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nou-no-moribito
nou-no-moribito, 医師
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 372
経験:  脳神経外科医師としての経験が30年余あります。
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10/1に兄(43歳)がくも膜下出血で救急搬送され緊急手術をうけました。 処置前の医師の説明によれば解離性脳動脈瘤

解決済みの質問:

10/1に兄(43歳)がくも膜下出血で救急搬送され緊急手術をうけました。
処置前の医師の説明によれば解離性脳動脈瘤が原因とのことで、少し難しい場所でもあるようでした。
幸い手術(コイルで血管事態を塞ぐ)は成功したようで、家族の我々も驚いたのには、手術の翌日には会話が出来るまでに回復しました。担当した医師も奇跡に近いというような口振りでした。
脳の病気ということで、一命は取り留めたとしてもある程度の後遺症を覚悟していたので、しっかり会話も出来、ベッドの上で寝たままですが手足も動かせる様子を見たときには涙が出るほどでした。
ただ、目の焦点が合わないらしく、我々から見ると斜視のように見受けられます。また、術後から頭痛がひどく熱もあり定期的に座薬によって落ちつけているそうです。当初は、頭の手術をしたわけだからそんなこともあるのだろうと思っていましたし、医師もそのように説明してくれました。ところが、何日たっても頭痛発熱は止まないばかりか、ますますひどくなっているようです。が、医師は「気になる」と言いながら、検査もせず手をこまねいているように見えます。
昨日からは左手にしびれが出て物を取り落としたりするようなことがあるそうです。医師は治る過程ではよくあることというようなことを言いましたが、今日本人から聞いた話では、リハビリ担当の先生からは「脳梗塞」を起こしていると言われたそうです。
私は「脳梗塞」というのは一大事に思えるのですが…(現に怖くて不安になってこうして乱文長文を書いています)、病院側には全く危機感が感じられません。ただ、兄はベッドで寝ているだけ。前向きな治療の気配は伺えず、何か悪い症状が出たらその時点で対策を講じましょうというスタンスに見えて仕方がありません。初めの時点で、術後2週間は予断を許さないということは言われていましたが、今思うとそれも保険ではなかったのかと勘繰りたくなります。
頭痛、発熱が続き気になるとおっしゃった時点で対処していれば、こういう事態は避けられたのではないでしょうか?それとも、脳梗塞は病院にいたとしても避けられない事態だったのでしょうか?
乱文で誠に恐縮ですが、兄の今後の回復の見込み、治療手順についてご教授ください。また現在の病院の治療方針等について何かご意見を頂ければ幸いです。ちなみに左手のしびれ、麻痺は今のところ常時ではないそうです。話し言葉もはっきりしています。
よろしくお願い致します。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  nou-no-moribito 返答済み 4 年 前.
質問を整理してみます:
1.頭痛、発熱が続き気になるとおっしゃった時点で対処していれば、こういう事態は避けられたのではないでしょうか?

2.脳梗塞は病院にいたとしても避けられない事態だったのでしょうか?

3.兄の今後の回復の見込み、治療手順についてご教授ください。

4.現在の病院の治療方針等について何かご意見を頂ければ幸いです。

順番にお答えすることは困難ですので総合的に回答いたします。
最初に、私は医師に味方するのでもなく、中立的立場でお答えしていることをご理解くだいさ。

そして、お答えする前に1つ、非常に気になることがありますので、申し上げておきます。
実際にそうであるかどうか、事実関係は不明ですが、「医師は治る過程ではよくあることというようなことを言いましたが、今日本人から聞いた話では、リハビリ担当の先生からは「脳梗塞」を起こしていると言われたそうです。」
と書かれていますね。 これは、非常にまずいと思います。リハビリ担当の先生というのは、医師でしょうか、そうでは無いと思います。もし医師だとしても状況をきちんと把握して十分に説明しないから、本人と妹のあなたが不信感を抱い たのです。主治医の治療を邪魔しているとも言えると思います。
私であれば、そういうことを言ったことが発覚したら、そのリハビリ担当に厳重注意をあたえるでしょう。

さて、クモ膜下出血は大変重篤な疾患で、発症すると約50%は死亡します。そして全体でもとの社会生活に復帰できるのはわずかに20−30%に過ぎません。お兄さんの入院時、治療前の意識状態が不明ですが、術後に会話できるまで回復したとかかれていますので、術前は話せなかった意識であったと思われます。従って、術後に頭痛を強く訴えるようになることは良くあります。そのこと自体で、状態が悪い方向に向かっているとは言えません。

私は、脳外科専門医であるとともに血管内治療専門医です。
血管内治療は、説明を聞かれたかもしれませんが、当然合併症として、脳幹部の脳梗塞も起こりえます。それは、クモ膜下出血発症時に生じた脳梗塞との区別がつきにくいかもしれません。 意識レベルが術後よくなって、その症状(複視「斜視のよう」など)が明らかになることもよくあります。

お兄様の、今後の回復については、ネットで診断し予後を予想することは不可能です。また、治療手順は医師によって変わってくるのでそれを私が述べることは全くの意味をなしません。
ただ、現在、くも膜下出血発症から約2週間です。くも膜下出血発症から7日〜14日後では、「血管攣縮」といって、血管が収縮して脳梗塞を発症してくる時期にあります。この影響でお兄さんの状態が悪化してきた可能性はあると思います。
しかし、すでに血管攣縮に対しては対処する治療は行ってきたはずです。


最後に、大切なことを申し上げます。
あなたは、最初にその医師を信頼して治療を受けたはずですし、その結果にも十分満足を得ておられます。
ですが、先にも述べましたが、心ないリハビリ担当者の言葉で不審感を強めたのでしょう。
確かに、主治医の経過に対する説明不足もあったかもしれませんね。
せっかく治療が上手く行っているのですから、主治医ともっと会話をしてみましょう。

お互いの信頼感無くしては、お兄さんの経過に悪い経過しか与えないでしょう。
頑張ってみて下さい。
医師は、悪意を持って治療することは100%ありませんから。


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質問者: 返答済み 4 年 前.

早々のご回答をありがとうございました。少し気持ちが落ち着きました。


 

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