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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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77歳の母についての相談です。 78歳の父と二人暮らしです。姉と私の二人の娘は、車で50分程の町でそれぞれ、夫の両

解決済みの質問:

77歳の母についての相談です。
78歳の父と二人暮らしです。姉と私の二人の娘は、車で50分程の町でそれぞれ、夫の両親と暮らしています。
父は、長年肺と腰を患っていて、日常生活は問題ありませんが、家の庭と、病院に通う以外、外出することは殆どありません。
この春まで町内のみ車の運転をしていましたが、今は手放しています。
2月頃より母の右腕が震えだしました。何かをつかもうとしたり、使っている時はとまります。寝ている時もとまります。脳神経外科で検査しても異常がありませんでした。アルツハイマーでもないと言われ年齢のせいだろうと、特に薬もありませんでした。
次に、4月頃から入れ歯があわなくなり、歯医者に通いはじめました。そのころから、口の中に
本人が言うには、湿疹ができて痛くて物が食べられないと。
内科に行ったり、口腔外科に行ったりしても、なかなか良くならず、しばらく落ち着いていた腰の調子も悪くなってどんどん落ち込んでいきました。夜も眠れないらしく、軽い眠剤を使用していました。
ところが、先日口腔外科の先生に心療内科を受診するようにすすめられ、先週早速受診して安定剤を処方されました。薬を飲むとボーっとして眠たくなるようですが、口の中は少し良くなってきたようです。
母は、もともと、先々の事を気に病むタイプで、最近は自分が具合が悪くなったら父は一人では家に居られないとか、雪が積もったらどうしようとか、遊びに行くと色んな事をどうしようと言ってます。
このような症状の母に今後どのように接していくのが良いのか、相談いたします。
今の時点で思いつくことは、まず、家事をまったく母任せにしている父に無理のない範囲で協力するように促す事と、母が、今不安に思って居ることを出来るだけ具体的に解決する事ぐらいですが。
よろしくお願いします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  Dr_GATO 返答済み 3 年 前.
いろいろあるようですが現在もっとも困っている症状は何ですか。
質問者: 返答済み 3 年 前.

口の中が痛くて物がだべずらい事と、良く眠れないことです。

質問者: 返答済み 3 年 前.
再投稿:その他.
精神科又は心療内科の先生の回答希望
質問者: 返答済み 3 年 前.

再投稿:その他. 精神科又は心療内科の先生の回答希望

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
おはようございます。猫山と申します。精神科医です。

まず、細かい点ですが、精神科医≒心療内科医です。
本来、心療内科は、精神的ストレスで身体症状が現れる心身症や自律神経失調症を診る「内科」です。精神科とは全く異なる診療科なのです。しかし、精神科を標榜すると患者様が受診しづらくなるため、そのハードルを下げるために、多くの精神科医が「心療内科」を標榜しているのです。現在では心療内科を標榜している医師の90%超は精神科医です。

「口の中に本人が言うには、湿疹ができて痛くて物が食べられないと」というご記載がありますが、これは、実際にはお母様ご本人が訴えるところの「湿疹」もしくは、お母様の訴えを説明しうる口内の病変はあったのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



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専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信がありませんので、ここまでの情報に基づいて回答いたします。

実際にお母様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読する限り、お母様は高齢者のうつ病の典型的な病像を呈しているように思われます。

お母様の多彩な心気的愁訴はおそらく心気症と呼ばれる症状で、これは多くの場合、うつ病に伴います。

【心気症】
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10450600.html
↑↑↑クリックしていただくと説明ページが開きます↑↑↑

身体的な訴えが前面に出ることは、老年期のうつ病の特徴です。

【高齢者のうつ病】
http://www.tokyo.med.or.jp/publications/genki/0069/03.php

精神科、それも老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします。

老年期の精神疾患(うつ病、認知症、その他)は、「老化」を抜きに考えることはできません。
第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。
第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うものの多さ、大きさに愕然となることが多くなります。
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。
これらの人々で は、障害の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。
身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。

こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。

下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】
http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm

以上、ご参考になれば幸いです。
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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