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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14293
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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10年前に両側人工股関節置換術を受けました。 股関節はその後、とても順調です。 歯科治療の必要な人は股間節へ

解決済みの質問:

10年前に両側人工股関節置換術を受けました。
股関節はその後、とても順調です。

歯科治療の必要な人は股間節への感染予防のために手術前に終了させておく様に、また、術後に歯科治療をする場合も同様に、治療開始前に2週間抗生物質を飲んでから治療をしてもらうようにとも言われました。

12月 から歯科に通うようになりました。抗生物質の件を歯科医師にお話ししましたら「抜歯以外は基本的に歯科治療は出血を伴わないもの。整形外科の医師からもそのような事は聞いたことがない。2週間分の抗生物質は歯科医院では出せません。1本だけ抜歯が必要(なるべく抜かないで済む方法を考えますが)な歯があるので口腔外科を紹介しましょうか?」と言われました。

治療前に長期間に渡って抗生物質を服用する必要はあるのでしょうか?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】


おはようございます。猫山と申します。

結論から申し上げますと、相談者様が現時点で歯科治療に際して抗生物質を長期服用される必要はありません。
ただし、処置の前日から、4〜7日間の服用は必要です。

「歯科治療の必要な人は股間節への感染予防のために手術前に終了させておく様に、また、術後に歯科治療をする場合も同様に、治療開始前に2週間抗生物質を飲んでから治療をしてもらうように」という説明自体は、オーソドックスなものです。
手術直後の人工股関節周囲は、血流が無いために感染を起こしやすいからです。
虫歯以外にもいわゆる風邪や、尿路感染症、水虫にも注意が必要です。
ちなみに、抜歯以外の歯科操作でも出血はありえ、また、虫歯菌そのものが感染源になりうるので、抜歯を伴わない歯科治療でも抗生物質の使用は必要です。

相談者様の場合、そうした時期は過ぎていますから、歯科治療における感染に対してそこまで神経質になる必要はありません。術後3ヶ月以降の感染(晩期感染、遅発性感染)リスクは否定はできませんがきわめて低く、全身の免疫力が落ちていない限りはそれほどナーバスになるべきものではありません(もちろん、一定の注意は必要ですが)。

しかし虫歯の治療は必要ですし、治療に際して、抗生物質の使用は(急性期ほど集中的な使用は不要であるものの)必要です。
「発生頻度は極めて低いものの、無いとは言えないのが、手術後半年以上、場合によっては何年も経ってから起きる遅発性(ちはつせい)の感染症です。原因とし ては膀胱炎(ぼうこうえん)や腎盂腎炎(じんうじんえん)といった尿路系の感染経路があげられますが、注意を怠りがちなのが虫歯や歯周病です。虫歯や歯周病などの口内の細菌が人工股関節の周りで感染症を引き起こす原因と特定するのは非常に難しいため確証はまだありませんが、可能性としては大いに考えられます。ただ、虫歯や歯周病は健康のためにはどのみち早く治したほうがいいわけですから、人工股関節にした後は、気づいたら早めに治療するようにしてください」(http://kansetsu-life.com/comm_rept/3_08.html より引用)。

今回に関しては、手術を受けた整形外科で確認をされ、抗生物質の使用が必要な旨の診療情報提供書を、歯科宛に作成していただくのがよろしいかと存じます。
また、一般の歯科医院ではなく、大学病院や、総合病院に入っている口腔外科など、全身疾患に対応できる医療機関で歯科治療を受けられるようにした方が、万が一の際の適切な対応は期待できると考えます(「抜歯以外は基本的に歯科治療は出血を伴わないもの。整形外科の医師からもそのような事は聞いたことがない」とおっしゃられている現在の歯科主治医は、若干頼りないように思われます)。

以上、ご参考になれば幸いです。

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