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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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今迄に開腹手術を4回受けています。癒着の為3回イレウスを起こし最後の手術がイレウスによるものです。その後も癒着から腹

解決済みの質問:

今迄に開腹手術を4回受けています。癒着の為3回イレウスを起こし最後の手術がイレウスによるものです。その後も癒着から腹痛があり、トラムセット、ペルタゾン、レペタンでしのいでいます。術後2年目になりますが、最近左の腰痛、腹痛が酷くなり安静にしていても痛みます。薬は効きますが完全に痛みは無くなりませんし、切れるとまた痛みます。グル音は聞こえますしイレウスの痛みではありませんが日常生活が辛くなりました。常に左腹部に違和感、痛みがあり、腰痛は立っていて痛む事もあれば、座っても寝ていても痛むことがあります。食べると膨満感もあるので食事も控えています。今、レペタン投与で少し楽ですが何が原因でしょうか。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
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こんばんは。猫山と申します。神経内科医です。

相談者様の術痕の状態が、相談者様が訴えられるほどの痛みを呈するはずないものであるという前提で回答するならば、相談者様が感じられている痛みは、慢性疼痛(神経因性疼痛)と呼ばれる病態である可能性が高いと考えられます。

神経因性疼痛とは、怪我や慢性的な刺激、手術などがきっかけとなり、末梢神経が傷つくことが原因で、本来の傷が治癒した後も疼痛が続くと病態のことで、近年では、末梢神経だけではなく、痛みの信号を中継する脊髄や、その信号を受け取る脳のある部位も神経因性疼痛の原因の一端を担うことが知られてきていま す。
http://www.naoru.com/toutuu.htm
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

敢えて単純化して申し上げれば、末梢神経が少なからず傷つき、混線が起きてしまったような状態です。刺激・傷の程度や場所とは関係が無く、滅多に起きないが、起きるときには起きる、といった印象の病態です。

治療としては、通常の鎮痛剤は効きません。
神経の信号の伝達を統制するようなお薬(リリカ、一部の抗てんかん薬、抗うつ薬)の服用や、程度によっては神経ブロック注射などが必要になります。
レペタンのような麻薬性鎮痛剤は神経因性疼痛に有効ですが、依存性があるので連用は避けたいところです。

神経の混線は神経因性疼痛が続けば続くほどもつれていく傾向がありますので、出来るだけ初期に適切な治療を受けておくことが重要です。
神経因性疼痛の治療はペインクリニックにて行われます(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)ので、お早目の受診をお勧めいたします。
以下のサイトから、ペインクリニックを検索できますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。現在の主治医に紹介状を作成してもらって受診されて下さい。

全国|ペインクリニック≪痛みの治療専門医≫検索|PAIN.NE.JP(ペインクリニックジャパン)
http://www.pain.ne.jp/

以上、ご参考になれば幸いです。
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質問者: 返答済み 2 年 前.
ご回答有難う御座います。
内蔵の癒着が酷くこれ以上の快復、治療は出来ないと言われていましたので、食事制限、規則正しい生活、投薬とひたすら我慢の日々でした。イレウス痛み程ではありませんが今回の腰痛、腹痛は一日中数日間に渡り些か参っていました。レペタンは吐き気があり先程も嘔吐してしまい、いつも投薬に躊躇していますが我慢の限界になると使用せざる終えませんでした。明日病院へ行ってペインクリニックの件を相談してみます。自分でも色々調べて一つの案として考えていたのですが、専門家の先生のご意見を伺い決心致しました。痛みを抱えて生活するのは楽ではありません。せめて腰痛だけでも緩和されれば幸いです。左腰痛が治まれば左腹痛も少しは緩和されるでしょうか?
専門家:  猫山司 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございます。

> 左腰痛が治まれば左腹痛も少しは緩和されるでしょうか?
相談者様のお腹の中の状態がわかりかねますので、何とも申し上げられませんが、同根の原因を持つ痛みなのであれば同じ治療によって両者が改善することは期待できるでしょう。
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