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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
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経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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現在、意識が戻らない母についてお伺いさせていただきます。 まず、これまでの母の状態です ⚫︎約3ヶ月前、ブドウ球

解決済みの質問:

現在、意識が戻らない母についてお伺いさせていただきます。
まず、これまでの母の状態です
⚫︎約3ヶ月前、ブドウ球菌による感染症と脳梗塞(小脳)によって入院。
透析患者であったため、抗生剤も通常の1/4の量でゆっくり治療。だんだん回復し、歩けるまでに至るが、途中、心臓の弁に菌が付着し2ミリの穴を開けたとの事。その後逆流がおこり、血圧も下が38〜40代を示す。菌がゼロになったら置換の手術を予定していたが、ブドウ球菌がなくなった頃、新たに腸球菌が見つかり、また抗生剤治療が始まる。
以上の状態でした。
そして、23日前早朝、トイレにてナースコール、心臓の痛みを訴え、間も無く心停止。15分後蘇生。私達が駆けつけた時は人工呼吸器を挿管されていた状態。その後の医師からの説明では、多発性脳梗塞も見られ、肺にも水がたまっている、自発呼吸はあったりなかったり…でした。13日後の脳波、CTの検査結果は「大脳の意識レベルはゼロ、脳幹の一部に反応がみられる。」でした。
そして、22日目の昨日、「これまで無理をお願いしてやっていただいていた人工透析をやめたい」との説明がありました。
でも、目の前の母は、心臓を普通に動かし、時々は自発呼吸をし、はじめの頃は、声をかければ涙を流す。二週間たったあたりからは、手足を触れば時々顔を左右に動かす。身体をよじる(右半身の方が反応が大きい)。声をかけると薄目を時々開ける。時には普通に大きく目を開ける(私を見ているように見える)。何かを喋りたそうに顎を動かす。時々苦しそうに吐きそうな様子を示す。最近は瞬きのように瞼が動くようになってきました。
どんなに医師に「意識レベルゼロ。回復見込みなし。」と言われても、奇跡を信じてしまうのです。
でも、腎臓内科の医師からは、「限りあり予算で多くの透析患者を抱えている国は、人工呼吸器をつけ、脳がほぼ脳死状態で回復見込みの無い患者には、透析の補助が出ない。」ということを、透析を打ち切る理由のひとつにあげました。

そこで質問です。
⚫︎本当に母は、もう改善していく見込みは無いのでしょうか。
⚫︎普通の身体の人なら、奇跡を信じて待てる時間を、透析患者は与えてもらえないのでしょうか。透析を打ち切れば、その日のうちに亡くなる方も居ると聞きました。
⚫︎もし、医師の申し出を聞き、透析をやめたとしたら、母はどのように死を迎えるのでしょうか。浮腫んでいったり、苦しそうな表情をするのでしょうか。
家族はどうしても、表現出来ないだけで、心が苦しむのではないかと思ってしまうのです。二日透析があいた次の日は、いつも辛そうな母でした。
すみませんが、以上の点について、ご回答宜しくお願い致します。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。神経内科医です。

終末期患者様における人工透析の継続の可否については、昨年、日本透析医学会が声明をだしたばかりで(「中止も視野に」という論調です)、法整備や保険制度はまだそれに追随した動きを見せていません。
http://zenback.itmedia.co.jp/contents/yuigon.info/news/?p=6725

現状、臓器移植の場面以外では脳死は人の死として扱われませんから、「人工呼吸器をつけ、脳がほぼ脳死状態で回復見込みの無い患者には、透析の補助が出ない」ということはありません。
よって、お母様が生前に「自分が脳死状態になったら透析を辞めてほしい」という明確な意思表示をされておらず、ご家族も現時点でそれを望まないのであれば透析は中止できません。

しかし、医師側の言い分に一部の理があるのも確かだと、私は思います。

酷な問いかもしれませんが、「奇跡を信じて待てる時間」として、どれくらいの期間を想定されておられますか?



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質問者: 返答済み 3 年 前.
早速のご回答、どうもありがとうございます。
「いつまで待てるか」…わかりません。今、一ヶ月と言ったら
32日目に意識が戻ったらどうしようと思います。
正直、半分は諦めなければいけないと思っています。
ただ、目の前で目を開けたり動く母は、家族にとっては生きていて、反応が前よりも良くなったように見えてしまい、大脳が全滅、意識レベルはゼロというのは、ただ今の医学では見つけられないだけで、母は何らかの意識があるのではと思ってしまうのです。何故、動くか…、医師は反射だと言います。でも、なぜ声を掛けた時、反応したりしなかったりするのか…。なぜ母は動くのでしょうか。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

神経内科医である私にとって、「なぜ母は動くのでしょうか」というご質問に対して、医学的な回答をお示しすることは難しいことではありません。ただ、それが、現時点の相談者様にとって、意味のあるものであるかどうかは別問題ですが。

脳死状態、もしくは植物状態の患者様において手足が動くのは、脊髄反射によるものです。
http://www.kochinews.co.jp/rensai99/noukai07.htm

「声を掛けた時、反応」するのは、お母様の場合、まだ脳幹には反応があるとのことですから、聴覚中枢(脳幹にあります)の機能が残存しているのかもしれません。
……し、ご家族がそのような希望をもって接されているために、声がけした時に、何回かに1回、たまさか手足が動いた様子を見て「声がけに反応した」のだと解釈される場合も少なくありません。

CTの検査結果は「大脳の意識レベルはゼロ、脳幹の一部に反応がみられる。」とのことでしたがCTでは意識レベルはわかりません。
脳神経外科医、もしくは神経内科医による、脳死判定に近い検査は行われていないのでしょうか(脳波や反射の確認です)?
質問者: 返答済み 3 年 前.
確か、脳波とCTの検査結果と、神経内科の先生はおっしゃっていました。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

「心停止。15分後蘇生」とのことですから、酸素欠乏に弱い大脳が、大きなダメージを受けていることは間違いないでしょう。
そして、大脳の神経細胞はいちど死んでしまうと再生しません。
これも酷な言い方になりますが、従いまして、お母様が、現在よりも良い状態になることは期待できません。
人工呼吸器と人工透析、各種延命装置を用い、「そのために」医療資源を投入すれば、一定期間、あるいはかなり長期に渡ってお母様の生命をつなぎとめることは可能だと思います。

「意識レベルはゼロというのは、ただ今の医学では見つけられないだけで、母は何らかの意識がある」という可能性はどこまで議論しても否定はできません。
しかし脳細胞が再生しない以上、「32日目に意識が戻」ることはありません。
延命治療のすべてを尽くしても、お母様は植物状態から脳死状態、そして心臓死という不可逆的な経過を辿られるでしょう。

それまでに費やされる医療資源(医療費、医療スタッフの時間と労力、お母様が占有する場所と機器、etc)という現実的な側面と、一縷の望みを「奇跡」にかけたいという家族感情との折り合いを、相談者様はどこかでつけなければなりません。

お母様の現在の状態、現実を受け入れるのに時間がかかることは当然だと思いますし、時間はかけるべきだと思います。
しかしこれまで蓄積されてきた医学的知見に基づくならば、延命治療を、どれだけの期間でも、相談者様が納得するまで継続するという選択肢は許容されないでしょう。

私が述べられるのはここまでです。
あとは、相談者様やご家族が、悔いの無い決断を下せることを祈念しております。

以上、ご参考になれば幸いです。
質問者: 返答済み 3 年 前.

すぐにお返事できず、失礼致しました。大変詳しく、親身にご説明いただけたこと、感謝いたしております。「母が何故動くのか」・・・それが一番、次に踏み切れない理由でもありました。・・・わかりました。はっきり言って頂き、感謝いたしております。ひとつ確認ですが、母はもう痛み、苦しみは感じませんか?透析を打ち切って、苦しい表情にはなりませんか?

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございます。

正直なところを申し上げれば、透析の中止によってお母様が苦しまれるか苦しなれないか、それは私にもわかりません。

苦しんでいるように見えた時に、その患者様が本当に苦痛を感じているのか、それもまた脊髄反射に過ぎないのか、判断することはできないのです。

何度か、そういう場面に立ち会ったことはありますが、私も確たる答えは持ち合わせていません。
猫山司, メディカルアドバイザー
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経験: 医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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