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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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失礼します。産後不眠症になり、レンドルミン0.25、1錠を約6週間服用しています。最初は5-6時間程度眠れていたのが

解決済みの質問:

失礼します。産後不眠症になり、レンドルミン0.25、1錠を約6週間服用しています。最初は5-6時間程度眠れていたのが、だんだん少なくなり熟睡感もなく日中の倦怠感、鬱のようなモヤモヤ、不安感などが出てきました。レンドルミンを長期服用した事によるものだと思い、2日断薬したところ、予想通り2日不眠に加え、強い不安感、焦燥感、ほてり、手汗などの離脱症状が出て死にそうな思いをしました。レンドルミン再服用しその症状は落ち着きました。離脱症状だと確信しています。医師に相談したところ、離脱でも何でもなく鬱が酷くなっているとの事で抗鬱剤を処方され、副作用や離脱、減薬断薬については取り合ってもらえませんでした。
レンドルミンを減薬しようと、8/7を2日、8/6を2日、8/5を2日で取り組んでみましたが、ここで全く寝付けず、断念。。1錠をまた飲んでしまいました。しかし日中のしんどさが日に日に強くなり(躁鬱のような)耐性が出来た事による服用しながらの離脱?が出てきているのではと。。飲んでもしんどいし、飲まなかったら眠れない悪循環に入ってしまいました。どうしても、辞めて元の元気な自分に戻り、明るく育児がしたいです。いま、どうしていいか途方に暮れています。。。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。
ご指名ありがとうございます。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、相談者様が困られているのは離脱症状である可能性が高いと考えます。

服用期間が6週間で効きも悪くなっているようですから、ベンゾジアゼピン化合物に対する耐性や依存性が生じやすい体質なのでしょう。

少し補足情報を下さい。

①レンドルミンを処方した医師は何科の医師なのですか?

②「医師に相談したところ、離脱でも何でもなく鬱が酷くなっている」と言われたとのことですが、産後うつ病と診断されていたのですか?

③その医師は、そもそもベンゾジアゼピンの離脱症状という現象を知っていて、しかし相談者様の場合はそれではない、という判断だったのでしょうか。

④「(躁鬱のような)耐性」についてもう少し詳しく教えて下さい。

⑤今回のご相談でご質問になりたい事項を具体的に教えていただけないでしょうか? 医師法の定めるところにより、私が具体的な薬剤調整の指示を出すことはできないのですが……

==========
医師法第20条(抜粋)「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方箋を交付してはならない」

【無診察治療の禁止(医師の職業倫理指針 - 日本医師会より)】

「患者を直接診察することなく治療・措置を講ずることは、危険性も高く、患者の身体・生命に思わぬ被害を及ぼすことから、医師は、直接患者を診察せずに臨床診断を下し、投薬などの措置をしてはならない。これは、医師法にも定められている。(無診察診療の禁止)
 電話・ラジオ・テレビ・インターネット・手紙・新聞・雑誌などを介して相談を受けた場合に、具体的な診断を下し、さらに治療方法まで指示するようなことはしてはならない。相談内容から必要性があると判断したときは、医師の診察を受けることを勧めるべきである」
http://www.med.or.jp/nichikara/syokurin.pdf(13ページ参照)

【川崎医科大学附属病院 リウマチ・膠原病科ウェブサイトより抜粋】

「インターネットは非常に便利であり、私たちの科では、インターネットや、また時にはメールを、『情報』や『安心』を患者さんに提供するために用いたいと考えています。
しかしながら、医師法20条には『無診察診療の禁止』が記載されており、メールでの医療相談は、これに抵触する可能性があることをご承知下さい。
医療上の具体的な判断や決定は、診療行為となります。
例えば、『血圧の薬を中止してから、頭が重く、血圧を測ったらとても高くなっていました。血圧の薬を再開してもいいでしょうか?』というメールを患者さんから頂いたとします。
これに対し、『血圧の薬を再開して下さい』とメールで返事をすれば、これは医師法違反の可能性があるということなのです」
http://www.kawasaki-m.ac.jp/rheumatology/message14.html
==========

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 2 年 前.
早速の回答ありがとうございます。
①内科の医師です。
最初から心療内科にいくのが抵抗があり、今実家にいることからかかりつけの内科医に相談し、まず2週間処方。これで改善しないから心療内科へ行くようにとの事で、心療内科に初めて相談。最初の診断では、産後鬱でもない、ちょっとした育児ノイローゼ気味との診断で引き続きレンドルミンを処方されました。
②2週間後(ここで服用から4週間少し経過)心療内科を再診。
日中の症状をいったところ、レンドルミンの離脱や副作用ではなく産後鬱と診断。抗鬱剤を処方されました(レメロン)
③離脱については、何も教えてもらえませんでした。
④すみません、(鬱のような耐性)ではなく、
鬱のような症状(朝起きた時から、何ともいえないモヤモヤした感じや、頭がぼんやり働かない、不安感)は、耐性が出来た事による...です。
⑤支離滅裂で申し訳ありません。
私の今の状況が、ベンゾ系薬の離脱症状と似ているので、本当の鬱ではないと思っているのですが、それには触れなかった医師のいうとおりに抗鬱剤を飲む事が信用できず。服用することで、本当に鬱になってしまったり、更に新たな症状や離脱があると思うと怖くて仕方ありません。
何とか、レンドルミンの離脱を少なく減薬断薬に取り組みたいのですが、その取り組み方について教えて頂けると有難いです。
期間や、他の考えられる提案等。。
よろしくお願い申し上げます。
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.

ご返信ありがとうございます。

前述しましたように「治療方法の指示」になってしまいますので、この場でレンドルミンの減薬・断薬の取り組み方を具体的にお示しすることはできません。
ただ、「一般論」をお示しすることはできます。

しかし相談者様の場合、耐性が生じているために、既に、レンドルミンを処方量通りに服用されていても離脱症状が現れているような状態にあります。
他剤の一時的な併用(他の考えられる提案)も必要であるため、いずれにせよ主治医の協力が必要になります。

減薬は機械的に、例えば、「2週間ごとに4分の1錠ずつ減らして下さい。計8週間で断薬できます」といったように指示ができるものではありません。
患者様の状態、個人差に合わせて減量のペースや減量幅の調整、他剤の併用を臨機応変に行う必要があります。

それを、現主治医に期待できるでしょうか?

質問者: 返答済み 2 年 前.
ありがとうございます。
あくまで一般論で構いません。
産後鬱と診断した心療内科では離脱と捉えて貰えなかった為、減薬断薬の協力はもう難しいかと思います。かかりつけ内科医も、レンドルミンの離脱や減薬方法についても、詳しくなさそうでした。簡単に辞められるという認識。だからこちらも疑いもせず、長期間飲んでしまいました。。
私のような状況で、一般論としてやめていくことは可能ですか?
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

相談者様が産後うつ病を発症しておらず、現在の症状の全てがベンゾジアゼピンの離脱症状によるものであるという前提でお答えするならば、一般論としてやめていくことは可能です。

経験的には、依存が生じたのと同程度の期間を費やせば、断薬できることが多いと思います。

精神科医=心療内科でも、そもそもベンゾジアゼピンに離脱症状があると知らない医師もいます。他科の医師であれば恐らく離脱症状の存在すらご存じない方が多数派でしょう。

しかし実際には、ベンゾジアゼピンは、耐性と依存性、長期的連用時の副作用のために、国際的には処方が厳しく制限されているお薬です。
ベンゾジアゼピンをこのように無原則に使用できる国は先進国では日本だけです。このベンゾジアゼピン依存の問題は昨今では一般マスコミにも取り上げられ、社会問題化しつつあります。

【抗不安・睡眠薬依存(2) ベンゾジアゼピンの害】
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

また、不眠に対して安易に睡眠薬が使用されることも、そしてそれが多剤・長期に及ぶことも日本の精神医学の悪弊で、これに対しては厚生労働省が警鐘を発し、これを受けて日本睡眠学会が声明を発表し、ガイドラインを先ごろ発表しました。
http://medicaldataarchive.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

ベンゾジアゼピン(例えばレンドルミン)依存が生じた場合、レンドルミンを止めるには、レンドルミンそのものをゆっくり減量していくか、レンドルミンをまずはもっと止めやすい長時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬に置換してから減量するという方法をとる必要があります。

ただ、睡眠薬の場合、長時間作用型と言っても限度があります。
朝起きられなければ意味がありませんので、個人的にはこのような場合、私は、長時間作用型の精神安定剤(しかしベンゾジアゼピン化合物)であるセルシン=ホリゾン(一般名:ジアゼパム)やメイラックス(同:ロフラゼプ酸)を併用します。

相談者様の場合は、レンドルミン錠(含有量:0,25mg)を使用されていますから、私が治療するならば、メイラックスを1mg、併用した上でレンドルミンの減量を開始するでしょう。
ちなみに、レンドルミンの0.25mgはメイラックスの1.67mgと等価(≒同じ強さ)です。
ただしメイラックスは精神安定剤ですので、軽い眠気は伴いますが、睡眠薬には遠く及びません。

長時間作用型のベンゾジアゼピンを併用するのは、離脱症状が薬が切れた時に起こるからです(当たり前ですが)。
メイラックスは、24時間以上の作用時間がありますので、1日1回服用するだけで、現在服用されているレンドルミンの60%程度のベンゾジアゼピンが常に体内にあることになります。
これが日中の離脱症状を和らげます。
もちろんメイラックスでも依存は起こるのですが、長時間作用型のベンゾジアゼピンは減量・中止してもゆっくりとしか血中濃度が変化しないので、漸減したいるのと同様、離脱症状は起こりにくいのです。
逆に申し上げると、レンドルミンのような短時間作用型のベンゾジアゼピンはそもそも離脱症状が起こりやすいお薬であると言えます。

前述したように個人差はありますが、メイラックス1mgを1週間程度服用して体に馴染んだあたりで、レンドルミンを「2週間ごとに4分の1錠ずつ減らし、計8週間での断薬を目指します」。

実際には山あり谷ありですが、それは都度、臨機応変に対応します。
よって減量期間中、少なくとも初期には、週1回の外来通院が必要です。

また患者様の側も、お薬だけで眠れるようになろうというマインドセットを変える必要があります。
午前中に日光に30分以上当たることによる体内時計のリセット、適度な運動などなど、睡眠・覚醒リズムを整える努力は必要です。

年単位でベンゾジアゼピンを服用されていた方であっても、原病が治っていれば、大体これで断薬まで持って行けますけどね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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【役に立つかもしれない資料(既にお読みになっているかもしれませんが……)】

アシュトン・マニュアル
http://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf

あと、主治医の協力が得られないのであれば、睡眠専門医を受診されて相談するのも(地理的・時間的に可能であるならば)一手だと思います。

下記のサイトから、日本睡眠学会認定の睡眠医療認定医とその勤務先医療機関が検索できますので、通 いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる 可能性が高いと考えます。

【睡眠医療認定医】
http://jssr.jp/data/nintei_ishi.pdf
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