JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14291
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

71歳の男性です。「加齢性の」耳鳴と診断されて6年経過しています。耳鼻科医からは、「加齢性耳鳴」は今の医学では治せな

解決済みの質問:

71歳の男性です。「加齢性の」耳鳴と診断されて6年経過しています。耳鼻科医からは、「加齢性耳鳴」は今の医学では治せないので、あきらめてください」と言われました。しかし、何か治療法があるのでは、と思い、市販の医学書を読み漁っているうちに、ベンゾジアゼピン系睡眠薬が有効、との医師の情報に接し、5年位前から、ユーロジンとメイラックスを内科医師に処方していただいています。しかし、これらの薬は依存性があり、連用は好ましくないとの情報に接し、減薬・断薬に努めた結果、先月にメイラックスは断薬に成功しました。しかし、エスタゾラム(ユーロジン)の方は、0.5mgまでは減らせるのですが、それ以下だと、翌日耳鳴が強くなり、どうしても減薬・断薬ができません。何か上手な減・断薬法はないものでしょうか?ご教示いただければ幸甚です。
(KK)
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 1 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。 ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的連用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-43.html↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑ その上、ご高齢の方では認知症リスクも上昇します。http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-84.html ベ ンゾジアゼピン(例えばユーロジン)依存が生じた場合、ユーロジンを止めるには、ユーロジンそのものをゆっくり減量していくか、ユーロジンをまず はもっと止めやすい長時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬に置換してから減量するという方法をとる必要があります。ただ、睡眠薬の場合、長時間作用型と言っても限度があります。朝起きられなければ意味がありませんので、個人的にはこのような場合、私は、長時間作用型の精神安定剤(しかしベンゾジアゼピン化合物)であるセルシン=ホリゾン(一般名:ジアゼパム)やメイラックス(同:ロフラゼプ酸)を併用します。相談者様の場合は、メイラックスを先に止めてしまっていますが、ユーロジンを先に止められるべきだったと考えます。メイラックスは、24時間以上の作用時間があります。これが日中の離脱症状を和らげます。もちろんメイラックスでも依存は起こるのですが、長時間作用型のベンゾジアゼピンは減量・中止してもゆっくりとしか血中濃度が変化しないので、漸減したいるのと同様、離脱症状は起こりにくいのです。逆に申し上げると、ユーロジンのような短時間作用型のベンゾジアゼピン系睡眠薬はそもそも離脱症状が起こりやすいお薬であると言えます。私ならば、いちどメイラックスを戻してから、ユーロジンを、粉薬を用いて0.1mg幅でゆっくり漸減し、ユーロジンを中止した後にメイラックスを、やはり粉薬を使用して漸減・中止するという2段階の減薬・断薬を行うだろうと思います。また相談者様の側も、ベンゾジアゼピンで耳鳴りを止めようというマインドセットを変える必要があります。慢性症状である耳鳴りに、依存性があって短期しか使用できないベンゾジアゼピンで対処しようというコンセプトが間違っていると思います。 言い出したのは医師の側なのでしょうが。 以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 1 年 前.
猫山先生早速のご返事、ありがとうございました。実は、私も、メイラックスを先に止めるのではなく、ユーロジンを先に止めて、その後にメイラックスを止めるというのが良いのかもしれない、とは考えました。そのようにしなかったのは、メイラックスの方が「止めやすかった」から、というのが正直なところです。また、相談内容に記さなかったのですが、耳鳴りは、新田清一「耳鳴りの9割は治る」(マキノ出版)を読んで、音響型(Sound Generator)補聴器を使用しています。これを付ければ、耳鳴りは消失まではいきませんが、かなり軽減されます。早速、薬はご教示のようにしてみたいと思います。先ずは、感謝!

医療 についての関連する質問