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Dr_GATO
Dr_GATO, 医師、医学博士
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 4037
経験:  1987年: 山梨医科大学を卒業。米国に留学中。米国のJustAnswerで5137人、96%のプラス評価。米国医師国家試験合格
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医療

顎骨骨髄炎患者です。 炎症原因菌は常在菌でした。 現在の治療は、高気圧酸素療法と抗生剤による治療です。 抗生剤は、炎

症の急性期になるとFlomoxを服用し、炎症が鎮まって慢性期になるとClarithに切り替えます。 抗生剤を切り替える理由はFlomoxを多用すると耐性菌になるからというのと、Clarithは骨にも抗生物質がよく浸透するからとの医師の説明です。
ところがもう半年以上このパターンを繰り返していますが、一向に快方に向かいません。 なのですが、幸いにもFlomoxは現在でも効き目が明確です。... 詳細を表示
症の急性期になるとFlomoxを服用し、炎症が鎮まって慢性期になるとClarithに切り替えます。 抗生剤を切り替える理由はFlomoxを多用すると耐性菌になるからというのと、Clarithは骨にも抗生物質がよく浸透するからとの医師の説明です。 
 ところがもう半年以上このパターンを繰り返していますが、一向に快方に向かいません。 なのですが、幸いにもFlomoxは現在でも効き目が明確です。 しかし、Clarithは全く効き目がなく、4日継続すると、また炎症がぶり返して顎が大きくはれ上がったり、膿が大量に吹き出したり、痛くて口を開けられなくなったり、また口腔内の歯茎、歯、顎骨の強い痛みで数日間、苦しみます。
 そこでご相談は、Clarithと同系統の静菌剤で、Clarithより良く効く抗生剤はないものでしょうか。 顎の排膿口から試料採取して原因菌を培養した(3月)結果が、上記の常在菌でした。
 よろしくお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
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返答済み 3 年 前.
その常在菌の名前は何ですか。その菌に対する薬剤感受性テストはしましたか。
質問者の返答 返答済み 3 年 前.

 主治医は、常在菌に対してFlomox-Clarith がbest choiceであり、どこの大学病院でも、常識となっているといいます。 したがって、薬剤感受性テストを実施したとは聞いていません。


 そこで困った私は、文献上、Clarithより常在菌に対して強く作用する静菌剤を自分で探すほかないと観念して、質問を試みました。 主治医に対して、あまりしつこく感受性テストの結果を追及すると、実施していない可能性が高いので、喧嘩になるだけだと、案じています。


 ただし、常在菌であっても、Clarithに耐性を有する菌種があれば、実例を指摘していただけると、再度主治医に問いただすことは可能と考えます。


 


 


 

Dr_GATO, 医師、医学博士 返答済み 3 年 前.
顎骨骨髄炎は抗生物質の使用が数週間から数ヶ月しばしば必要になります。
Clarithが効かないことはその菌がClarithに耐性があることを意味します。それを繰り返す使うことが意味がないと思います。それは常在菌ではない可能性があります。
顎の排膿口から試料採取した場合は口の中の常在菌が巣を作っていて常在菌が検出され原因の細菌を同定できません。骨髄炎では正確に原因菌を同定するために病理組織と培養用に骨生検が必要になります。骨生検は骨髄炎の場合の原因菌の同定の常識です。施行してもらってください。

免疫機能が劣っていないならば一般にはアンピシリン/サルバクタム(3 g)静注6時間おき、またはペニシリンG(2ミリユニットから4ミリユニット)静注4時間から6時間おきで加えてクリンダマイシン(600 mg)静注6時間から8時間おき、またはメトロニダゾール(500 mg)静注または経口8時間おきです。
またはセフォキシチン(1 gから2 g)静注4時間おき
またはセフォテタン(2 g)静注12時間おきです。

時々、腐骨摘出、ソーサライゼーション、剥皮、および傷口からの吸引洗浄が必要になります。稀に感染した骨の切除が必要になります。
質問者の返答 返答済み 3 年 前.

 Dr GATO氏のご回答には、Clarithに耐性を有する常在菌種が例示されていませんでしたので、特段に要注意となる菌種を意識しなくてもよいものと理解しておきます。


 私の自己免疫機能については、しょっちゅう生傷が絶えませんが、外傷等に対していつも化膿するということはありません。 ただ年齢(74歳)相応の免疫低下はあるでしょうから、毎日ヤクルトを2本づつ引用しています。 また、骨髄炎は、Flomoxを中止すると、顎からの排膿が生じますが、Flomoxに戻すと


排膿も4日後にはほぼ止まります。


 よって、Dr GATO氏が推奨された静注薬はありがたく考慮させていただきます。 なろうことなら、これらの薬剤が推挙されている文献名を教えていただけると幸甚に存じます。 自分でも読んでみたいと思います。


 また、培養テストについては、Dr GATO氏のご指摘の通り骨からサンプリングする必要があることは、口腔外科学会雑誌の文献から承知しておりましたが、それでも真正原因菌をキャッチできない事例が多々ございました。 なにか、試料採取上のポイントがございましたら、ご教授いただけると助かります。


                                  以上です。

Dr_GATO, 医師、医学博士 返答済み 3 年 前.
Clarithに耐性について書き忘れましたが連鎖球菌はかなり早くClarithに耐性になります。次の論文は参考にしてください。連鎖球菌のように多くのグラム陽性細菌に対して耐性ができます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17292768

前回の薬は化膿性歯性感染症の治療の為に抗生物質です。骨髄炎には適してないかもしれません。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3086469/pdf/nihms284785.pdf

骨髄炎の原因菌がわからない場合の治療としてはバンコマイシン30 mg/体重kg 静注24時間おきにその量を均等に分割して投与とグラム陰性細菌に有効な抗生物質(シプロフロキサシン750mg1日2回経口投与、レボフロキサシン750mgを1日1回経口投与、セフタジジム2gを8時間ごと静注、またはセフェピム2gを12時間毎に静注)です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=8549277
http://aac.asm.org/content/35/3/538.long
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=3494088
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=15840453
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=2295657
バンコマイシンはメチシリン耐性の黄色ぶどう球菌を含むグラム陽性細菌に効果があることはあまりに知られていますので文献の引用は控えさせてもらいます。
骨生検で菌が同定されたならそれに応じた抗生物質にかえる必要があります。
フロモックス(Flomox)は第三世代のセフェム系の抗生物質でグラム陽性菌とグラム陰性菌、特にグラム陰性菌に良く効きます。しかし、グラム陰性菌の一つである緑膿菌には効きません。
試料採取上のポイントは経皮的針生検はサンプリング誤差が起こり信頼が少ないので直視下生検を行ってください。その生検の前に抗生物質を48時間から72時間中止してください。

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