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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14365
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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猫山司がオンラインで質問受付中

八十歳の男性、30年前に東京医大病院で心臓冠動脈バイパス手術を受ける、その後執刀チームの医師に毎月受診、検査と投薬治

質問者の質問

八十歳の男性、30年前に東京医大病院で心臓冠動脈バイパス手術を受ける、その後執刀チームの医師に毎月受診、検査と投薬治療を受ける。

昨年10月から腰痛に悩み近所の整形医院を受診、脊柱管狭窄症で腰の牽引治療を受けるが改善しない。 就寝時の手足の痛み止め、他に漢方薬ツムラ107を処方されて服用。

本年4月に手足のむくみが発生、心臓医から利尿剤を処方され、2週間でむくみは解消したが、就寝時の手足の痛みは激しく成った。痛み止めは心臓に良くないからと処方されない。

我慢の日常である。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

少し補足情報を下さい。


①受診されている整形外科はどれくらいの規模の医療機関でしょうか? MRI検査は受けられましたか?

②主治医は脊椎の専門医でしょうか?

③今回のご相談でご質問になりたいことを具体的に教えていただけますか。

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミングによっては、回答が少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.


質問の回答


○1 整形医院は昭島市 蓮村整形医院 MRI設備無し


 


○2 開業40年の個人医院 MRIは八王子市清智会病院で心臓医の依頼で


   受けた。


 


○3 リュウマチ、糖尿病、腎臓、脳の放射線検査も受けたが異常なしでし


   た。 神経内科を受診したほうが良いか悩んでいます。


 


 


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。

脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
いずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。
ちなみに、牽引治療はまったく意味がありません。

つまり、治療選択肢は、手術で根本的に治すか、ペインクリニックで除痛治療を行うかのいずれかしかありません。
この事はご存じでしたか?
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
繰り返しになりますが、脊柱管狭窄症は、加齢に伴う背骨の変形やずれ軟部組織にの骨化によって背骨の中の脊髄の通り道が狭くなって圧迫され、そのため下半身の痺れや痛みが現れる病気です。

脊柱管狭窄症は単一の疾患ではなく、椎間板ヘルニアや腰椎変性すべり症、黄色靭帯骨化症といった複数の理由によって起こる狭窄の総称です。
いずれの疾患も加齢に伴う背骨の変形、もしくは、背骨のずれ、軟部組織の骨化によって生じますので、進行することはあっても、非手術的治療で治ることはありません。

リリカ(神経因性痛治療薬)、ノイトロピン(神経因性痛治療薬)、メチクール(ビタミンB12)、オパルモン(血流改善剤)といった薬物療法、 運動療法やブロック注射といった対症療法が行われますが、次第に進行し、最終的には手術が必要になります。

手術は、脊柱管の狭窄が骨の変形によるものであれば、骨を削る、あるいは切除することで、神経の圧迫を解除します。腰椎変性すべり症によって脊柱管の狭窄が起きている場合は、椎体の固定術が行われます。これが従来治療ということになります。

狭窄した脊柱管によって圧迫され続ける神経には、時間経過とともに不可逆的な変化が起こり続けます。不可逆とは、元に戻らないという意味です。
脊柱管狭窄症は、もちろん、初期には保存的治療(非手術的治療)が行われます。手術に踏み切る際のひとつの目安になる症状は、安静時にしびれや痛みが現れているかどうかです。

「持続した圧迫による不可逆性の神経障害のために起こる安静時のしびれは手術でも改善が得られにくい。手術を考慮するのであれば、安静時のしびれが出現する前 が適応であることを常に念頭におくべきである。久留米大学における調査では、手術を受ける患者の約95%が、安静時にも常に痛みやしびれを感じている重症 例で、約70%が歩行距離が100m以下という結果であった。高齢者が多いため、手術を望まない患者が多い現実が反映されているものと考えられる」(http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/ds-pharma/prorenal1113.pdf より引用)。

「手術では神経を圧迫しているものを取り除きますが、取り除くだけでは背骨のずれなどが余計にひどくなりますので、金属を使って背骨を固定しなければなりませ ん。除圧だけの手術よりも規模がやや大きくなります。手術の結果、8 割程度の症状はなくなり、たいていの方には満足、あるいはほぼ満足と答えていただけます。不満足と回答された方の問題は、手術の時期が遅すぎたために神経が麻痺してしまったことによる遺残症状、あるいは他の病気が合併していることから腰の問題が解決しただけでは日常生活動作が改善しない方々です。 (中略)骨粗鬆症がひどくなると手術後にトラブルが生じる危険性があります。年齢が高くなりますと、内臓の予備能力が低くなりがちです。今回、お話しいた します病気は自然経過が大体判っている病気ですので、体力があまりなくならないうちに、また、症状が不可逆性にならないうちに手術を選択するグループが出現し始めました」(http://www.fujita-hu.ac.jp/~fushimin/11th.pdf より引用)。

昨今は、日常生活に支障はあまりないうちに手術に踏み切る方向に舵が切られ、これが主流となっています。その方が後遺障害が遥かに少なくて済むからです。

受診をされるならば、脊椎・脊髄の専門医を受診されることをお勧めいたします。

骨の中を脊髄が通る脊椎は、整形外科の中でも専門性が高い領域です(脳神経外科でも扱われる領域です)。脊椎・脊髄専門医を受診されて、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めいたします。下記のサイトから、日本整形外科学会と日本脊椎脊髄病学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医簿名】
http://www.joa.or.jp/jp/public/search_doctor/spine.html

【日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医】
https://www.jssr.gr.jp/jssr_sys/shidoi/listInitTop.do

以上、ご参考になれば幸いです。

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