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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14261
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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分離すべり症と診断された46才、女性です。今年4月下旬くらいから症状がひどくなり、長く歩けないためスーパーでの買い物

解決済みの質問:

分離すべり症と診断された46才、女性です。今年4月下旬くらいから症状がひどくなり、長く歩けないためスーパーでの買い物はできず、台所仕事も困難になりました。病院では痛みが治まるのを待つしかないと言われ、最初ロキソニンを処方され10日ほど飲んだのですが、効き目はなく腰にかゆみが出ました。次に漢方薬を処方してもらい、今日で4日ですがまだ症状に変わりはありません。朝起きるときが特に大変で、30分以上かかり、臀部に鋭い痛みが何度も走ったりします。たまに症状が軽い日もあるのですが、次の日にはまたひどくなるという状況です。安静にしている時でもズキズキしたり、ジンジンしたりし、背骨の下部に触ると痛い部分があります。家族にはさらに大きな病院で診てもらうようにすすめられていますが、そうした方がいいのでしょうか、それとも漢方薬を飲みきるまで待った方がいいでしょうか?
お医者様が手術の話をしないということは、まだそれほどの状況ではないのかもしれませんが、私には成人スティル病という持病があります。そのためステロイドや、免疫抑制税を服用していますし、骨粗鬆症や、スティル病の合併症による薬剤アレルギーもあります。症状が良くなればステロイドなどは減っていく可能性もあるのですが、このような状況で手術はできるものでしょうか?回答よろしくお願いします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。
脊椎のMRI検査は受けられましたか?
整形外科の主治医は脊椎の専門医でしょうか?
まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 2 年 前.

お世話になります。今ネットで調べたんですが、整形外科専門およびリウマチ専門であり、「日本整形外科学会脊椎脊髄病医」とありましたので、専門医で間違いないと思われます。

MRIは受けていません。

専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

ご記載を拝読する限り、相談者様は「腰椎変性すべり症による腰部脊柱管狭窄症」を呈されているのだと思われます。
http://www.sekitsui.com/9specialist/sp002-html/
↑↑↑クリックしていただくと図が開きます↑↑↑

ご記載からすると重症であり、手術の必要がある状態である可能性がきわめて高いとと思われます。
腰椎変性すべり症の手術は、脊椎固定術になります。
http://www.tokyo-hospital.com/sekizui/sekizui2-3.htm

腰椎にスクリューを打ち込む手術ですので、ステロイドの副作用である骨粗鬆症で骨が脆くなっていた場合、その施行が難しくなりことはあります。
ただし、ご高齢の方にも行われる手術ですから、相談者様のご年齢を考えるならば、骨粗鬆症が理由で手術ができない、という可能性は低いと思われます。
それも含めて、スティル病を患われていることが手術の妨げになるとは、必ずしも言えません。
少なくとも、手術が受けられるかどうかの評価は行われるべきです。

主治医は脊椎の専門医ですから、ここまでのことはご存知であると思います。

脊柱管狭窄症は、背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気の総称です。
単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
相談者様の場合は、「腰椎変性すべり症による腰部脊柱管狭窄症」ということになるわけです。
いずれの原因疾患も、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。
最終的には手術が必要になります。

もしも手術が行えないのであれば、ペインクリニックにおいてより積極的な除痛治療を受けられる必要があるでしょう。
ロキソニンも漢方薬も、神経障害性疼痛である脊柱管狭窄症の痛みには効きません。

主治医に、治療方針を確認されるべきでしょう。

1. 手術の適応とならないのか
2. スティル病のために手術ができないのか
3. 手術が必要だけれどスティル病のためにそれが行えないのであれば、ペインクリニックを紹介してもらえないか
4. 手術が不要であるのならば、このままの治療で今後どのように腰痛、下肢痛が良くなっていくのか

を確認されるべきです。

納得のいく説明が得られればそれで良し、得られなければ、他の脊椎・脊髄専門医でのセカンドオピニオン、転院も考えられるべきでしょう。

下記のサイトから、日本整形外科学会認定の専門医を検索することができます。
セカンドオピニオンにも転院にも、現主治医からの紹介状は必要になります。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医名簿】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14261
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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