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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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はじめまして 父(79)についての相談です。 今年4月末に全身に内出血の症状が出て、GWの連休明けに不整脈で

解決済みの質問:

はじめまして
父(79)についての相談です。
今年4月末に全身に内出血の症状が出て、GWの連休明けに不整脈で通っていた小金井クリニックを受診。そのまま日赤武蔵野に入院。
ITP(突発性/自己免疫性血小板減少性紫斑病)の診断です。
血小板が5000/μl以下で輸血しても破壊されてしまいましたがステロイドが効き1週間ほどで6万に。
入院時にせん妄状態となり、その後起床もままならなくなり、5月末に小平の緑成会病院のリハビリテーション病棟に移ったものの車いすのままです。
足腰が立たず、車いすの運転も困難で、食事だけは自分でできます。
介護度4の診断で、毎日のリハビリ訓練でも状態は良くならず、院内で部屋を変わらされるたびに妄想が多く出て、排泄も介助が必要です。
入院時の脳のMRSでは異常なしとのことでしたが、その後のスキャンで脳の表面に薄い出血が多数認められたとのことで、自律神経系が弱っていること、認知症状はこのせいだろうという緑成会病院の診断です。
脳の表面の内出血は出血が引いても(皮膚の出血はほとんど引きました)、機能が回復することは無いことが多い、リハビリの成果もこれ以上でないと言われています。
尿も便も出にくいらしく(自律神経が弱っているせい、との説明)、ここ2週間くらい導尿しています。たびたび血尿が出て、膀胱炎との診断です。
昨日の昼食後に出された薬は
カルバゾクロムスル 1
トラネキサル酸 2
ランソプラゾール 1
マグミット330 2
ドパコール100
この病気と予後に詳しいお医者様に、ほんとうにこれ以上の認知、身体状況の改善は認められないのか、ご意見をお伺いしたいと思っています。
東京小金井市近辺で、そのようなご意見を頂けそうな病院をご存じでしたら、そちらもぜひ教えてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
おはようございます。猫山と申します。神経内科医です。
病院の紹介は行っていません。
「この病気と予後に詳しいお医者様」とのことですが、これは「ITPに詳しい医師」という意味ですか?
お父様の現在の状態はITPの直接の症状ではなく、その症状として起こった脳内出血の後遺症によるものだと思われますが……
少なくとも、いまITP治療を行っても認知症は治らないですよね。
まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 2 年 前.

一番知りたいのは、脳内出血の後遺症が脳内出血が引いた後も改善されないのか。(脳の表面も皮膚の表面と同じに出血は引いているはずと言われています)

です。

ITPによって起こる脳内出血を、他の原因で起こる脳内出血と特別に分けて考える必要がないのなら、ぜひ回答をお願いいたします。

また、直接お医者様にお目にかかって診断していただくのなら、何科を受診すればいいのか、教えてください。今までは血液内科や内科でした。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

ITPによって起こる脳内出血を、他の原因で起こる脳内出血と特別に分けて考える必要はありません。
現象としては脳内出血は脳内出血です。

受診されるのであれば、現主治医に紹介状を作成していただいて神経内科を受診されるべきでしょう。

しかしながら、中枢神経細胞は再生しませんので、脳卒中(脳内出血、脳梗塞)は、発症後6ヶ月で症状が固定し、「障害」と見做されます。もうそれ以上は良くならないと言うことです。

よって、認知症そのものは治りません。
薬物調整によって、せん妄や排尿障害といった副次症状の改善は期待できるかもしれません。

以下のサイトから日本神経学会認定の神経内科専門医が検索できますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本神経学会認定神経内科専門医名簿】
http://www.kktcs.co.jp/jsn-senmon/secure/senmon.aspx

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 2 年 前.

ありがとうございました。

かすかな希望を持ってすがる思いでお尋ねします。

1. 中枢神経細胞は再生しません。

これは出血が「脳の表面」でも中枢神経細胞は破壊されたと言うことでしょうか。

2.

脳卒中(脳内出血、脳梗塞)は、発症後6ヶ月で症状が固定し、「障害」と見做されます。

発症6か月以内で何らかの手を打てば症状が改善されるとこともあるのでしょうか。

以上、よろしくお願いいたします。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

> これは出血が「脳の表面」でも中枢神経細胞は破壊されたと言うことでしょうか。
脳内出血は脳の表面の出血も含みます。むしろ脳の表面に思考や理性といった高次の脳機能を司る神経細胞が集中していますので、表面の出血の方が認知症の発症リスクは高いと言えます。

> 発症6か月以内で何らかの手を打てば症状が改善されるとこともあるのでしょうか。
破壊された脳神経細胞は再生しませんが、適切なリハビリテーションを行うことで、壊れた細胞の周囲の細胞が機能を代償することで失われた機能が一定程度改善します。そのリハビリテーションの効果が期待できるのが発症6ヶ月以内だと言われているのです。

ただし、近年、川平法(促通反復療法)というリハビリテーションの方法が現れ、6ヶ月を過ぎた患者様の障害を大きく改善する可能性は示されています。

これはいかがわしい手法や民間療法ではありません。鹿児島大学病院の附属施設である霧島リハビリテーションセンターで開発されたリハビリテーション手法です。
一昨年、NHKでも紹介され、大きな反響を呼びました。
https://www.youtube.com/watch?v=MtmXgZk2K6M

霧島リハビリテーションセンターのホームページで、川平法を行っている「公認施設」が紹介されています。
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~rehabil/ipn_rfehp.html

「かすかな希望を持ってすがる思いで」ということですから、通院可能範囲にこのリハビリテーションを行っている医療機関があれば、主治医に紹介状を作成してもらい、受診されてみてはと思います。

以上、ご参考になれば幸いです
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