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nou-no-moribito
nou-no-moribito, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 370
経験:  脳神経外科医師としての経験が30年余あります。
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【手術日が今週の25日です】脳腫瘍の手術に関する質問です。

解決済みの質問:

はじめまして、どうぞよろしくお願いいたします。 表現が正しくない部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。 MRI検査の結果、私の父に脳腫瘍(悪性グリオーマ)の疑いがあります。 (確定診断のため)病理検査のため、針を打ち込み 針先ほどの (病変)組織を取るMRIガイド下定位的脳腫瘍生検術をする話になっています。 帯状回の後半部に(上から見た頭の断面の)中心線から左右両側に広がる形で病変があるようです。 今、一番疑問に思うことは、この手術を受けずに、直ちに放射線治療等を開始できないのかということです。 記憶力や歩行能力の状況が、日々悪くなってきているようです。 私の父は、高齢ですので、この手術による体にかかる負担も心配です。 (手術自体にも不安を感じます。) 手術日が、25日と迫っております。何か他に良い打開策があればご教示いただけると幸いです。 よろしくお願いいたします。

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  nou-no-moribito 返答済み 3 年 前.
教科書的な模範的回答をまず記載いたします。

放射線治療は種々あり、(サイバーナイフかガンマナイフ治療かと思いますがもしかしたら)コンベンショナル(昔からある古い方法)な放射線治療 かもしれません。いずれにしましても、放射線治療をするには、悪性脳腫瘍であるという根拠が必要です。そのためにはbiopsy(生検)検査をするのがオーソドックスです。通常は、定位的脳腫瘍生検術は局所麻酔で行うことが多いと思います(が、全身麻酔でしょうか?)ので、侵襲的(身体に負担がかかる)では無いと思います。 もちろん、感覚的に手術自体に不安を感じるのは一般人として当然のことと存じます。 MRI検査などたくさん検査をしたのであるから、悪性脳腫瘍以外にはあり得ないでしょ!と感じられるのかもしれませんが脳腫瘍の種類は何十種類もある上に、変性疾患でも似た様な画像を示すものがあります。従いまして、正論としては放射線治療の前には、必ず組織を確認するのだということになります。

しかし、一方で、年齢が70歳代(前半か後半かで判断がまた微妙ですが)と言うことも鑑みると、放射線治療の後におそらく化学療法(テモダールやもしかしたら、最新のアバスチンなど)が続いて行われるのでしょうが、もう1つの選択肢として、何もしないで経過を見る。ということもあり得るのです。

もし、悪性グリオーマだとどんな治療をしても2年以内には必ず死亡するという極めて予後の悪い疾患です。
それならば、自然な経過に任せるのも間違った選択であるとは言えないのです。

まとめますと;
1.生検をきっちりと受けて、できる治療は全てやる

2.生検はしないで、できる治療は全てやる

3.自然経過に任せる

4.化学療法(内服)だけはやる

このくらいが、考えられる選択肢です。

私ならどうしますか? と聞かれそうですが、私の父は食道がんで、約2年の経過で無くなりました。

それぞれの家の事情もありますので、ご自身で決めて下さい。

質問者: 返答済み 3 年 前.

返信が遅くなり、申し訳ございません。


ちなみに私の父は、間もなく78歳になります。病院からの説明資料によれば、「侵襲性の低い方法で」と記載されています。


今後、医師からその治療方法につきまして、提案がなされるものと思いますが、絶対に外せないポイント等、選択の際の注意点があればご教示ください。


治療法に関するウェブサイト等、参考になりそうな情報源をご存じであれば、併せてお願いします。ご回答いただきました先生は、何故「経過」を選択されたのですか?差支えなければ、ご教示ください。ご家族としては、当時かなり辛い決断をされた様に思いましたので。

専門家:  nou-no-moribito 返答済み 3 年 前.

少し誤解が有った様なので追加説明申し上げます。 私の父のことを最後に書いたのは、「何もしないで経過をみた」のではなく、すでに食道がんで亡くなっているので、私に同様の質問をされてもすでに答えようがありませんという意味です。 ちなみに私の父は、食道がんの手術、その後、脳へのがん転移により脳の 転移病巣を私が切除後、全脳放射線照射を追加しましたが、全経過2年で無くなりました。享年70歳でした。 少し、説明の仕方が悪かったようで、申し訳有りません。 治療選択の際に重要な点は、主治医がいかに誠実に説明をしてくれるかでしょう。その主治医の先生が信頼できないようであれば、セカンドオピニオンを受けて下さい。納得できる説明かどうかが大切です。お父様の場合には、手術ではとりきれない場所にあることと高齢であるので開頭手術はまず考えられません。そして予後は、間違いなく短い。したがって、苦しめる様な治療はしない方が良い。ただし、高齢と言っても、実年齢と生活年齢では個人差があって、若々しく生活しておられる方もいますので、一概には判定できませんが。 現在、日に日に症状は悪化しているようですので、放射線治療+化学療法でさらに元気がなくなる可能性も十分あります。私は、実際に診察できませんので、この辺りは、ご家族のご判断にならざるを得ません。 最後に、参考になるサイトをご紹介いたします。 http://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/204.html 少しでも、ご参考になりましたら幸甚です。 頑張って下さい。

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