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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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肺癌(扁平上皮癌Ⅲー2)により、右肺上葉部を摘出する手術を七か月前に行いました。ろっ骨三本を 切除し、周辺の筋肉等

解決済みの質問:

肺癌(扁平上皮癌Ⅲー2)により、右肺上葉部を摘出する手術を七か月前に行いました。ろっ骨三本を
切除し、周辺の筋肉等も切除しました。その手術後が、内部から強力に圧縮されるように痛みます。
腕等の運動には支障ありませんが、しびれは多少感じます。時がたてば、痛みは和らぐと聞いておりましたが、段々と強まっていつ感じがします。一日がとても、つらい状況です。ペインクリニックで診察していただこうと考えていますが、この痛みは、やむを得ないのでしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんが、ご記載を拝読するか限りは、相談者様は典型的な開胸術後疼痛症候群を呈されていると思われます。
http://www.water.sannet.ne.jp/zah_clinic/ptps.htm

これは、手術によって神経が切断されたことによって生じる、創傷が治癒した後も続く(そして悪化することもある)特殊な痛みで、慢性疼痛(神経因性疼痛)の一種に分類されます。

開胸術後疼痛症候群を含む神経因性疼痛とは、怪我や慢性的な刺激、手術などがきっかけとなり、末梢神経が傷つくことが原因で、本来の傷が治癒した後も疼痛が 続くと病態のことで、近年では、末梢神経だけではなく、痛みの信号を中継する脊髄や、その信号を受け取る脳のある部位も神経因性疼痛の原因の一端を担うこ とが知られてきていま す。
http://www.naoru.com/toutuu.htm

敢えて単純化して申し上げれば、刺激を受け続けたことによって末梢神経が少なからず傷つき、混線が起きてしまったような状態です。刺激・傷の程度や場所とは関係が無く、滅多に起きないが、起きるときには起きる、といった印象の病態です。

治療としては、通常の鎮痛剤は効きません。
神経の信号の伝達を統制するようなお薬(リリカ、一部の抗てんかん薬、抗うつ薬)の服用や、程度によっては神経ブロック注射などが必要になります。
神経の混線は神経因性疼痛が続けば続くほどもつれていく傾向がありますので、出来るだけ初期に適切な治療を受けておくことが重要です。
神経因性疼痛の治療はペインクリニックにて行われます(JustAnswerでは特定の医療機関の推薦・紹介を行っていません。ご了承ください)ので、お早目の受診をお勧めいたします。
以下のサイトから、ペインクリニックを検索できますので、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

全国|ペインクリニック≪痛みの治療専門医≫検索|PAIN.NE.JP(ペインクリニックジャパン)
http://www.pain.ne.jp/

以上、ご参考になれば幸いです。
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