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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14366
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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双極性躁鬱病と言われました。薬はリスパダール注射と、コンスタン、レスタス、インプロメンを服用しています。38歳、来年

解決済みの質問:

双極性躁鬱病と言われました。薬はリスパダール注射と、コンスタン、レスタス、インプロメンを服用しています。38歳、来年は結婚をして子供が欲しいのですが、ただせさえ高齢ですし、薬の副作用で奇形児がうまれる可能性は高いのですか?
医者はリスパダールを辞め薬だけならば平気といっています。とても不安です
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。
ご指名ありがとうございました。

まず、かかられる医師は変えられた方が良いと考えます。
現在の処方は、公平に見て適切なものではないように思われるからです。
その医師の、向精神薬が妊娠・胎児に及ぼす影響に関する知識も十分なものではないようです。

少し補足情報を下さい。

①躁うつ病(双極性障害)の薬物療法について、どのような方針で進めるか、説明を受けられたでしょうか? 受けられていればその内容を教えて下さい。

②処方から推察しますに、相談者様は現在「躁状態」なのでしょうか? 「双極性躁鬱病」と診断された理由について教えて下さい。

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を下された後に追加でご質問をいただいても応じられない場合がございます。予めご了承下さい】
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生

ご回答ありがとうございます。私は大学時代は父が不治の病で入院し意識もなかった状態が1年あり他界しました。その頃から引きこもりになりがちで、大学も半年休学し、厳しい母に卒業しなさいと言われ辞めれずに、大学を卒業しました。恋愛も高校時代はいじめられていたので、遠い夢でした。女子大に進み、なんとか卒業し、その頃はなんか違う薬を服用していましたが忘れました。仕事を3年続けて辞めたりで転職も4回ぐらいしました。その間に薬は飲んだり辞めたり。33歳くらいから今通院している病院へ行きました。兄がガンで他界する前、まだ元気だった頃兄は既に子持ちの父でしたが浮気性で義理の姉に追い出され実家へたまに泊まっていました。その頃、私は兄のいない時も夜中に夏、喉が乾きリヴィングへ降り兄の幻想を観たり、昼間は女の子が童謡を歌っているのが聞こえたり。おかしいと思い病院へ。その時から薬とリスパダールの注射を受けています。全く支障なく仕事もして、結婚を約束している人とも順調です、おそらく。しかしまだ打ち明けていません。母は病院を変えて徐々に薬無しの状態へコントロールすればと言い私もそうしたいところです。医者は私を重度の双極性躁鬱病と言いました。医者はリストカットの痕がうでに沢山有ります。なぜか知りませんが。子供の話も特に全うな応えをくれません。しかし今私は母と従姉妹にしか薬を服用していることを言っていません。親友や大切な人にも打ち明けられず悩んでいます。徐々に薬は辞めれるでしょうか?医者に先週後天性か先天性か聴いたところ、後天性で小さいとき高熱を出したのが今になっての引き金でしょうと。母は私は高熱等出した事はないと言います。私は自立支援で市役所から証明書をもらっています。子供はあきらめた方が良いのか、このままずっと一人で生きて行く事が辛いです。ご返事を頂ければ幸いです。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、相談者様が躁うつ病を患われているようには思われません。明らかな躁状態を呈されたことが無いからです。

一方で自閉傾向があり、また幻覚を呈していることから、むしろ統合失調症に近い病態を想定いたします。
処方内容も、相談者様の診断が躁うつ病ではなく、統合失調症であるならば、リーズナブルな内容であると言えます。
その場合、一生涯の服薬が必要になりますので、主治医に、診断について再度確認をされるべきでしょう。
統合失調症の場合は「病院を変えて徐々に薬無しの状態へコントロール」というわけにはいきません。薬を止めれば遠からず症状が再発するからです。
また、お薬の影響だけではなく、お子様が出来た場合の遺伝の問題も考えなければなりません。統合失調症患者の子供が統合失調症にかかる危険率は16.4%です。
ご結婚予定の相手の男性やそのご家族にも知らせるべき内容だと言えるでしょう。

診断はここまでにして、お薬が妊娠に及ぼす影響について述べます。

母体が服用する薬物の胎児への危険性はFDA Pregnancy Category(米国食品医薬品局による薬剤の胎児への危険度分類基準)によって定められています。これは主に、催奇形性に関する評価です。

分類A:人の妊娠初期3ヵ月間の対照試験で,始児への危険性は証明されておらず,またその後の妊娠期間でも危険であるという証拠もないもの。

分類B:動物生殖試験では胎仔への危険性は否定されているが,人妊婦での対照試験は実施されていないもの。あるいは,動物生殖試験で有害な作用(または出生 数の低下)が証明されているが,人での妊娠初期3ヵ月の対照試験では実証されていない,またその後の妊娠期間でも危険てあるという証拠はないもの。

分類C:動物生殖試験では,胎仔に催奇形性,胎仔毒性,その他の有害作用があることが証明されており,人での対照試験が実施されていないもの,あるいは, 人,動物ともに試験は実施されていないもの。ここに分原される薬剤は,潜在的な利益が胎児への潜在的危険性よりも大きい場合にのみ使用すること

分類D:人の始児に明らかに危挨であるという証拠があるが,危険であっても,妊婦への使用による利益が容認されるもの(たとえば,生命が危険にさらされてい るとき,または重篤な疾病で安全な薬剤が使用できないとき,あるいは効果がないとき,その薬剤をどうしても使用する必要がある場合)

分類Ⅹ:動物または人での試験で飴児異常が証明されている場合,あるいは人での使用経験上胎児への危険性の証拠がある場合,またはその両方の場合で,この薬 剤 を妊婦に使用することは,他のどんな利益よりも明らかに危険性の方が大きいもの。ここに分類される薬剤は,妊婦または妊娠する可能佐のある婦人には禁忌で ある。

Xは禁忌で、それ以外では、Dに近づくほど危険、Aに近づくほど安全と判断されます。

精神科のお薬のほとんどが分類CかDになります。
つまり、服薬するメリットがデメリットを上回ると判断されれば、妊娠中も服薬は継続されます。
経験的に基づいて述べるならば、精神科に通われている患者様が妊娠した場合、お薬を継続したまま出産される場合がほとんどです。
催奇形性のリスクはきわめて小さく、むしろお薬を止めてしまうことで妊娠中に精神症状が悪化することのリスクの方が大きいからです。

診断について確認された上で、結婚を考えられている相手の男性に病気のことを打ち明けてよく相談されるべきであると考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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