ともに、カウンセリングを受けられて、ご自分の中で問題を整理し、解決(できるとは限りませんが)の方向をみずから見つけ出していくアプローチが必要です。
現在相談者様が直面している問題は、相談者様自身が解決もしくは落としどころをみつけなければならない問題です。
しかし、現在の相談者様は少し疲れておられて、お一人でそれに対処できる状態ではないように思います。
専門家の助けを求められるべきでしょう。

医師だけではなく臨床心理士がいて、カウンセリングも行っている精神科・心療内科の医療機関をお探しになって、受診・相談されることを強くお勧めいたします。

医療機関の情報は地域の精神保健福祉センターで得ることが出来ます。

【全国の精神保健福祉センター一覧】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html

以上、ご参考になれば幸いです。
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