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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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初めまして、精神科の医師の方に相談を希望します。

解決済みの質問:

初めまして、精神科の医師の方に相談を希望します。  姉が5年ほど統合失調症を患っております。重症時には歯をペンチで抜いたり、夜中に飛び出して他の家の扉を壊したり奇行が続いたのですが、入退院を繰り返し薬の使用で病状は安定してきていました。 しかし、この春に「副作用がひどくなった」という理由で、4ヶ月の入院で今まで使用した薬を止め、他の薬に切り替えました。 ようやく安定して退院して1ヶ月半、ここ数日で強い副作用が出て、「舌が勝手に動く」「瞬きが勝手に起こる」「足がじたばたする」「ひどい震え」などの症状が日に日に強くなっています。 ネットで調べたら「遅発性遅発性ジスキネジア」と出ていたのですが、姉の通う病院は大学病院で、担当医が週に8日しか外来勤務しておらず、予約日まで待たなければ行けない状態です。寝ることもできず、外にも出れず、今まで少しずつ積み上げてきた少ない自信が崩れ去り、とても、とても辛そうです。 そのような状況の中で、私や実家の両親も、、メールや電話で「死にたい」「辛い」と何度も訴えられ、まいってしまっています。仕事中にも電話が来て、実際困っています。 どうか、姉が病院の予約日までの1週間、耐えられる具体的な助言やアドバイスを求めています。どうしたら寝れますか?どうしたら症状が治まりますか?これからもっとひどくなりますか? 以下、現在姉が飲んでいる薬です。 ・ルーラン(入院して変更した薬) ・アキネトン ・ワイパックス(不安時) ・アレグラ(アレルギー止め) ・バップフォー(頻尿止め)

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。精神科医です。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、お姉様が呈されている症状は遅発性ジスキネジアであると私も考えます。

遅発性ジスキネジアは抗精神病薬の長期服用によって起こる副作用ですが、多分に体質的な部分があり、起こる方には起こりますが、長期服用された方全員に起こる副作用ではありません。

いちど起きてしまうと一般に難治で、治療には難渋します。
短期間にジスキネジアを抑える手段もありません。

受診されている病院では、主治医の外来日以外に、他の医師の診察を受けることはできないのですか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生、ご返信ありがとうございます。

ふだん病院に連れて行く父にも聞いたのですが、無理なのだそうです。

>いちど起きてしまうと一般に難治で、治療には難渋します。

ということは、姉はずっとこの症状とつきあうことを覚悟しなければいけないのでしょうか。また薬を変えても症状は軽減する可能性はありませんか?

姉は、この症状が続くことに、とても耐えられそうにありません。

姉が通っているのは新潟大学病院です。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

厚生労働省が作成・公開している薬剤性ジスキネジア(=遅発性ジスキネジア)の患者様・ご家族・医療関係者向けのガイドブックがあります。
そこからの抜粋です。
「簡単に治療法をまとめると、遅発性ジスキネジアの一番の治療は予防である。高齢者・脳に器質的疾患がある・糖尿病やパーキンソン病がある等の症例では、非定型抗精神病薬を少なめからはじめて最小限で治療をするということになろう。重症なら、ジアゼパム、クロナゼパム、カルシウム拮抗薬、β-ブロッカー等も加える。ジストニアが強い時は、抗コリン薬なども考慮する。医薬品でもおさまらず、生活に支障があればボツリヌス毒素・外科治療も考慮する」(http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1c21.pdf 17ページ)

最善の治療法は原因薬物の中止ですが、統合失調症の主治療薬である抗精神病薬が原因物質ですから、これを中止するわけにはいきません。
非定型抗精神病薬と呼ばれるタイプのお薬への変更が有効である場合がありますが、お姉様が服用されているルーランは既に非定型抗精神病薬です。

それ故に、その他のお薬を順に試していくことになりますが、どれがどれくらい効くかは使ってみるまではわかりませんので、多くの場合、長い試行錯誤が必要になります。
治療が成功した場合でも、ジスキネジアが完全に消失することはきわめて稀で、症状が何割が軽減するだけに留まることが大半です。

短期的な対応としては、お姉様に自殺の危険があることを訴えて受診先の対応を求められることでしょう。

中長期的には、主治医と相談されてジスキネジアの治療を模索していくことになります。

以上、ご参考になれば幸いです。
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