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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
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はじめまして。 75歳義理の母のことでご相談いたします。 一昨年9月リウマチと診断、抗リウマチ薬内服中。

解決済みの質問:

はじめまして。
75歳義理の母のことでご相談いたします。

一昨年9月リウマチと診断、抗リウマチ薬内服中。
血液検査データはだいたい横ばい。
身体症状としては手指の関節痛、腫脹、軽度拘縮。
日常生活は自立

80歳義父と二人暮らし

ここ2、3ヶ月で食欲不振、それに伴う体重減少、不安、寂しさ、気力低下、自信喪失、就寝時の息苦しさ、疲労感、死への恐怖等の訴えが著明になりました。
(時を同じくしてご近所の方が2人亡くなったり、身内の色々な心配事が重なりました)

以前に比べ頻繁に電話がかかってくるようになりました。

些細な体の異変も非常に不安となりレントゲン、ECGなど実施していますが全く異常なし。

内服薬の自己管理も困難となり(抗リウマチ薬はイレギュラーな飲み方ものもあり)、現在は一包化した薬を義父が声かけして飲ませています。

上記の状況をかかりつけの主治医に報告・相談し、1月5日からドクマチールを処方していただきました。

また、食欲不振に対してはラコール、エンシュアが開始となりました。

精神的要素でさまざまな身体症状を引き起こしているように思い、私としては心療内科等専門的な先生にじっくり話を聞いていただき、適切な診断と投薬、必要によってはカウンセリング等を受けたほうがいいのではないかと考えます。

老人性のうつと認知症は症状が似ているところがあるので、今回処方されたお薬が適切なのか、
また、やはり隠れた病気を疑って精密検査を受けたほうがいいのか。

家族としてこのような状態の義母に適切に対応するために心得ておくこと、タブーなことがあれば教えていただきたいです。

薬の説明をしても何度も不安になるらしく、同じことを何度も聞いてきます。

私は離れて暮らしているので頻繁に様子を見に行くことは出来ません。
ただ、いつでも電話してきてくださいと声はかけていますし、私からも電話したりして様子を伺っています。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんばんは。
猫山と申します。精神科医です。かつては老人率が日本一の市の市立病院で神経内科兼任で3年間勤務し、ご高齢の患者様をたくさん診てきた経験があります。

ドグマチールは非専門医にとって処方しやすい抗うつ薬ですが、うつ病にせよ認知症にせよ、著しい効果は期待できないと思います。

まずは、老人精神医学の専門医を受診されて、適切な診断を受けられることが重要です。

薬があっているか、どのように対応するのが適切か、は、その診断次第です。

お母様に老年精神医学の専門医を受診していただくご意向はないのでしょうか?

まず以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で、回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承下さい。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
質問者: 返答済み 3 年 前.


母はリウマチであることを友人や近隣の方に知られたくないという思いが強いです。プライドも高く、世間体を気にするところがあります。


 


現在本人が一番気にしている食欲不振も、精神的なものでなく、何か他の病気ではないのかという思いの方が強いようです。


 


自分で精神的におかしいという言動がないためなかなか嫁の立場から精神科に・・・とは勧められないのが正直な所です。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
……つまり、精神疾患である可能性が高いお義母様を、精神科を受診させずにご家族で治す方法がないかをご質問になられているということですか?
質問者: 返答済み 3 年 前.

 


本人や家族にどのように説明(表現方法)して精神科受診を勧めるべきでしょうか?心療内科ではなく老人精神科がいいのですね?


 


リウマチであることすら他人に知られたくない性格なのに自分が精神科に行かなければ行けない状況と知ればますます精神的に落ち込むのではないかと心配しています。

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

このサイトでは、十分な病識(自分が病気だという認識)が無い本人をどうやって受診させればよいのか、というご家族からの相談をいただくことがしばしばありますが、ご本人のお人柄やご家族との関係を存じ上げないわれわれに、ぽんと、これこれこのように説得すれば受診させることができますよ、という助言ができるわけもありません。

私も精神科医を長く務めておりますから、「プライドが高い」方にとって、精神科が受診し難い診療科であることは存じています。

しかしながら、そうした方に精神科を受診していただく魔法の呪文はありません。
統合失調症で幻覚・妄想や興奮が激しい症例の場合を除いて、法的に受診を促す制度もございません。
受診までは、ご家族が何とかしなければならない部分なのです。

お義母様に関して申し上げれば、ご家族の対応も適切なものだとは、残念ながら申し上げられません。
相談者様(やご家族)は、そのお母様にとっての「イネイブラー」になってしまっている可能性がございます。
http://www.heart-clinic.net/square/yougo/post-608.html

お義母様は、相談者様に不安を吐露することでその都度その都度は仮初の安心感を得てしまい、しかしそれはご義母様の症状の本質的な改善に寄与するようには思われません。
「いつでも電話してきてくださいと声はかけ」、「私からも電話したりして様子を伺」うことは、ご義母様の依存性を助長し、正しい意味での治療意欲を阻害する結果になりかねないのです。

いきなり対応方法を変えることは難しいかもしれませんが、不安を伝えられたとしても、自分は医者ではないので解決はできないこと、 精神的に苦しい・困っているのなら、それを専門に診てくれる専門の医療機関を受診するしか根本的な解決方法は無いことを、少しずつ伝えていく必要があるでしょう。

また、用語の問題ですが、「精神科」と「心療内科」に実質的な区別はありません。
例えば、精神科と神経科は同じ科です。精神科だと受診しにくいという患者様の抵抗を緩和する目的で「神経科」という代替標榜科名が考案されました。
心療内科は本来は別の科ですが、そのほうがさらに患者様が受診しやすいということで精神科医が好んで標榜するようになったため、現在は心療内科医を標榜する医者の9割以上が精神科医です。
従って、運用上は精神科≒心療内科なのです。

そしてその中でも、老年期を専門とする医療機関の受診が必要です。
老年期の精神疾患(うつ病、認知症、その他)は、「老化」を抜きに考えることはできません。
第一に、脳の器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。
第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うものの多さ、大きさに愕然となることが多くなります。
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。人の名前が思い出せない、物を置いた場所をすぐに忘れるなど、医学的になんら問題にならないような変化を自覚するにとどまる人がいれば、深刻な認知症に進む人もいます。
これらの人々では障害の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます。
身体機能の低下に伴う副作用の現れやすさも、高齢者の治療を難しくする要素の一つです。

こうした側面があるために、一般の精神科・心療内科では、一定以上の年齢の患者様には十分な対処ができない場合が少なくありません。
老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします。

下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】
http://184.73.219.23/rounen/H_sisetsu/r-H.htm

以上、ご参考になれば幸いです。

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