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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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今日妊娠検査薬で妊娠が判明しました。 ずっと胃の調子が悪くて、病院に行き薬、点滴をしました。胎児に影響があるか心配

解決済みの質問:

今日妊娠検査薬で妊娠が判明しました。
ずっと胃の調子が悪くて、病院に行き薬、点滴をしました。胎児に影響があるか心配です。
最終月経は8月16日からです。
点滴は8月29日、薬は8月31日から1週間です。
ファモチジンD錠20mg
プリンペラン錠5ミリグラムです。
そのほか毎日エスカップをのんでます
産むつもりですが、中絶も選択肢といわれています。
よろしくお願いします
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。

「産むつもりですが、中絶も選択肢といわれて」いるのは何故ですか? 誰に言われているのでしょう?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
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質問者: 返答済み 3 年 前.

薬のことと、また彼との付き合いがまだ浅く、(まえの彼とは結婚まで考え、やめたばかりでした)彼の親が離婚しているというのも両親は心配していると思います。また仕事ものってきたところです。また一つ年下です。ただ、彼はお父さんになってくれる思います

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ではここではお薬が胎児に及ぼす影響についてご説明すればよろしいですね?

毎日エスカップを飲まれている理由は何ですか? いつから毎日飲んでいますか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

エスカップは高校生のときから、なんだか元気になるようで、のんでます。

ただ、今回はずっと飲んでなくて、8月から12本ぐらいのんでます。

そういえばヘルペスで、顔にプレにドンを縫っています

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

最終月経の開始日が8月16日ということですから、相談者様は現在妊娠5週3日になります。
8月29日の段階では妊娠2週、31日は2週2日です。

妊娠4週から妊娠12週にかけては「器官形成期」と呼ばれ、胎児の中枢神経をはじめ、主要な器官の形成時期にあたります。母体が服薬していることで胎児に 奇形が生じるリスクが最も高いのはこの時期であるため、この期間の服薬は可能な限り控えるのが望ましいと考えられています。

相談者様が服薬されたのは妊娠3週未満ですから、この器官形成期の服薬ではなかったことになります。

次にこのファモチジンとプリンペランが妊娠・胎児に及ぼす影響について説明します。

母体が服用する薬物の胎児への危険性はFDA Pregnancy Category(米国食品医薬品局による薬剤の胎児への危険度分類基準)によって定められています。これは主に、催奇形性に関する評価です。

分類A:人の妊娠初期3ヵ月間の対照試験で,始児への危険性は証明されておらず,またその後の妊娠期間でも危険であるという証拠もないもの。

分類B:動物生殖試験では胎仔への危険性は否定されているが,人妊婦での対照試験は実施されていないもの。あるいは,動物生殖試験で有害な作用(または出生 数の低下)が証明されているが,人での妊娠初期3ヵ月の対照試験では実証されていない,またその後の妊娠期間でも危険てあるという証拠はないもの。

分類C:動物生殖試験では,胎仔に催奇形性,胎仔毒性,その他の有害作用があることが証明されており,人での対照試験が実施されていないもの,あるいは, 人,動物ともに試験は実施されていないもの。ここに分原される薬剤は,潜在的な利益が胎児への潜在的危険性よりも大きい場合にのみ使用すること

分類D:人の始児に明らかに危挨であるという証拠があるが,危険であっても,妊婦への使用による利益が容認されるもの(たとえば,生命が危険にさらされてい るとき,または重篤な疾病で安全な薬剤が使用できないとき,あるいは効果がないとき,その薬剤をどうしても使用する必要がある場合)

分類Ⅹ:動物または人での試験で飴児異常が証明されている場合,あるいは人での使用経験上胎児への危険性の証拠がある場合,またはその両方の場合で,この薬 剤 を妊婦に使用することは,他のどんな利益よりも明らかに危険性の方が大きいもの。ここに分類される薬剤は,妊婦または妊娠する可能佐のある婦人には禁忌で ある。

Xは禁忌で、それ以外では、Dに近づくほど危険、Aに近づくほど安全と判断されます。

ファモチジンもプリンペラン(メトクロプラミド)も、この中の分類Bに属するお薬です。
http://www.drugs.com/pregnancy/famotidine.html
http://www.drugs.com/metoclopramide.html

つまり、これは妊婦の方が服用されても相当程度安全性が高いお薬であるということになります。

ファモチジンとプリンペランの服用時期、そしてファモチジンとプリンペラン自体の胎児毒性を考え合わせるならば、相談者様がファモチジンとプリンペランを服用されたことで現在の妊娠に及ぶリスクは無視してよいほど小さなものであると考えます。

プレドニンの外用は胎児に影響を及ぼしません。

エスカップには50mgのカフェインが含まれます。量的にはリスクは高くはありませんが、「元気になる」効果はありませんので、飲用は中止されるべきでしょう。
http://www.hori3541.or.jp/colmn/vol05.html

まとめますと、相談者様の服薬や栄養剤の使用によって胎児に悪影響が及んでいる可能性は無視できるほど低いものであると考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。
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