JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
猫山司に今すぐ質問する
猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 医療
満足したユーザー: 14290
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
61645565
ここに 医療 に関する質問を入力してください。
猫山司がオンラインで質問受付中

私は、現在妊娠7週目です。 独身時代の7年前に中絶の経験があります。 そして、現在再度血液検査をしているところで

解決済みの質問:

私は、現在妊娠7週目です。
独身時代の7年前に中絶の経験があります。
そして、現在再度血液検査をしているところですが、血液型検査でAB型RH−と認識しています。(私はアメリカで産まれで血液型を知らず、小学生の時に日本で兄弟みんなで血液型確認をしました)
「RH血液型不適合」につ いて最近知り、過去の中絶もあり、抗体ができているのでは?子供を無事に出産できるのか。など不安になってきました。
現在かかっている病院にも相談しましたが、まずは血液検査をして本当にRH−なのか、を確認しましょう、又以前中絶した病院に問い合わせを入れて、その時に血液検査や手術後に注射をしているか等を確認してみては?とのお話でした。
本日、その病院に問い合わせを入れましたが、7年前のカルテは既に処分していてわからない。とのことでした。
また、中絶手術を受ける方には血液検査をしているか?と尋ねました(私がRHマイナスと知っていたら、必ず注射はしているとおもったので質問しました)が、採血しない場合もあるとのことでした。
今回まで、私は血液型不適合についての認識がなかったこともあり、当時おそらく何も処置していないのではと思っています。
そうした場合、抗体が出来ている可能性や、このまま妊娠は継続できるのか、治療はどうなるのか、疑問と不安でいっぱいです。
なにより、夫は私の過去の中絶経験を知らせておらず、なにかあったら、夫に申し訳なく、どこからなんと伝えてよいかわかりません。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 医療
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
こんにちは。猫山と申します。

Rh式血液型不適合妊娠は、母親がRh(-)で父親がRh(+)陽性の場合に起こりえます。

Rh(-)の女性が初めて妊娠した際、Rh(+)の胎児の血液が母体内へ侵入することで、母体にRh(+)の赤血球対する抗体(抗D抗体)が作られます。母体感作と呼ばれる現象ですが、これは流産や人工妊娠中絶でも成立します

Rh(-)の母親がRh(+)陽性の児を2回目に妊娠すると、抗D抗体が胎盤と臍の緒を通して胎児に移行し、胎児の赤血球を破壊してしまいます。それにより「Rh式血液型不適合妊娠による新生児溶血性黄疸」が起こります。

ただし、これに対する対処の方法はございます。

少し補足情報を下さい。

①現在、妊娠をフォローアップしている産婦人科主治医に、過去の中絶歴を申告されましたか? 

②現在通われている産婦人科はどれくらいの規模の医療機関でしょう。

③「現在再度血液検査をしているところ」とのことですが、これは何を調べられているのでしょう? 抗D抗体の有無を調べることもできますが、それを行っていますか?

以上、確認させていただけますと幸いです。
※ご返信のタイミング次第で回答は少し遅くなるかもしれません。ご了承ください。
※※なお、仮に相談者様の体内に抗D抗体が出来ていた場合、胎児に対する特別な対処が必要となりますので、設備の整った病院への転院等も考えられます。その理由をどのようにご主人に説明するかについては、医学的な問題ではありませんので、ご夫婦間で解決する道を探られて下さい。



【「評価」「再投稿」「オプトアウト」の使い分けがわからないままこれらの機能を使わないで下さい。回答にご不明点がある場合は、「評価」をせずに返信機 能でご質問下さい。評価は「最終評価」です。マイナス評価を賜った場合には、より有意義に相談を進めていただくために、私はオプトアウトさせていただきます】
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

失礼しました。
①は飛ばしてください。

 

ちなみに「手術後に注射をしているか」というお話の中の注射とは、出産後72時間以内にD抗体がつくられるのを予防する注射(抗Dヒト免疫グロブリン)のことを指していると思われます。

質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生、はじめまして。


質問への回答ありがとうございます。


補足に関してですが、



①主治医には伝えてあります。


 最初に妊娠の確認に行った際は、最初の問診票へ記載しており、


 今回昨日、血液型不適合の可能性があるのでは?と不安で受信した際 にも中絶経験があること前提でお話しています。



 ただ、③については、抗体があるかを調べる、とのお話がありました が、昨日の血液検査で調べているかは、記載事項の紙などがなく不明 です。病院に問い合わせを入れた方が良いでしょうか。


 抗体があるのでは?と不安になっていることを話しながら、


 その後の血液検査なので、一緒に確認している可能性もありますが、


 まずは、妊婦検診をおこなったと思います。


 (梅毒、B型肝炎など・・4〜5本の血液を摂っていました。)



②総合病院などの大きなところではございません。


 主治医は現在のところ、状況を把握していこうと親身に対応頂いていますので、対応できない際は主治医から他の病院に移る必要がある、と説明があると思い、現在は他の病院はさがしていませんが、大きな総合病院などを探してはやめに受診した方がいいのでしょうか。


 現在は、世田谷にあるローズレディースクリニックという病院に通院しています。


 http://www.roseladiesclinic.jp/touin/hajimete.html



どうぞ宜しくおねがいいたします。

質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生、


 


はい、注射についてはその注射を手術後にされているかの確認を取りたかったのですが、不明なままです。


 

専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.

ご返信・追加情報ありがとうございます。

医学的な部分のみを取り上げて回答するならば、これはシンプルな問題です。

相談者様の体内に抗D抗体が無ければ、お話はそこで終了です。このまま、一般的な検診を受けられながら慎重に妊娠経過をモニタリングしてもらえばよいでしょう(抗体が無ければ、その点においては第一子の妊娠ということになりますから新生児溶血性黄疸が起こるリスクはきわめて低くなります)。

相談者様の体内に抗D抗体が存在していた場合、そしてご主人の血液型がRh(+)であった場合、綿密なフォローアップが必要になります。
まず、抗体価を定期的に測定し、上昇傾向が無いかどうかを確認します(上昇=胎児に影響を及ぼしていると理解されます)。その場合は、羊水を採取・臍帯穿刺によって、胎児の貧血の有無と程度を測定します。
結果いかんでは、Rh(-)の濃厚赤血球を胎児の腹腔内に注入する「胎児腹腔内輸血」もしくは、直接胎児の血管内に輸血する「胎児血管内輸血」が必要になります。
出生後は児の貧血や黄疸の程度いかんで、輸血、γ-グロブリン投与、黄疸に対する光線療法などを行う必要があります。

臍帯穿刺以降の検査・処置は胎児に対する侵襲が起こりうるリスクが高い操作ですので、現在通われているクリニックでは施行が難しいのではないかと考えます。

1) 抗D抗体の有無の確認
2) 抗D抗体が陽性だった場合、その後、どこまで現在のクリニックでフォローしてもらい、どの段階で、もしくは検査値がどうなったらおり規模の大きな病院へ転院するか(する必要があるか)

この2点について主治医と改めて相談されるのがよろしいかと存じます。
転院先は現在のクリニックが探してくれますので、ご自分でお探しになる必要はありません。

ご不安で混乱されていることは理解しますが、整理すれば、相談者様がなされるべきは上記1)と2)です。
まずこれを確実に確認・相談されてください。

以上、ご参考になれば幸いです。

質問者: 返答済み 3 年 前.

猫山先生、

迅速なご回答に感謝いたします。

 

すべきこと、と今後もし抗D抗体があった場合の処置も記載があり、

イメージすることができました。

またリスクが高い出産になることも、感じています。

もし抗D抗体があった場合でも、無事に出産している事例は多いのでしょうか。それとも、失ってしまう可能性の方が高いのでしょうか。

 

すべきことや、現状できることは限られていることは理解しつつ、

漠然とした不安はとれません。

どれくらい覚悟を望めばいいのか、程度がつかめないのですが、

凄く難しい出産になるのでしょうか。

 

 

追記で、もうひとつお伺いできればと思いますが、中絶手術後に注射による処置がなされてない場合でも、抗体ができないこともあるのでしょうか。よろしくお願いします。
専門家:  猫山司 返答済み 3 年 前.
お待たせしました。

起こりうるリスクは、胎児の赤血球が抗D抗体によって破壊されることによる貧血や黄疸、 脳障害(これは黄疸が高度な場合に起こります)、そして流産などです。
ただしこれは何の手だても講じられなかった場合に当てはまることであって、妊娠早期から、前述したような不適合妊娠のための対処が講じられていれば、かなり高い割合で対処、もしくは未然に防ぐことが可能です(それぞれの合併症がどれくらいの割合で起こるか、資料を当たってみたのですが記載されているものがありませんでした)。

不適合妊娠でも、然るべき対処がなされれば、胎児は無事に生まれてくる場合が大多数ですし、新生児黄疸を有して生まれてきても、出産後の治療で後遺症なく治る場合が大半です。
RH(-)の血液型をもつ日本人は日本では0.5%に過ぎませんが、米国人の15%はRH(-)です。こうした事情もあり、不適合妊娠に対する対処は確立しています。

従いまして、相談者様がなされるべきは、流産や死産、お子様の障害などを「覚悟」することではなく、適切な医療機関で適切な治療を受けるための「心構え」を持たれることだと考えます。

> 中絶手術後に注射による処置がなされてない場合でも、抗体ができないこともあるのでしょうか。
可能性は低いけれどもありえなくはない、といったところでしょう。当時のパートナーの男性もRH(-)の血液型だった場合と、当時妊娠した胎児の血液型がRH(-)だった場合は抗体はできません。
猫山司をはじめその他名の医療カテゴリの専門家が質問受付中

医療 についての関連する質問